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2019年2月の10件の記事

2019年2月27日 (水)

弁護士を大量懲戒請求の事件、傍聴した!

 2月26日(火)、まずは傍聴券抽選に並んだ。倍率は3.5倍ぐらいだっけ。私は当たった。しかしこういう事件は私より深くレポートできるだろう方に当たり券を譲った。 ※「妻殺害の講談社元編集次長に15年求刑」とはTBSニュース。

 そんなことより、これ、ご記憶だろうか。以下は昨年10月29日付けのNHK、「クローズアップ現代」の冒頭部分だ。

なぜ起きた?弁護士への大量懲戒請求
 ネットを通じ弁護士に大量の懲戒請求を行った市民が、弁護士に訴えられるという異例の裁判が各地で行われている。きっかけは、弁護士会が出した朝鮮学校への補助金交付をめぐる声明に対し、あるブログが、弁護士資格のはく奪などを求める懲戒請求を行うことを読者に呼びかけ、およそ1000人が応じたことだった。市民がなぜ、大量の懲戒請求書を送ることになったのか、匿名性の高いネットのなかで起きていた実態に迫る。

 私はすっかり忘れていたのだが、何かでネット検索するうち「 「余命♥ななこ」に天誅!余命三年時事日記の嘘とワナを暴く。」と上辺に記されたページを発見したのね。各地の裁判所における期日がたくさん載っていた。一見して、このつくり手はただ者じゃなかろう。すごい。
 傍聴券抽選のあと、東京地裁でのその「損害賠償請求訴訟」の弁論期日を傍聴してみた。なかなかに興味深かった。

 次に東京簡裁で「窃盗」の新件を途中から傍聴。ばりばり摂食障害の窃盗症患者らしい。日本国では、窃盗症の患者には治療ではなく刑務所を与えることになっている。当然に窃盗症は悪化するが知らん顔、とはしかし国民は知らない。

1902263 続いて東京簡裁の別の法廷へ。メルマガ第2117号「強情そうな万引きお婆ちゃん、ひどい手抜きの弁護人」の無残な判決を、やっぱり見届けることにしたの。
 ところが! 傍聴席で開廷を待っていたら、マニア氏がとんでもない情報をくれた。なにいぃっ!? くっそぅ、いやありがとう、大感謝、私はあわてて席を立ち…。

 東京地裁の某法廷で「窃盗」の判決。なんと、被留置者の所持金等を管理する警察官が現金を盗んだという事件だった!
 あとでネット検索してみた。被告人は珍しめの氏名なのだがノーヒット。あれっ? さらに検索してみたところ…!

 「「菊川怜」夫が不倫の果てに起こされた裁判 7年交際、5000万円養育費を未払い」と1月16日付けデイリー新潮。その判決が今日あるとマニア氏から教わり、傍聴してみた。
 原告席も被告席も無人。傍聴人は私とそのマニア氏のみ。言い渡された判決は意外なものだった。

1704121 さらに東京簡裁で、女性被告人の「窃盗」の新件を傍聴。
 窃盗症と思しき女性に「はい、二度としません、もう絶対しません!」と何度も固く誓わせ、検察官も裁判官も満足げ。そういう裁判を私はさんざん傍聴してきた。そして超絶マニアックデータの備考欄にこう書いてきた、「きっとまたやる」。窃盗症は、自分の意思や誓いでは万引きを止められない。万引きできそうな瞬間、意思も誓いも消え去ってしまうのだ。実際またやってまた法廷へ出てくる。そのパターンを何度レポートしてきたか!
 あなたは本当はすごくまともな人なのだと思う。だが万引きに関してだけは自分を絶対に信じるな! 加えて、検察官、裁判官は偉い人というイメージを捨てろ!

 それから「傷害致死」(裁判員裁判)の新件を傍聴してみた。1年以上前に「90歳母親を暴行死 文京区非常勤職員を逮捕 「2、3回蹴っただけ」と一部否認 警視庁」などと報じられた事件だ。
 事件についてじゃなく裁判そのものついて、いやはや何だそれ、なものが見えて…。

 そのあとも「へ~!」な裁判を傍聴したのだがもうこのへんにしとこう。あと5時間半以内にメルマガ原稿を1本仕上げねば! じゃねっ。

190315※ 上の画像は某氏からのいただきもの。なんだか分かります? 昭和時代の最後の楽園と呼ばれた(私が呼んでいた。笑)、究極の居酒屋「昭和」の現在、というか「昭和」の跡地だそうだ。嗚呼、あの場所に俺らの幸せな時間があったのか。(真ん中)の画像は、在りし日の「昭和」。

※ 追記: そういえば私は過去に、某マニア氏から情報をもらい、弁護士の懲戒請求の審尋なるものを傍聴したことがある。メルマガ創刊の8カ月ほど前だ。「オウム真理教」に関する事件だった。もしまだメルマガに載せてなければ、当時の傍聴メモをもとにいずれレポートしようかと。

※ 2019年3月15日追記: 上の画像は、昭和ではないそうだ。昭和の画像をマニア氏からお送りいただいたので載せる。ありがとうございます。 

 ←2月27日18時00分現在、週間INが100で3位~。

2019年2月26日 (火)

裁判員制度、ばっちり改革案!

