耳にイヤホンの18歳女子、背後から犯人が
あっついですね~!
単行本原稿の進みがよろしくないのに、澱(おり)のように溜まった文書や書籍をざくざく捨てろ、7月中に捨て終えろとお頭(かしら)様から厳命され…。
ま、終活を視野にいれればこの際、かなり処分せねば、とは思うのだが、メルマガの発行は月火木金。週4回の締切りは容赦なく迫り…。
そのメルマガ「裁判傍聴バカ一代」、7月は以下の5号を発行した。
俺の肩書きは交通ジャーナリストだが、交通違反・事故の裁判はごく一部。事件のジャンルにはこだわらず、裁判が公開なのは国民が司法を監視するためという趣旨を大事に、どうしてもお伝えしたい見所のあるケースをレポートしてますので。
第1935号 制限速度を誤認識した場合の有罪論法は
首都高速、山手トンネル、目黒区内のオービスⅢLxによる69キロ超過(測定値129キロ)。被告人は「高速」だから制限100キロと思っていたと主張。そういうケースをどう有罪にするか、俺が解説書等でお勉強してきた論法とは違う主張を検察官はした。あれれ? ちなみにこの長坂和仁裁判官、注目かもしれない!第1934号 取調室と法廷、自白強要はどっちが執拗?
万引きで執行猶予中にまた万引きをやり、実刑判決。その控訴申立ての直前か直後にまた万引き! 控訴審とは別に地裁で始まった、かなり珍しい裁判。被告人はクレプトマニアでピック病のおばさんだ。いったいどうなるのか。司法はまた無惨な姿をさらすのか、それとも…。追っかけざるを得ない!第1933号 公訴事実を間違えたり、非常に珍しい裁判!
若くスリムな女性検察官が起訴状を朗読し始めたところで、裁判官がストップをかけた。裁判所へ提出した起訴状と内容が違うというのだ! 女性宅に侵入し、寝ていた女性に「覆いかぶさって抱きつく暴行を加えた」という事件。50万円を支払っての示談書を検察官は不同意。その理由が…。こういう珍しい裁判をレポートするのが俺の役割かと。
第1932号 耳にイヤホンの18歳女子、背後から犯人が
ぎっしり満席の法廷で「強制わいせつ」の新件っ。「もうゴールデンウィークも終わりか。また会社へ行くの嫌だな…女の人のおっぱいを触りたい…5分くらい探し…小柄で細身でタイプ…この人のおっぱいを触ろうと決意し…」。被害女性(18歳)はイヤホンで音楽を聴いており、背後から近づく被告人に全く気づかず…。第1931号 面識ない客を一升瓶で殴り、割れた瓶で刺し
氏名検索では7年前の報道がヒットする。山口組系の組員が会社役員を監禁して「北朝鮮へ送るぞ」などと脅したと。どうやら同一人物らしい。7年前の刑は懲役3年。今回のは要するに酔って暴れたというもの。「複雑酩酊」による心神耗弱までは検察官も認め…。 編集後記は「裁判.in」について。
いま購読登録すると、以上5号がどどっと送信される。そして月末まであと13号が順次送信される。そこまで無料だ。
翌月から月額108円だが、面白すぎてヤメられなくなるのか、かわいそうな今井を読み支えてやろうとてか、6月中の購読解除は約1.4%にすぎなかった。ありがたいことです!
※ 画像は法務省の掲示板より。
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