奈良県警、なぜっ!?
20日(木)は朝から東京地裁でじつに濃い刑事裁判を次々傍聴した。
女性のためのある施設で「クレーマーのような存在」のおっさんを退治したかのような事件…。別の事件の被告人(78歳)は、きっぱり言うのだった。
被告人 「あのぅ申し訳ないですが私、罪の意識がぜんぜんありません!」
マニア氏から教わって傍聴した民事の尋問期日。被告はテレビ朝日。証言に出てきたキーワードでネット検索したら過去の報道がヒットしたり。メルマガ次号と次々号でどの事件をレポートしようか、悩んでしまう。
くらくらしつつ裁判所を出て、警察庁へ。お宝文書2件の開示を受けた。
それから俺は、25分ほどかけて銀座8丁目、奈良新聞の東京支社へ歩いた。以下は4月18日付け奈良新聞の一部。
ハンプで速度抑制 - 通学路の安全確保へ県内初
通学路の安全確保を目指して、大和高田市は同市大谷の通学路に自動車の速度を抑制するため段差(ハンプ)を、県内で初めて設置した。県警と協力して実施した調査では、車の速度抑制に効果が確認された。ハンプは騒音や住環境への悪影響もあるとされ普及が遅れているが、県警交通規制課は「車両の速度抑制に良い効果が出た。有効な対策の一つとして設置を働きかけたい」としている。
なんだとぉ~っ!!! 通学路の速度抑制に有効と決まってるのにタブーだったハンプ、警察庁の野望に水を差すハンプを、奈良県警はなぜっ? 警察庁の野望に逆らってまで通学の小学生たちの命を守るのか!
しかしネットでは一部しか読めない。紙の新聞を手に入れなければっ! つーことで東京支社へ行ったわけ。なんと一面トップだった。ほ~!
ハンプの設置が全国に広がれば、通学の小学生たちが守られるかわりに、新型オービスがバカっぽく見えてしまう。【新型オービスの導入 → オービスによる青切符の速度違反取締りの解禁 → 速度違反金 → 取締りの民間委託】というシナリオにケチがつく。
いや、そんな単純なシナリオだったら、駐車取締りの放置違反金、民間委託と同じようにさっとできるはず。ところが今回のは、2013年6月の国家公安委員長の「苦言」から始まり、懇談会を設置し、試行運用にモデル事業…高速道路の制限速度を120キロに引き上げるという飴玉まで持ちだしてる。やけに念入りじゃないか。
1993年と1994年に発表したあの野望の実現、そこへ向かってるんだな、というのが俺の読みだ。詳しくは今月下旬発売の『ラジオライフ』に書いた。
興奮しつつ再び銀座の中心部を歩き抜け、有楽町の向こうから電車に乗って究極の居酒屋「昭和」へ。いやはや充実の1日だった。
ちなみに久しぶりの昼間の、てか陽のあるうちの銀座は、昔の銀座とは一変、観光バスと外国人観光客だらけ。びっくりしたよぅ~。
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