 ようし! 裁判傍聴マニアになって今年で17年目、裁判傍聴師を自称する私めが、渾身の見直し策を提案をしてさしあげようじゃないの。
 以下は1月15日付け朝日新聞。

裁判員制度10年 法務省が見直し検討する会議を設置
 法務省は15日、今年で実施10年を迎える裁判員制度の施行状況などを話し合うための検討会を設置すると発表した。法曹三者のほか、刑事法の専門家や犯罪被害者団体の理事ら11人で構成し、16日に初会合を開く。今後は1~2カ月に1回のペースで会合を重ね、裁判員制度の課題を洗い出し、見直しの必要性を検討する。
 市民が参加する裁判員制度は2009年5月に施行された。15年6月には裁判員法が改正され、審理に著しく時間がかかる「長期裁判」を除外できるようになった。改正裁判員法は付則で、施行から3年で政府が取り組み状況などを検討すると規定しており、今回の検討会はこれにもとづき設置される。(浦野直樹)

 裁判が公開とされているのは、国民に司法を監視させるためである。
 ところが現行の裁判員裁判は、裁判が始まる前に、長いケースでは1年も2年もかけて、非公開の密室で「公判前整理手続き」なるものをやる。検察・弁護人双方の主張も立証も削り整えてしまうのである。素人裁判員に負担をかけないために。素人にも分かりやすい裁判にするために。

 それ、裁判傍聴師にとっては全くダメ駄目である。
 被告人の言い分が公判中に二転三転するとか、弁護人の証拠調べ請求に検察官が徹底抵抗するとか、そういうシーンを国民に「ありゃりゃん!」と見せるのでなければ、裁判が公開である意味がない。
 なので、ずばり公判前整理手続きは廃止する。これが見直し策の第一だ。

 しかし、それだと公判が長引き、裁判員は耐えられない?
 だぁいじょぉぶ。裁判員制度のそもそも目的は何だと思ってるの。「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」の第1条に、はっきりこう定められている。

(趣旨)
第一条
 この法律は、国民の中から選任された裁判員が裁判官と共に刑事訴訟手続に関与することが司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上に資することにかんがみ……(以下略)。

1901316  国民の理解と信頼を深めさせる、つまり国民の意識を変える、それが裁判員制度のそもそもの目的なのである。
 長い裁判にずっと付き合わせる必要は全くない。
 6人ずつ日替わりで法壇に並ばせ、評議室でリアル裁判官と(表面上)親しく話させ、記念品を与え、記念撮影をさせて帰せば、目的は十分に達成される。
 日替わりで次々素人が来たら、裁判官、書記官が疲弊する? そこは、裁判員接遇官、あるいは国民善導官のポストを設けることでクリアできる。
 困ったときは本来の目的に立ち返る、初心忘るべからず、である。

 そんなんじゃ「市民(国民)の常識」が裁判に反映されない?
 ったく素人はこれだから困る。「ウソの有罪証拠をでっち上げるとか、日本の優秀な警察官がやるはずがない、検察官が見逃すはずがない」「無実の者が自白調書に署名押印するはずがない」という国民の常識を、裁判官は国民と同じく、あるいはもっと持ってます。

 以上、裁判傍聴師の裁判員裁判改革案、ばっちりでしょ。100円ちょうだいっ。 ←そのオチが分かんねーよっ。

※ 画像はさいたま地検の掲示板より。画像をよく見ると、ワイシャツにネクタイの人物がスマホでこれを撮影したことが分かる。誰? 俺だよぅ。

 ←2月26日1時30分現在、週間INが90で3位~。

2019年2月24日 (日)

乳腺外科医の無罪と准看護士の無期懲役

 「準強制わいせつ疑惑の乳腺外科医に無罪判決」と2月20日付け日経メディカル。そこにこうある。

 本事件の大きな争点であったDNA量については、証拠鑑定を行った科学捜査研究所(科捜研)が、DNAの増幅曲線や検量図のデータを残していないこと、さらにDNA抽出液も証拠鑑定後に破棄したと主張したことから、客観的証拠が不足しており、弁護団がその証拠能力に疑義を唱えていた。
 弁護団は、「今日の判決は、今後の科捜研の鑑定に対し大きなインパクトを持つだろう。仮に素晴らしい鑑定を行ったとしても、再現性や客観的証拠がなければ科学としては受け入れられないもの。しかし、科捜研はこれまでそういう鑑定をしてこず、さらにその鑑定結果を刑事事件は受け入れてきた。今後は客観的証拠をきちんと残し、再現実験もできるようにしていくべきだ」と話した。

 直ちに思い浮かぶのが「仙台筋弛緩剤点滴殺人」とか競って大報道された「北陵クリニック事件」(逮捕は2001年)だ。
 あの事件で科捜研は、筋弛緩剤が検出されたとする検体(点滴液、血液、尿)を全量廃棄したとし、再鑑定を防いだ。多くの医師も、またなんと当該筋弛緩剤マスキュラックスの製造元さえ、そんな「検出」はあり得ないとした。警察の発表とリークに基づく大報道の裏で、それを報じるテレビ番組もあった。国家に楯突く報道なので、裏取り取材は念入りで慎重だ。
 しかし「仙台筋弛緩剤点滴殺人」の凶悪殺人鬼とされた元准看護士(※)守大助さんは今、無期懲役の牢獄につながれ、無罪を訴え続けている。 ※「士」は当時。

