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2018年6月24日 (日)

警部補の66キロ超過、なぜアウト?

 私のほうでコメントしておこう。
 以下は6月20日付け産経新聞の一部。

警部補、公用車で66キロオーバーで赤切符 助手席に部下 滋賀県警
 滋賀県警の警察署勤務の30代男性警部補が、公用車を運転中に制限速度(70キロ)を66キロ超過したとして、道交法違反の疑いで交通反則切符(赤切符)を交付され、所属長訓戒の処分を受けていたことが20日、県警への取材でわかった。処分は5月30日付。
 県警監察官室などによると、警部補は4月8日、三重県伊賀市内で、公務で公用車を運転中に制限速度(70キロ)を超過し、三重県警から赤切符を交付された。助手席には部下が同乗していたという。
 警部補は「仕事で急いでいた。部下を指導する立場で違反をしてしまい、反省している」などと話しているという。

 66キロ超過を反則金で処理したとは、なんと大胆なことを! それも犯人隠避に当たるのか? と一瞬大興奮した方が全国に5人くらいいたかも。
1806231
 「交通反則…」までで大興奮せず、落ち着いて「(赤切符)」とあるところを読み、はは~、産経新聞は「反則」に法的意味があることを知らないのだな? と分かった方は、これは全国で100人、いやもっと千人も万人もいたかも。
 ちなみに私は5人のうちの1人だ(笑)。わけ分かんない話ですみません。

 さて、超過速度が30キロ(高速道路等では40キロ)以上は「非反則行為」とされ、交通切符(赤切符)が交付され、罰金刑とされる。
 超過速度がもっともっと高い場合、罰金刑ではすまず“体刑事案”とされ、当初は交通切符(赤切符)を切られていても、あとで通常書式でやり直しになる。公判請求(正式な裁判への起訴)をされ、懲役刑を求刑される。

180623 警部補の件は、制限速度が70キロってところからして、罰金処理のケースかと。警部補は「交通罰金前科1犯」になるのだ。

 それはそれとして、「仕事で急いでいた」という点について。
 警察の仕事は緊急を要する場合が多々あるはず。事件の被害者等からすれば一刻も早く来てほしいはず。犯人からすれば、頑固に制限速度を守ってゆっくり来てほしいはず(笑)。
 なわけで「スピード違反くらい、いいじゃないか」という意見が当然にあるだろう。

 今回の画像はぜんぶ、警視庁から開示を受けた「不送致事件検討表」だ。
 都内のオービスが違反車として測定・撮影したのは、警察官運転の車両だったけども、これこれの理由があるので不送致、つまり検察庁へは送らないことにしたい(する)という文書だ。

180623_2 私は一時期、この文書をだいぶゲットした。ま、kingファイル1冊程度だが。
 多くは「正当業務行為」で、何が正当業務だったかは墨塗りだ。速度違反の取締りを理由とするものが一部あり、それは墨塗りがない。
 そこから推察するに、速度取締りではない「正当業務行為」でぶっ飛ばすことがだいぶあるらしい。

 んで、今回の滋賀県警のケース。
 「仕事で急いでいた」ものを、警視庁だけが「正当業務行為」で「不送致」とし、滋賀県警、三重県警はダメ、とは考えにくい。

 滋賀県警のは、とくに急ぐべき「仕事」とはいえなかったのか。あるいは、警視庁だって超過速度が66キロだと「正当業務行為」とはしないのか。どっちか、かなと思える。

 そうしたこととは別に…。
 上掲の産経報道には「三重県警から赤切符を交付された」とある。
 A県のオービスがB県の違反車を測定・撮影した場合、写真等をB県へ送ってB県で切符処理させることは普通にある。ところが本件では、滋賀県警の警部補を三重県警へ後日呼び出した、と読める。
 誤報でないなら、滋賀県警からすれば屈辱だろう。いったいどんな機微があったのか、滋賀県警と三重県警の関係は今後悪くなったりしないのか。

 いま裁判所への往復の電車内でこれを読んでる。15年以上前の本とはいえ、面白いわ! 

 ←6月24日1時40分現在、週間INが140で1位~。happy02

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