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2019年2月26日 (火)

裁判員制度、ばっちり改革案!

 ようし! 裁判傍聴マニアになって今年で17年目、裁判傍聴師を自称する私めが、渾身の見直し策を提案をしてさしあげようじゃないの。
 以下は1月15日付け朝日新聞。

裁判員制度10年 法務省が見直し検討する会議を設置
 法務省は15日、今年で実施10年を迎える裁判員制度の施行状況などを話し合うための検討会を設置すると発表した。法曹三者のほか、刑事法の専門家や犯罪被害者団体の理事ら11人で構成し、16日に初会合を開く。今後は1~2カ月に1回のペースで会合を重ね、裁判員制度の課題を洗い出し、見直しの必要性を検討する。
 市民が参加する裁判員制度は2009年5月に施行された。15年6月には裁判員法が改正され、審理に著しく時間がかかる「長期裁判」を除外できるようになった。改正裁判員法は付則で、施行から3年で政府が取り組み状況などを検討すると規定しており、今回の検討会はこれにもとづき設置される。(浦野直樹)

 裁判が公開とされているのは、国民に司法を監視させるためである。
 ところが現行の裁判員裁判は、裁判が始まる前に、長いケースでは1年も2年もかけて、非公開の密室で「公判前整理手続き」なるものをやる。検察・弁護人双方の主張も立証も削り整えてしまうのである。素人裁判員に負担をかけないために。素人にも分かりやすい裁判にするために。

 それ、裁判傍聴師にとっては全くダメ駄目である。
 被告人の言い分が公判中に二転三転するとか、弁護人の証拠調べ請求に検察官が徹底抵抗するとか、そういうシーンを国民に「ありゃりゃん!」と見せるのでなければ、裁判が公開である意味がない。
 なので、ずばり公判前整理手続きは廃止する。これが見直し策の第一だ。

 しかし、それだと公判が長引き、裁判員は耐えられない?
 だぁいじょぉぶ。裁判員制度のそもそも目的は何だと思ってるの。「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」の第1条に、はっきりこう定められている。

(趣旨)
第一条
 この法律は、国民の中から選任された裁判員が裁判官と共に刑事訴訟手続に関与することが司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上に資することにかんがみ……(以下略)。

1901316  国民の理解と信頼を深めさせる、つまり国民の意識を変える、それが裁判員制度のそもそもの目的なのである。
 長い裁判にずっと付き合わせる必要は全くない。
 6人ずつ日替わりで法壇に並ばせ、評議室でリアル裁判官と(表面上)親しく話させ、記念品を与え、記念撮影をさせて帰せば、目的は十分に達成される。
 日替わりで次々素人が来たら、裁判官、書記官が疲弊する? そこは、裁判員接遇官、あるいは国民善導官のポストを設けることでクリアできる。
 困ったときは本来の目的に立ち返る、初心忘るべからず、である。

 そんなんじゃ「市民(国民)の常識」が裁判に反映されない?
 ったく素人はこれだから困る。「ウソの有罪証拠をでっち上げるとか、日本の優秀な警察官がやるはずがない、検察官が見逃すはずがない」「無実の者が自白調書に署名押印するはずがない」という国民の常識を、裁判官は国民と同じく、あるいはもっと持ってます。

 以上、裁判傍聴師の裁判員裁判改革案、ばっちりでしょ。100円ちょうだいっ。 ←そのオチが分かんねーよっ。

※ 画像はさいたま地検の掲示板より。画像をよく見ると、ワイシャツにネクタイの人物がスマホでこれを撮影したことが分かる。誰? 俺だよぅ。

 ←2月26日1時30分現在、週間INが90で3位~。

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