 上掲記事中の「再現性や客観的証拠がなければ科学としては受け入れられない」という部分について少し。
 オービス裁判で測定値の信用性を検察官はどう立証するか。そのオービスの製造販売会社の社員を法廷へ呼び、「我が社のオービスはこれこれの機能になっておりましてプラス誤差は絶対にありません」と証言させるのである。裁判官は満足げにうなづき、有罪とするのである。
 だいぶ以前、「科学的根拠がない」とか強く述べた被告人がいた。あのとき裁判官は言ったもんだ、「裁判は科学ではない」という趣旨を。ん?
 のちに私は意味が分かった。裁判は科学者や医学者の実験室ではない。有罪のために拾えることを拾えば十分。そういう意味なのだなと。

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、2月は以下の9号を発行した。

第2219号 万引き病に逆転執行猶予、でも判決理由を信じちゃダメですぞ!
 高齢女性の万引きが続々と出てくる。原判決は「窃盗」では珍しい一部執行猶予。そして控訴審の判決は逆転全部執行猶予。要するに刑務所へ行かずに済んだわけだ。裁判長はもっともらしい理由を述べたが、しかしそれは白々しいウソだと私は…。

第2218号 住居侵入、強制性交等未遂、「認知のゆがみ」の典型例か
 深夜、自転車の女性を尾行。女性がコンビニに入ると自転車の空気を抜いて待ち伏せた。外へ出て怪しいと気づいた女性が店内へ戻ると、今度は自転車を店裏へ隠し…。別の女性宅へ押し入った事件については「胸をもんで逃げようと思った。セックスはしないと決めていた」と弁解し…。

 以下の2号は2月18日にお知らせした

第2217号 強情そうな万引きお婆ちゃん、ひどい手抜きの弁護人
第2216号 放火無罪で大報道されたあの男は、刑務所で女性下着の夢をみるのか

 以下の3号は2月13日にお知らせした

第2215号 「ヤクザ弁護士」の担当事件、ビシッとした男らで傍聴席は埋まり
第2214号 認知症の事実に一切触れず実刑、だってこれは裁判だから
第2213号 元同僚の女性宅へ度々侵入、目的は下着で「自慰行為」

 以下の2号は2月8日にお知らせした

第2212号 道交法違反、犯人隠避等の裏に、まさかのとんでも事件が
第2211号 新型オービス、たぶん本邦初の裁判、探して狙って傍聴しました!

 いま購読登録すると、以上11号がどどっと送信される。そして2月末まであと3号が順次送信される。
 第2211号でレポートした、外国製(Sensys Gatso Group、以下センシス社)の新型オービスの、たぶん本邦初の裁判は、3月に検察側の証人尋問がある。国産オービスにどうしてもなかった機能、私が前々から「ないのはおかしい!」と言っていた機能が、もしかしたら本件の外国製の新型オービスには備わっており、法廷で明かされるかも!
 だってさ、以前スエーデン大使館で話を聞いたところによれば、センシス社は70カ国以上に累計5万台の装置を販売。11カ国にオフィスがあり、170人を雇用しているという。そんな企業の装置が、日本のガラパゴス裁判にだけ通用する機能しか備えていないとは思えないもん。
 もし明かされたら国産オービスの立場がやばい。日本の裁判のガラパゴスぶりが浮き彫りになる。そこを考えて、あえて明かさないってこともあり得るか。いやいやそんなことを報じるのは世界で私1人だろうから、べつにいいとか?
 いったいどんな尋問になるか、ドキドキわくわくだ。なんせ私は、2000年の少し前からオービス裁判に熱中し、『ビックコミック・スピリッツ』に連載された『交通被告人 前へ!!』の原作をやったマニアなので。

 全国の警察のみなさん、第2211号を踏まえて3月のメルマガをお楽しみに。新型オービス、東京航空計器とセンシス社とどっちを購入するか、大いに参考になるかもしれませんぞ。

 ←2月24日17時10分現在、週間INが100で3位~。

2019年2月20日 (水)

交通取締りがまた減った!

 交通事故、交通取締りについての2018年の統計、そろそろ公開されるはず、まだかな、おっかしいな、あっ、今年はこんな深いところにあったのか、んもぉ。
 ということで、公開から1週間遅れでようやく発見しました。以下、軽くさっと見てみよう。左側の件数は2018年、右側は2017年、※印はピーク時だ。

1、いわゆる青切符、赤切符の取締り件数はこうだ。
  598万5802件 ← 648万2542件
   ※1373万5091件(1984年)

2、いわゆる点数切符(白切符、うち9割近くがシートベルト装着義務違反)の取締り件数はこうだ。
  79万2704件 ← 93万7584件
   ※約420万件(1995年)

3、駐車違反の放置違反金納付命令の件数はこうだ。
  97万2586件 ← 105万6032件
   ※235万3830件(2007年)

