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2018年5月19日 (土)

摂食障害は死に至る病(やまい)!

 18日(金)は、「稲毛の女性強盗殺人 被告に無期懲役判決」などと報じられた「住居侵入、強盗(変更後の訴因 強盗未遂)、強制わいせつ、強盗殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反、窃盗」の控訴審第1回を、刑事事件では普段使わない102号法廷(98席)でちらっと傍聴したほか、女性被告人の「窃盗」を3件(全部万引き)傍聴して終わった。

 1件目の女性、一見老婆かと思いきや、被告人質問での話し方は30歳台にも聞こえた。
 そんなことより、がりがりの激痩せを通りこして、骨格標本に皮をかぶせて服を着せたよう、とでもいうか! 逮捕時なんと23kg! 保釈後は入院治療を続け、現在27kgだという。摂食障害(食べ吐き)は死に至る病なのだ。
 前刑の執行猶予が満了して間もなく、しゃぶしゃぶ食べ放題へ行き、尋常じゃない量をただ吐くために食べ、吐く前に水を飲む必要があるところ、水だと体が冷えるからと、トイレの洗面所で温水が出る百貨店へ向かい、トイレへ行く途中、飴3袋を万引き…。

 2件目の女性は、60代で樽形体型。老眼鏡がほしかったが無職で所持金がなく、他の商品とあわせ万引き…。
 利得目的に私は興味がない。途中で出た。いやもちろん、利得目的に見えてじつは万引き病、窃盗症スペクトラム(私の造語)のどこかのステージにいるというケースもあるわけだが。

 3件目の女性は、一見セレブ熟女。万引きで保護観察付き執行猶予中の万引きかと。泣きながらの供述が凄かった! 自罰感情の悪魔に取り憑かれているというか。

 1件目と3件目の弁護人は、なんとアミティの林大悟弁護士だった。
 林弁護士は下掲の書籍に23ページ書いている。じつは私も13ページ書いている。私は傍聴席から万引き病、窃盗症、クレプトマニア(の裁判)を見つめ続けているのだ。

 同書でも書いたが、万引き病の方、またそのご家族に裁判の傍聴を私はお勧めしたい。
 「もう絶対しない!」と誓ったのにどんなシチュエーションでなぜまたやってしまうのか、あなたのほうが私なんかよりずっと深い理解、感銘を得られるはずだ。夫や父母が情状証人として出廷し、再犯させないために今後どう指導監督していくか述べる、のがお約束だが、聞いてあなたは「そんなことで再犯を防げるはずがない」と思うかもしれない。被告人は「もう絶対しない」と固く誓い、そのためにはここに気をつけると誓う、聞いてあなたは「この人はきっとまたやる」と思うかもしれない。
 何より、検察官、裁判官が遠い異世界の愚者に見えるかもしれない。しかしその愚者がじつに官僚的に被告人をあなたを刑務所へ落とすのだ。

 1件か2件傍聴して分かった気になるのではなく、とにかく次々と傍聴する、そのほうが深いものが見えてくる。
 なかなか平日の昼間に裁判所へ行けない方は、私のメルマガ「裁判傍聴バカ一代」を是非。いや万引き専門のメルマガじゃないけど。バックナンバーのページを見てみると、月にだいたい2~5号が万引き裁判のレポートかな。 ※火木土発行。

 18日(金)は早めに裁判傍聴を終え、警察庁へ。あのこと、いったいどうなったのか、興味津々の文書を開示請求してきたよ。
 ついでに『警察學論集』から2つの論文をコピー。「防犯カメラ画像が証拠となる犯罪事実の認定について」(東京地方裁判所部統括判事 守下実)と、「認知症と犯罪について」(聖マリアンナ医科大学病院認知症治療研究センター長 医学博士 袖長光知穂)の2つだ。
180518 後者は当然、万引きについても言及がある。前者の肩書きに「部統括」とあるのはママ。「部総括」の誤りだと思う。

 そうして北区滝野川の amazing ultimate senbero izakaya SHOWA へ行ったのであった。今週2回目。だぁって暑いんだもん、仕方ないじゃん、ねぇ。
 画像の左はカキフライと串カツ、右は牛スジの煮物。いずれも1皿チケット1枚。チケットは10枚綴りで1200円。

 ←5月19日11時30分現在、週間INが140で2位~。happy01

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