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2019年2月13日 (水)

僧衣で運転は違反か、国会議員の質問主意書

1902101 国会質問はテレビ向けのパフォーマンス。面白いのは質問主意書、と私は思っている。だいぶ以前、運転免許の更新手数料のことについて、社民党の北川れん子議員(当時)に質問主意書を打ってもらったことがある。あんときゃありがとうございました。

 パフォーマンス性が極めて乏しい質問主意書がマスコミ報道に出ることは希有だ。が、出た。以下は2月8日付け読売新聞。

僧衣での運転は違反か「個別に判断」…閣議決定
 福井県の40歳代の男性僧侶が僧衣での運転を理由に県警に交通反則切符を切られた問題で、政府は8日、僧衣での運転が道路交通法違反にあたるかどうかについて「個別に判断するべきで、一概に言えない」とする答弁書を閣議決定した。国民民主党の大西健介衆院議員の質問主意書に答えた。

 衣服といってもいろいろだから「個別に判断するべきで、一概に言えない」、なるほどおっしゃるとおり…。
 いやいや大西健介議員質問はこうなのだ。以下一部抜粋。

 福井県警は「和服が一律に違反ではない。着方によって違反になる」と説明している一方で、昨年一年間に、僧侶一件、着物の女性二件で青切符を切っています。
 以上を踏まえ、

一 僧衣、和装での運転が道路交通法違反となるかどうか、政府、警察庁の見解を伺います。
二 「状況によって現場の警察官が危険だと判断した場合は違反となる」というのでは曖昧で予見可能性がないのではないか、また、自治体によって違反になるかどうかが異なるのは不公平ではないかとの批判がありますが、政府が明確な基準を周知すべきではないですか。政府の見解を伺います。

 右質問する。

 「右質問する」となっているのは、質問主意書が今も縦書きだからだろう。
 それはともあれ、その質問に対し「個別に判断するべきで、一概に言えない」は、答える気がない。答えたくない、ということとばりばり解される(笑)。

1902102_2 長年の裁判傍聴をとおして官僚の気持ちが分かるような気になっている(あぶね~、笑)私としては、適切なるお答えだと思う。
 道路交通法には治安法としての側面がある。たとえば、仮にですょ、「韓国と戦端を開け、この野郎!」と国民を盛り上がらせたのに、力強く反対する宗教者がいたとしましょうょ。思想信条を理由に逮捕はできない。日本は民主主義の先進国ゆえに。しかし好き放題やらせておいちゃいかん。僧衣、法衣を理由に道交法違反で逮捕し、携帯電話を押さえ、家宅捜索して、戦争反対の勢力をすべて調べよう、つぶそう、そういうふうに利用できるのである。
 見通しが良くて交通量が少なく、基本的に誰も一時停止の標識に杓子定規には従わない場所、そういう場所の規制は国民の遵法意識をかえって損なう旨、元法制局長官の著書『法令作成の常識 (セミナー叢書) [ 林修三 ]』にはあったりするが、統治者からすれば、逮捕、家宅捜索をしたい者をひっかけるのに有用なわけだ。
 だからといって特段騒ぐほどのことはなく、みんなそういう地面の上に生活しているのだと、普通に認識すればいいのだと思う。国家とは、いつでもそんなものだろうから。

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、2月は以下の5号を発行した。

第2215号 「ヤクザ弁護士」の担当事件、ビシッとした男らで傍聴席は埋まり
 「ヤクザ弁護士」という呼称は過去に検察官から聞いた。その担当事件を連続2件傍聴。うち「東京都暴力団排除条例違反」の被告人はだいぶ大物なのか、52席の傍聴席のほとんどを組員らしき男たちが埋めた。私はじろじろ見られ…。

第2214号 認知症の事実に一切触れず実刑、だってこれは裁判だから
 「前頭側頭型認知症」という特殊な認知症がある。82歳のお婆ちゃんは、前刑の犯行も今回の犯行も、また法廷での様子も、ばりばりその認知症をうかがわせる。しかし日本の刑事裁判は「病気のせいで万引き」を認めない。世間が知らない裁判の日常だ。

第2213号 元同僚の女性宅へ度々侵入、目的は下着で「自慰行為」
 前科なし。こんなの執行猶予に決まってる。なのに切れ者風の弁護人はあらゆることを被告人に有利に力強く主張するのだった。こういう弁護が被告人をして「あそうか、俺がやったことはそんなに悪くなかったんだ」と思わせ、再犯につながるってこと、あるのでは?

 以下の2号は2月8日にお知らせした

第2212号 道交法違反、犯人隠避等の裏に、まさかのとんでも事件が
第2211号 新型オービス、たぶん本邦初の裁判、探して狙って傍聴しました!

1902103 いま購読登録すると、以上5号がどどっと送信される。そして2月末まであと7号が順次送信される。とにかくいっぺん験し読みをしてほしいです。

 画像は、「えひめ丸事故」の慰霊碑。2001年2月10日、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」がアメリカの原子力潜水艦に衝突され、9人が亡くなったのだ。合掌。巡礼の旅に出た読者氏が画像を送ってくれた。

 ←2月13日23時10分現在、週間INが110で3位~。

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