4、以上の総計はこうだ。
  775万1092件 ← 847万6158件
   ※1373万5091件(1984年)

 1と4の※印のところが同じなのは私のミスじゃない。1984年当時、シートベルトの不装着は違法ではなかったのだ。放置違反金なんてペナルティもなかったのだ。 記:申し訳ない、当時は自動二輪のヘルメット着用が義務だったかと。その取締り件数によっては、2007年の1373万3382件がピークかも。あとで調べとくです。

 どうです、この激減ぶり。惨憺たる有様といえる。
 ただ、違反別で見ると、増えているものもある。
 目立つのは歩行者妨害だ。
  18万1290件 ← 14万5292件

 高速道路における車間距離不保持の取締りも増えている。
  1万1793件 ← 6139件

190208_2 これは、2018年1月16日に警察庁が「いわゆる「あおり運転」等の悪質・危険な運転に対する厳正な対処について」という通達(丁交指発第2号等)を発出したことによるのだろう。

 今年の通常国会で携帯電話使用違反の厳罰化が決まる予定だ。厳罰化法が施行されてから、その違反の取締りが増えるかも。
 携帯電話使用等(危険違反と使用違反)の取締り件数はこうだ。
  84万2199件 ← 91万5797件

 いちおう触れておくと、政府統計の信頼が揺らいでいる。交通取締りの統計もやばいのか。
 聞くところによると、政府統計のインチキは、安倍政権に忖度(そんたく)する方向でのものらしい。2014年5月30日に「内閣人事局」を設置し、官僚が政権に忖度したがる形をつくったのだ。頭いいよねぇ。
 しかし、交通取締りの統計は安倍政権に特に影響しないだろうと思われる。なのでセーフじゃないですかね。
 ただし、たとえば高速道路における車間距離不保持の取締り件数を見て「あおり運転がこれだけ社会問題になっているのに、2倍近くに増えるとは、けしからぁん!」と興奮するのはよくない。現場警察官の、言い方は何だがケツを叩けば、取締りはぐんと増えるのである。
 ま、とりあえずそんなところで。

 画像は、例によって農家の直売所で買った野菜だ。ネギ、ブロッコリ2束、大根、ほうれん草、ゆず3袋は各100円。キャベツは150円、白菜は200円。いずれも税ナシ。よって合計1150円。

 ←2月20日13時40分現在、週間INが120で3位~。

2019年2月18日 (月)

オービス300万円値引きの裏側

181220_2 続々と読者氏から情報をいただいている。ありがとうございます!
 画像上は、北海道警の「可搬式速度違反自動取締装置1式の購入契約」の入札結果だ。非常に興味深い。 ※可搬式とは、三脚に載せて神出鬼没に使える新型オービス。ネットでは「移動オービス」という呼び方で定着しているようだ。

 簡単にいえば…。
 新型オービスの可搬式は、東京航空計器(以下TKK)のと、Sensys Gatso Group(以下センシス社)のと、2種類ある。
 当初明らかになった価格は、いずれも1式約1千万円だった。

 警察庁は全国都道府県警へ送付する「交通指導だより」で、まずはTKKの可搬式のみを紹介した。価格は1式約1千万円。
 各都道府県警は次々とTKKの可搬式を購入し、これで交通安全を守れますとテレビ、新聞に報道させた。ははぁ、やっぱ警察庁はTKKでいきたいのだな、私そうは思った。

 その後、「交通指導だより」がセンシス社の可搬式を紹介した。なんと価格は1式約2千万円。全国に紹介する文書で2倍に値上げしたのである。これじゃどこも買わないでしょ。すごいことするなぁ。

 そうして冒頭の、北海道警の入札結果なのである。
 カナデンは、かつて三菱のオービスの定期点検をやっていた。三菱は撤退し、今、以前のライバル会社だったTKKの代理店をやっている。天下りの関係でそんなことになったのかと私は推測している。
 沖電気工業は、速度取締装置の業界では新顔だ。今、センシス社の代理店をやっている。

181230 そうして北海道警の入札で、カナデン(TKK)は1千万円、沖電気工業(センシス社)は698万円! 約300万円の値引き(値下げ)である。スーパーのお惣菜じゃあるまいし、なんだそれ。
 100万円でも200万円でもなく、なぜ300万円なのか。思い出すのは、半可搬式だ。
 あれは過渡期の徒花(あだばな)、装置的にはどうでもいいのだが、TKKのあの契約書(当時カナデンは噛んでいなかった)に1式300万円の値引きがあったのだ(右の画像)。この種の契約書で値引きなんて私は見たことがない。大喜びで『ラジオライフ』に書いたっけ(笑)。

 今回の300万円の値引きは、あれを踏まえてのことだな? 私はそう読む。センシス社または沖電気は『ラジオライフ』を読んでるのかもっ。
 今後、果たして値引き競争になるのか、そこは非常にディープだ…。

 さて、んなことも言いつつメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、2月は以下の7号を発行した。

第2217号 強情そうな万引きお婆ちゃん、ひどい手抜きの弁護人
 クレプトマニアと診断されたが本人は治療の必要を感じず、「いっぱい商品が積んであるんだから自分1人が万引きしてもいいと思った」旨をきっぱり述べるのだった。弁護人は、どう転んでも実刑、形だけ整えればいいと思ったか…。

