大阪のレーザー式オービスLs型とLp型の図面
前号の当ブログ記事「東京航空計器のオービスからループコイルが消えた!」、かなり多くの方の目にとまったようだ。ありがとうございます。
関連して、大阪の非常に不可解なオービス事情について、メルマガ第2090号「息子の彼女に売春させた母親と注目検事!」の編集後記に書いた。
非常に不可解な流れの中で、ループコイル式ではなくレーザー式のTKK(東京航空計器製)オービスが登場するのである。
当ブログでは今回、前号の「仕様書」から、「オービスⅤ Ls [F型柱2車線]」と「オービスⅤ Lp [自立型]」の、その実際の外観がうかがえる図をご紹介しよう。
どうです、Ls型は、オービスマップなどでLHと表記されるオービスと見た感じほぼ変わらないでしょ。
ただ、ループコイルは埋設されておらず、かわりにレーザー式の小さな筐体が設置されているのである。
撮影端末は2車線分あるのに、レーザー式の測定装置はひとつ。ひとつで同時に2車線をカバーできるのか。あるいは、今日は右側の車線、明日は左側の車線というふうに切り替えるのか。
Lp型は、従来の道端のオービスに比べて細長い。だいぶスリムだ。
ただ、ループコイルは埋設されておらず、筐体の下側の長方形の開口部からレーザー式の速度測定を行うのである。
おそらくこの開示文書のLp型だろう、8833jpさんがまとめたというサイトに画像と動画がある。
どうやら私は、そのサイトをマニア氏からお教えいただき「ぎょっ、なんだそれ!」となり、大阪府警に開示請求して今回の文書をゲットしたのだ。
8833jpさん、そして読者氏、マニア氏に大いに感謝する。もう感謝しきれない。折原崇文検事のこともそうだが、マニアな方々はほんと大したもんだ。ありがとうっ!
ところで、やはり8833jpさんのスクープ情報、北海道の国道の道端にLSM-100(TKKのレーザー式速度測定機。通常はパトのルーフに搭載される)に酷似した装置があり、付近道路にループコイルの埋設跡があるという件。
あれは──近日発売の『ラジオライフ』で詳述したが──警察庁も北海道警察もあずかり知らぬことらしい。考えてみれば、TKKが勝手にそんなことをやっちゃっていいのか? 取締りをするわけじゃないんだからべつにいいじゃん、とも言えるけど、「最新型のLSM-100が道端に設置されたぞ!」という調子でネットで話題になっているようで、うーん、大丈夫なのか?
ま、とりあえずそんなところで。
明日、東京地裁へ行こうかどうしようか悩んでいる。明後日は前橋地裁・太田支部へ行かねば。
その翌日は、2013年に一部無罪になった被告人の、出所後の再犯かと思われる事件がある。さらにその翌々日は、渋谷のスクランブル交差点を暴走したと大報道された事件が…。
単行本、ヤバイ。絶対ヤバイ。担当編集者氏(その出版社の社長氏)に泣きのメールを入れなければ? 嗚呼…。
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