弁護士が裁判所のトイレに“放火”した事件
以下はメルマガ第1840号「子どもが知れば虐待に、負の連鎖になる」の編集後記だ。改行等、一部改変する。2017年1月24日のレポートだ。
それからは俺は、エレベータで1階へ。
1階で降りると、上行きのエレベータを待ってるマニア氏がいた。マニア氏いわく、6階で大変なことが起こってるという。
えーっ、何すか! つーことでいっしょにエレベータで6階へ。6階で扉が開いたのが、だから14時40分ちょい過ぎかな。
目の前を、ごつく重そうな耐火服を着てヘルメットをかぶった消防隊員が3人、右側へ歩き去るところだった。左側、すなわち中央廊下の北側を見て「うわっ!」となった。
制服の警察官たち──と言っても拳銃とか吊した地域課ではなく主に鑑識係──が見える限りで20人くらいいたのだ!
鑑識係のほかは、「捜一」(そういち)の腕章を付けた私服警察官たちだ。裁判所の職員たち、そしてお掃除のおじさんとおばさんが各1人いた。鑑識係の警察官たちは皆、両足に透明ビニールのあれを付け、男子トイレへ出入りしてる。
お掃除のおじさんとおばさんもそれを付け、男子トイレの外の壁際に「今井君、廊下に立ってなさい!」みたいな感じで(笑)、立っている。いったい何があったんだ? 物々しさからして、男子トイレ内で殺人か?
そうじゃないだろ、さっき重装備の消防隊員が去ったもの。
やがて「放火」らしいと分かってきた。マニア氏によれば、その時刻に付近で開廷してるのは民事の608号法廷(20席)だけだという。
俺はマニア氏と、608号法廷へ行ってみた。貸金請求だっけ、本人か証人の尋問をやってた。外の事件とは全く関係なさそうだった。夕方帰宅すると、なんと14時46分付けでNHKがこう報じていた。
東京地裁など入る建物でトイレットペーパー焼ける
24日午後、東京・霞が関の裁判所が入る建物の男性用トイレで、トイレットペーパーが燃えているのが見つかり、警視庁は何者かが火をつけた疑いがあると見て捜査しています。
24日午後1時40分ごろ、東京・霞が関にある東京地方裁判所や東京高等裁判所などが入っている建物の6階にある男性用トイレで、トイレットペーパーが燃えているのを清掃作業をしていた女性が見つけ、裁判所の職員が110番通報しました。
警視庁によりますと、女性は濡れたぞうきんですぐに火を消し止め、けが人などはいないということです。
法廷が並ぶ裁判所の6階の廊下には、多くの警察官や消防隊員が集まり一時騒然としました。
警視庁は、何者かが火をつけた疑いがあると見て、周辺の防犯カメラを調べ、不審な人物がトイレに出入りしていなかったか捜査しています。トレペーが過失で燃えるはずがない。故意に火をつけたんだろう。いったい誰が?
裁判所に恨みを持つ者は、いくらでもいるはず。特に民事は、原告と被告、一方が勝てば一方が負ける。何にしても、東京高地簡裁合同庁舎には監視カメラがたくさんある。1階の狭い喫煙所にさえ2つもある。本件男子トイレのすぐそばの天井にもある。
あのカメラの録画映像を大高正二さんの刑事裁判で俺は見たが、かなり鮮明だった。
庁舎中のカメラ、また駅等の監視カメラで犯人を追える。すぐに捕まる可能性はあると思う。そういえば何年か前、裁判所の女子トイレで覚せい剤を注射使用した女性がいた。男子トイレ内を小便で汚損して懲戒処分を受けた裁判所職員もいた。
詐欺(詐話による金品要求)の電話を裁判所内からかけまくり、と思われる男もいた。地下のコンビニで万引きした男もいると聞く。
裁判所はワンダーランド、いろんなことがある。
その“放火”事件の刑事公判を9月10日(月)、傍聴してきた。
メルマガ「裁判傍聴バカ一代」、9月は以下の4号を発行した。
第2150号 弁護士が裁判所のトイレに“放火”した事件
事件直後の現場をたまたま私が目撃した事件だ。すでに弁護士登録を抹消した被告人は、いかにも気が弱そうで優しく誠実そう。いじめたくなる者もいる一方で、応援したい者も多いのだろう、たいした争いの事件でもないのに、なんと弁護団が10人も…。第2149号 自動二輪が90キロで信号無視、死亡事故!
90キロで赤信号無視で突っ込み、青信号で横断歩道を横断中の自転車の女性に激突…すべては自動二輪自身のドラレコに録画されており、目撃者も2人いるというのに、真っ向否認なのだった。どゆことっ? 編集後記は、記者クラブメディアに大儲けの提案。第2148号 息子を殺害、「鑑定留置理由開示」の裁判は
大きく報道された事件。理由開示の裁判は、表面的な漠然とした理由(と称する短文)を述べるだけの手続きだ。なのに弁護人2人は、夏休みの満席の傍聴人を前に、不当な身柄拘束だと熱く糾弾するのだった。第2147号 重過失傷害、赤信号見落としの自転車事故
2009年に警察庁が自転車違反の取締りを増やすよう通達を出してから、東京地裁の法廷に自転車事故がぽつぽつ出てくるようになった。私はずっと監視し続け、今回は危うかったがなんとか傍聴。いつもの自転車事故と同じ点、異なる点…。 ほか六本木の「じゅまんじ」の客引きの事件など。
いま購読登録すると、以上4号がどどっと送信される。そして月末まで9号が順次送信される。そこまで無料。
次号は、色情盗で何度も服役しながら、刑務所を出てまた、人混みで女子のポケットからスマホを盗んだ男、に対して司法は相場通り量刑を上げていくしか能がない、という話になるかも。
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