第2216号 放火無罪で大報道されたあの男は、刑務所で女性下着の夢をみるのか
 最高裁までいって放火無罪が確定した男が、釈放後に下着盗でまた東京地裁の法廷へ出てきた。実刑判決を食らい服役、出所後にまたショーツ3枚を盗んだとされ…。真っ向否認で争ったが、また実刑判決。手錠・腰縄につながれ粛々と法廷を出ていった。

 以下の3号は2月13日にお知らせした

第2215号 「ヤクザ弁護士」の担当事件、ビシッとした男らで傍聴席は埋まり
第2214号 認知症の事実に一切触れず実刑、だってこれは裁判だから
第2213号 元同僚の女性宅へ度々侵入、目的は下着で「自慰行為」

 以下の2号は2月8日にお知らせした

第2212号 道交法違反、犯人隠避等の裏に、まさかのとんでも事件が
第2211号 新型オービス、たぶん本邦初の裁判、探して狙って傍聴しました!

 いま購読登録すると以上7号がどどっと送信される。そして2月末まであと5号が順次送信される。
 次号は報道された「住居侵入、強制性交等未遂、軽犯罪法違反」の判決にするか、万引きで一部執行猶予(大部分実刑)、控訴審で逆転全部執行猶予という珍しいケースにするか、あおり運転とはまた異なる交通トラブルにするか、悩み中。

 ←2月18日10時50分現在、週間INが140で3位~。

2019年2月13日 (水)

僧衣で運転は違反か、国会議員の質問主意書

1902101 国会質問はテレビ向けのパフォーマンス。面白いのは質問主意書、と私は思っている。だいぶ以前、運転免許の更新手数料のことについて、社民党の北川れん子議員(当時)に質問主意書を打ってもらったことがある。あんときゃありがとうございました。

 パフォーマンス性が極めて乏しい質問主意書がマスコミ報道に出ることは希有だ。が、出た。以下は2月8日付け読売新聞。

僧衣での運転は違反か「個別に判断」…閣議決定
 福井県の40歳代の男性僧侶が僧衣での運転を理由に県警に交通反則切符を切られた問題で、政府は8日、僧衣での運転が道路交通法違反にあたるかどうかについて「個別に判断するべきで、一概に言えない」とする答弁書を閣議決定した。国民民主党の大西健介衆院議員の質問主意書に答えた。

 衣服といってもいろいろだから「個別に判断するべきで、一概に言えない」、なるほどおっしゃるとおり…。
 いやいや大西健介議員質問はこうなのだ。以下一部抜粋。

 福井県警は「和服が一律に違反ではない。着方によって違反になる」と説明している一方で、昨年一年間に、僧侶一件、着物の女性二件で青切符を切っています。
 以上を踏まえ、

一 僧衣、和装での運転が道路交通法違反となるかどうか、政府、警察庁の見解を伺います。
二 「状況によって現場の警察官が危険だと判断した場合は違反となる」というのでは曖昧で予見可能性がないのではないか、また、自治体によって違反になるかどうかが異なるのは不公平ではないかとの批判がありますが、政府が明確な基準を周知すべきではないですか。政府の見解を伺います。

 右質問する。

 「右質問する」となっているのは、質問主意書が今も縦書きだからだろう。
 それはともあれ、その質問に対し「個別に判断するべきで、一概に言えない」は、答える気がない。答えたくない、ということとばりばり解される(笑)。

1902102_2 長年の裁判傍聴をとおして官僚の気持ちが分かるような気になっている(あぶね~、笑)私としては、適切なるお答えだと思う。
 道路交通法には治安法としての側面がある。たとえば、仮にですょ、「韓国と戦端を開け、この野郎!」と国民を盛り上がらせたのに、力強く反対する宗教者がいたとしましょうょ。思想信条を理由に逮捕はできない。日本は民主主義の先進国ゆえに。しかし好き放題やらせておいちゃいかん。僧衣、法衣を理由に道交法違反で逮捕し、携帯電話を押さえ、家宅捜索して、戦争反対の勢力をすべて調べよう、つぶそう、そういうふうに利用できるのである。
 見通しが良くて交通量が少なく、基本的に誰も一時停止の標識に杓子定規には従わない場所、そういう場所の規制は国民の遵法意識をかえって損なう旨、元法制局長官の著書『法令作成の常識 (セミナー叢書) [ 林修三 ]』にはあったりするが、統治者からすれば、逮捕、家宅捜索をしたい者をひっかけるのに有用なわけだ。
 だからといって特段騒ぐほどのことはなく、みんなそういう地面の上に生活しているのだと、普通に認識すればいいのだと思う。国家とは、いつでもそんなものだろうから。

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、2月は以下の5号を発行した。

第2215号 「ヤクザ弁護士」の担当事件、ビシッとした男らで傍聴席は埋まり
 「ヤクザ弁護士」という呼称は過去に検察官から聞いた。その担当事件を連続2件傍聴。うち「東京都暴力団排除条例違反」の被告人はだいぶ大物なのか、52席の傍聴席のほとんどを組員らしき男たちが埋めた。私はじろじろ見られ…。

