時速235キロでオービスに
今日は強い心で裁判所行きを休んだ。
メルマガの2月の最終号を昼頃に送信。東京は風も止み急に暖かい青空となったので、運動がてら自転車で広範囲へ買い物等に出かけた。
途中、静かな住宅街に煙が見えた。火事だった! 警察官だけがいて消防車はまだだった。
やがて消防車はきたものの、木造2階建ての家1軒が燃え落ち、隣家へ延焼するのを間近で見届けてしまった。
住人は留守だったようだ。帰ってきたときのショックは如何ほどだろう。
火事は怖ろしい。なんかものすごく疲れてしまった。火の用心、しようと思った。
あとで遠回りして現場へ行ってみた。鎮火していた。規制線のところに立っていた警察官が私をじろじろ見た。成果をチェックに戻ってきた放火魔を見るような目だった。あの目から察するに、放火だったのか?
帰宅すると、マニア氏からメールが届いていた。びっくりな報道を見たかと。
以下は3月1日付けテレ朝ニュース。
中指立ててオービス通過 時速235キロで中央道を…
東京・国立市の中央自動車道で法定速度を135キロ、オーバーした時速235キロで車を運転したとして41歳の男が逮捕されました。
■■■■容疑者はおととし1月、国立市の中央自動車道で、時速100キロの法定速度を135キロ超える時速235キロで車を運転した疑いが持たれています。警視庁によりますと、現場の自動速度取締機、通称「オービス」に前方のナンバープレートを外したスポーツカーが映っていて、所有者の■■容疑者が浮上しました。■■容疑者はおととし、都内の別のオービスに向かって中指を立てながら速度違反をする姿が映っていて、これまでに同じ車で5回以上の速度違反を繰り返していたということです。■■容疑者は「自分かどうか分からないので、認めません」と容疑を否認しています。
あそこにあるオービスは何だっけ。三菱はすでに交通取締り機器から撤退していることもあり、東京航空計器のオービスⅢ、Lk型かLx型かなと思う。
拙著によれば、Lk型は240キロまで測定できる。そのことは東京航空計器の証言専門社員氏の法廷証言で聞いたと記憶する。
本件被疑者はどうなるのか。
これはもう略式による罰金では済まない。警視庁が逮捕したというのだから、東京地裁の法廷へ出てくるはず。
速度違反の最高刑は懲役6月。東京地裁における首都高速、高速道路の鉄板相場は、超過80キロ台が懲役3月、90キロ台が懲役4月だから、本件の求刑は懲役6月だろう。
初犯なら普通必ず執行猶予が付く。超過80キロ台だと執行猶予は2年か3年。本件は4年か5年かも。
ほかの5件がどうなるか、分からない。5件の超過速度にもよるけれども、合計6件の起訴となれば、実刑の可能性はあるかな。
期日を調べて必ず傍聴しよう。
そんなことより大変なのは、バカげてるとしか言いようのないぶっ飛んだ冤罪、北陵クリニック事件だ。 ←リンク先のサイト、見た目は古くさく大量の文字があるけど、読みやすく分かりやすく、なんと有名なお医者さんがつくったサイトなのだ。
2月28日、仙台高裁は先輩裁判官らのメンツを守った。世の中でいちばん悪質な犯罪者は裁判官たちだと思う。守大助さん、そのご両親の気持ちを思うと涙が出そうになる。
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今頃の返信で申し訳ありません。
減点とも加点とも私が言ったことがありません。「点数が登録され」「違反点数の登録が為され」という言い方を私はします。
しかし! そんな言い方をするのは警察とマニアだけ(笑)。減点、加点のほうが圧倒的に一般読者、視聴者になじむので…というのは分かります。減点という言い方はトラブルのもとになると私は思いますが、まぁ仕方のないところなのかなと。
詳しくは拙著『なんでこれが交通違反なの!?』に詳述しました。
投稿: 今井亮一 | 2018年5月27日 (日) 01時27分
デイリー新潮の記事、読ませて頂きました。
「そして減点は12点の一発免停です」との記述があったのですが、
ここは減点ではなく「加点」と表記するべきだと思いました。
投稿: 匿名 | 2018年3月11日 (日) 09時54分