女性巡査の175キロ、罰金10万円かと
そっちがもともとの専門である私のほうから少しコメントしとこう。
以下は9月3日付け時事通信、の一部。
速度違反で女性巡査を書類送検=「寝過ごし遅刻」と175キロ-新潟県警
新潟県警は3日、高速道路を時速175キロで走行したとして、警察署の地域課に勤務する女性巡査(23)を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。巡査は容疑を認め「このようなことをしてしまい、本当に申し訳ない」と話しているという。
送検容疑は7月4日午前7時45分ごろ、県内の高速道路で公用車を運転中、法定速度を75キロ超える時速で走行した疑い。
テレビのニュースでは、東京航空計器のオービスⅢ(スリー)のたぶんLx型、ループコイル式で画像伝送式が映し出されていた。
おそらくそれなのだろうとは思うが、こういうことは分かってない方が多く(※)、違うかもしれない。ネットではNシステムの画像を出しているサイトもある。 ※よく分かっているほうが馬鹿者かも(笑)。
「175キロも出してなぜ逮捕されないんだ。警察は身内に甘い!」
という趣旨の非難もあるようだが、女性巡査が逃げ回ったならともかく、こんなの普通は逮捕しない。
あとで高速道路交通警察隊へ呼び出し、赤切符を切り、通常は20日後にいわゆる交通裁判所へ出頭させ、略式で罰金10万円を払わせて終わりだ。
ただ、高速道路と自動車専用道路なら超過70キロ台は罰金10万円で決まりというのは、東京簡裁、地裁、高裁で長年にわたり速度違反の裁判を傍聴してきて言えること。
新潟も高速道路については同じ基準によるのだろうと思うが、もしかして、超過70キロ台から体刑事案かもしれない。
その場合、赤切符ではなく通常書式で処理される。でもこんな逃げも隠れもできないだろうケースを逮捕するなんてあり得ないと思う。
通常書式で処理する場合、公判請求(正式な裁判への起訴)をして執行猶予付きの懲役刑とする。ま、懲役3月、執行猶予が普通は2年のところ、警察官だからと3年にするかも。
執行猶予付きでも懲役前科者(ぜんかしゃ)となれば、女性巡査は警察にいられないはず。法律(地方公務員法)上はいちばん軽い戒告処分だったところからしても、やっぱり罰金事案なんだろうなと。
とはいえ戒告は法律上の処分だ。所属長注意とかじゃない。重い。
あと、違反点数は、超過速度が50キロ以上は一律12点。通常は免許停止90日の基準だ。意見の聴取により60日に軽減される可能性は低いだろうだろうと思う。やっぱ超過75キロは重いので。
報道を見た限りで簡単にコメントすればそんなところか。
※ 画像は新潟の件とは関係ない。
画像上は豊中市、R423号の「オービスⅤ Ls [F型柱2車線] 」。左側の防音壁に白っぽい小さな箱が見える。それがレーザー式の測定部だ。
画像下は阪南市、R26号の「オービスⅤ Lp [自立型] 」。開口部は上から順にストロボ、カメラ、レーザー式の測定部だ。
当ブログでは今年4月、「東京航空計器のオービスからループコイルが消えた!」と「大阪のレーザー式オービスLs型とLp型の図面」でご報告した。
いずれも東京航空計器製。ループコイル式ではない。「Ⅴ」はギリシア数字の5、ファイブだ。
画像はいずれも本格のマニア氏からいただいたものの一部。ありがとうございます! ※当ブログ容量オーバーが判明。画像は削除。
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