第2214号 認知症の事実に一切触れず実刑、だってこれは裁判だから
 「前頭側頭型認知症」という特殊な認知症がある。82歳のお婆ちゃんは、前刑の犯行も今回の犯行も、また法廷での様子も、ばりばりその認知症をうかがわせる。しかし日本の刑事裁判は「病気のせいで万引き」を認めない。世間が知らない裁判の日常だ。

第2213号 元同僚の女性宅へ度々侵入、目的は下着で「自慰行為」
 前科なし。こんなの執行猶予に決まってる。なのに切れ者風の弁護人はあらゆることを被告人に有利に力強く主張するのだった。こういう弁護が被告人をして「あそうか、俺がやったことはそんなに悪くなかったんだ」と思わせ、再犯につながるってこと、あるのでは?

 以下の2号は2月8日にお知らせした

第2212号 道交法違反、犯人隠避等の裏に、まさかのとんでも事件が
第2211号 新型オービス、たぶん本邦初の裁判、探して狙って傍聴しました!

1902103 いま購読登録すると、以上5号がどどっと送信される。そして2月末まであと7号が順次送信される。とにかくいっぺん験し読みをしてほしいです。

 画像は、「えひめ丸事故」の慰霊碑。2001年2月10日、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」がアメリカの原子力潜水艦に衝突され、9人が亡くなったのだ。合掌。巡礼の旅に出た読者氏が画像を送ってくれた。

 ←2月13日23時10分現在、週間INが110で3位~。

2019年2月 9日 (土)

☆るな☆にLINEで返事くださいね!

 昨年12月の中頃にパソコンを新しくした。
 現在使っているメールソフトは、というかその設定では、着信メールの内容が自動的には表示されない。裁判所へ出かけて10時間ほど席を離れると、タイトルと通信相手等だけの着信がずらっと並ぶ。チラ見するだけで、さくさく削除している。10数秒の作業だ。

 詐欺等犯罪関係のメールは、プロバイダのほうで、またセキュリティソフトのほうでかなり弾いてくれているのだろうと思うが、それでもけっこう受信トレイに入ってくる。

 先日、「お疲れ様で~すっ」というタイトルのメールがあった。
 発信元は日本の携帯電話という形になっている。いつもの詐欺メールとは感じの違うタイトルだ。ダブルクリックしてみた。すると…。

LlNEを電話帳同期したら連絡先追加されたのでメールしました♪どこかで連絡先交換したか覚えてないけど、改めてお話ししたいです!
LlNEのlD送るので追加したらスタンプでもなんでもいいのでメッセージもらえますか?
LlNEは
@vch0744l
ですよ(*´ω`*)♪
☆るな☆にLINEで返事くださいね!
検索してね!待ってる♪
TOP画に写メ載ってるよん☆彡

 かーっ、やられた! くだらんものを開かされてしまった。
 LINEのその文字列、なんのことか分からん! てのはいいとして、返事をしたらまずはバカリスト、カモリストに搭載されて全世界の詐欺野郎たちに共有され、そののち個別具体的に、最初は千円程度から始まって最終的には…という方向へ誘い込むのだろう。
 金を奪われ借金させられるだけならまだいいほうだ。海外旅行へ誘われ、行ったら現地に「よん☆彡」の女性はおらず、メールで指示されスーツケースの荷物を預かって帰国することになり、日本の空港税関で、スーツケースに隠匿された覚せい剤が発見され、懲役10年プラスマイナス2年くらい、とまぁそういうことになるんじゃないの?

「俺は騙されたんだ。覚せい剤なんか知らない!」
 それは通りません。もし通したら、世界の犯罪組織に日本はナメられる。「知らなかったと言い張れば日本じゃ無罪だ」と言われた運び屋が続々と日本へ押し寄せ、日本は薬物天国(犯罪組織にとっての天国)になる。
 日本の裁判所は国家の治安を護る行政機関だ。そんなことは通さない。騙されただろうケースもしらっと有罪に…という裁判を私はさんざん傍聴してきた、メルマガでレポートしてきた。

 えと、それで、何の話だっけ。そうだ、「お疲れ様で~すっ」みたいな内容不明なメールを私は今後ダブルクリックせずにさくさく削除しそう、なので、だから、「おっ、犯罪メールじゃなさそうだ」と思えるタイトルにしてください~、と言いたかったのです。
 ちなみに、メールのタイトルに「新型オービス」「放置違反金」「東京簡裁」「被告人」とかの文言があると、何十件のメールに埋もれていても私はピコーン! と反応します(笑)。

 これは私のアフィリエイト。これを踏んで楽天のサイトに入り、何かお買い物していだだくと、1%か若干の手数料が私に入ります。今年1月の成果報酬は110円でした!
 たった110円? いやいやこれは多いほうなのです。昨年12月はゼロ円、11月は12円、10月は100円でした。
 楽天も利用しましょうょ。参考記事として「Amazon税逃れ、法人税が「楽天の30分の1」報道…多くの利益が米国に流れる仕組み」と2018年6月10日付け税理士ドットコム。

 ←2月9日23時40分現在、週間INが130で3位~。

2019年2月 8日 (金)

放置違反金、消滅時効、不納欠損、滞納処分

 こういうニュース報道が最近ぽつぽつあるでしょ。以下は2月4日付け東海テレビの一部。

3回駐車違反し違反金滞納中の40代女性 警察に車差し押さえられる「次の給料日までには払う」
 駐車違反を繰り返し違反金が支払われなかった車1台を、岐阜県警が差し押さえました。
 岐阜県警が差し押さえたのは市内に住む40代の女性が使用していた、1台のワンボックスカーです。
 この車では2015年から去年にかけ3回の駐車違反が繰り返されていましたが、違反金と延滞金など合わせておよそ6万円が納付されておらず、岐阜県警は使用者である女性に何度も督促していました。
 しかし女性が納付しなかったため、岐阜県警は1月31日、このワンボックスカー1台を差し押さえました。岐阜県警が交通違反の違反金滞納者を対象に、車を差し押さえたのはこれが初めてです。

1902082_3 こういうのを「滞納処分」という。家宅捜索による押収ならともかく、刑事手続きとは関係ない財産の差押えなんて警察官は苦手だ。私も苦手だ。 ←あんたは関係ないっつーの(笑)。

 だが、苦手と言っちゃいられない事情がある。
 放置違反金は5年で「消滅時効」、徴収できず「不納欠損」となる。滞納分はどんどん溜まる。どげんかせんといかん。
 そこで「放置違反金の滞納処分業務における警察庁指定広域技能指導官」というのを登場させた。最初の技能指導官は京都府警の警部補だ。この警部補を招いての「放置駐車違反に係る滞納処分実践塾」というのをあちこちでやっている。「捜索・差押は、難しいイメージがあったが、ハードルが下がり、やってみようという気持ちになれた」などと好評だそうだ。

 ただ、滞納分は膨大であり、なかなか追っつかない。
 そこで、こうして大きく報道してもらい、未納者たちがびびって自発的に納付するよう仕向けたい、そういうことなのだ。

1902081 2006年6月1日、「逃げ得を許さないために」「民間委託で浮いた警察力を重要犯罪の捜査へ」と放置違反金制度、駐車監視員制度がスタートしたが、逃げ回る者は相変わらずいるし、そのほか警察はかえってややこしい業務が増えた、いやいや大変なのだ、という話を、駐車違反にまつわる5件の「交通指導だより」を紹介しつつ2月下旬発売の『ラジオライフ』の原稿に書いた。
 画像はうち2件の表紙部分だ。

 上掲報道では「放置違反金」という正しい語が一度も使われていない。
 昔はこれを「反則金」とか報道していたこともあるので、その頃に比べれば「違反金」となっているだけ大いに進歩したといえる。
 また、これは東海テレビさんが特に意図したわけではなかろうと思うが…。
 ただ逃げたいだけの人は罰金、反則金、放置違反金の区別がつかない。とはいえ放置違反金では駐車違反限定感がある。「違反金」だと駐車違反限定のペナルティだという感じが薄れる。「交通違反の違反金」と念押しされている。反則金の未納者をもびびらせる効果が生じており秀逸、といえる。ディープな読みでしょ、ふふ。

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、2月は以下の2号を発行した。

第2212号 道交法違反、犯人隠避等の裏に、まさかのとんでも事件が
 オービスの身代わり出頭の事件はときどきあるが、本件は無免許運転者への車両提供罪、の隠避だった。珍しい。そうして、その裏にとんでもない事件が隠れていた! 閉廷後に起こったことは…!

第2211号 新型オービス、たぶん本邦初の裁判、探して狙って傍聴しました!
 苦労して見つけましたょ、新型オービスのうちセンシス社の固定式による速度違反の、否認事件を! たぶん本邦初の裁判だ。検察官の立証予定は気合い全開。2013年から新型オービスを追い続けてきた私は大興奮し…!

 いま購読登録すると以上2号がさっと送信される。そして2月末まであと10号が順次送信される。

 今回、珍しく2号続けて交通関係だった。次号は自慰行為関係の事件、次々号は悪質な性的虐待の事件になりそう。あるいは住吉会系の事件になるか。前頭側頭型認知症の症状のひとつとしての万引きを裁判官はどうしたか、という驚きの話もご報告しなければ。裁判員裁判で実質無罪とされた男の、その後の2度目の下着泥棒は…。
 レポートしたいことが多すぎて、ただただ時間がない。私も大変なのですょ。

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2019年2月 4日 (月)

高速120キロの裏にある警察庁の野望

 知る限り誰も言ってないようなので、私のほうでちらっと言っておこう。
 以下は2月1日付け京都新聞の社説、の一部。

社説:最高速度120キロ 安全の確保が大前提だ
 試行とはいえ、最高速度120キロでの走行に危険性はないのか。
 警察庁は試験的に最高速度を110キロ(法定速度は100キロ)としている東北自動車道、新東名高速道路の2区間について、3月1日から120キロに引き上げる。
 実勢速度と規制速度の差を埋めて交通の効率化を図る狙いだという。1年間試行し、120キロを継続できるか、他の路線などにも適用可能かを検討するとしている。
 専門家や省庁幹部らでつくる懇談会の提言を受けた。ただ、法定速度を引き上げれば事故のリスクも増大する。安全確保が大前提であることを忘れてはならない。
 高速道路を法定速度を超えるスピードで走行する車は多い。警察庁によると、2区間の110キロ試行前の実勢速度は110キロ台前半~120キロ台前半だった。

 「やっと重い腰を上げたか」「大型貨物の制限速度が80キロのままなら速度差が増えて危ないんじゃないか」「追い越し車線の低速運転を取り締まれ」等々いろんな意見があるだろう。

190203 だが、この120キロの本質はそんな話じゃないのだ。
 高速道路の最高速度が実勢速度とあわないこともあり、上げろ、という声は昔からあった。警察庁は、車の性能がどんなによくなっても人間の注意力、反応力は変わらない、速度が大きくなれば事故のダメージが大きくなる、といった理由で拒絶し続けた。
 なぜ最近になって急に上げると言い出した? 

 従来のオービスはいわゆる赤切符の速度違反を取り締まる。高速道路では超過速度が40キロ以上の違反を取り締まる。
 そのままの運用であれば、120キロの高速道路を160キロ以上でかっ飛ばす車のみを取り締まるわけだ。

 警察庁が言うまでもなく、速度が高いほど、前方の異変を発見して制動措置をとるまでの進行距離が長くなる、制動距離が長くなる、事故った場合のダメージが大きくなる。

「制限100キロの高速道路でオービスは139キロの違反車を見逃していたってのも問題だが、今度は159キロまで見逃すのか? なんためのオービスだ!」

 という批判が当然にでる。その批判を受けてどうするか、どんな新制度を持ち出すか、そこなのである。
 ずばりの“読み”は2月下旬発売の『ドライバー』(八重洲出版)の連載原稿に書いた。しっかり原稿料をもらっているので、裏切るわけにはいかない。なのでこれ以上は、少なくとも3月下旬までは明かせない。すまぬ。

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※画像は、2月3日の夜に撮影したもの。なぜそんなおかしなことを始めたのか知らないが、年に1回、2月3日の夜に豪華な太巻き寿司の半額セールがあるのだ。
 今回、ちょと高級なスーパーへ行ってきた。しかし、たかが太巻きが半額でも600円、700円って馬鹿馬鹿しいやと冷静になり、いちばん安い太巻きを買った。普通の太巻きだった。他の惣菜も50%引きになっており、うひょー! と浮かれていっぱい買ってしまった。画像にはないが5本パックの春巻きも買った。

 何かで読んだところによると、惣菜は2割くらい廃棄するのが前提らしい。廃棄分も含めての価格なわけだ。定価で買うのは阿呆くさい。万国のプロレタリアートよ、惣菜は少なくとも2割引で買え! とカール・マルクス先生がご存命ならおっしゃるに違いない。

 ←2月4日22時10分現在、週間INが160で3位~。

2019年2月 2日 (土)

新型オービスの固定式が法廷へ出てきた!

Photo_2 そんなわけで30日(水)は疲れ果てたのに、31日(木)は朝イチでさいたま地裁へ。

 10時から「道路交通法違反」、審理の期日、きっとあれに違いない、と行ったらずばり大ビンゴ! 新型オービスのうち固定式、Sensys Gatso Group(日本での代理店は沖電気)のSWSS(Speed Warning Safety System)の事件だった! これを探すのに苦労したのですよぉ。

 証拠の整理と今後の進行を決めるだけの30分ちょいの期日だったが、2013年に新型オービスの導入を予想し、ずっと追いかけてきた私からすれば、大興奮な話がいっぱい出てきた。被告人氏には申し訳ないけど、私はもう傍聴席でニッコニコ!
 検察官は5人もの証人を取調請求し、うち2人について主尋問だけで各5時間やりたいって、ひ~! である。

 交通ジャーナリストであり裁判傍聴師でもある私には、証人の多さ、時間の取り方からしてずばりあることが読み取れる、それは…。
 おっと、ここまでにしとこう。とにかく歴史的重要事件を引き当てた!

1902022 上述のとおり30分ちょいで終わり、せっかく出てきたのだから他の裁判も傍聴していこう、と普通はなるのだが、珍しくさっと帰った。興奮しすぎちゃったんだと思う。

 メルマガの2月初号は、横浜地裁で傍聴したものすごい事件は後回しにして、さいたま地裁のその固定式の事件をレポートしよう。
 全国の警察官諸氏、また東京航空計器の方、メルマガは転送転送で回し読みしないで、お1人ずつ購読登録してくださいね。やだ? じゃあ、所轄の交通課の課長が購読登録して部下に見せる、頬を寄せ合ってスマホかパソコンの画面を、そこまでは譲りましょ。それもやだ? んもぉ、わがままなんだからぁ。ま、よろしくお願いします~。

※ 画像上は、岐阜県内の固定式。埼玉県のといっしょに警察庁が購入したやつ。マニア氏の撮影による。画像下は、2016年のモデル事業のときの文書、の一部だ。

 ←2月2日12時30分現在、週間INが140で3位~。

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