新型オービス、おかしい、絶対おかしい
10連休など無縁! いまめちゃめちゃ忙しくて、担当編集者氏に見つかったらヤバイんだけど、こういうのはちらっとコメントせざるを得ない。だって私は、可搬式をメインとする新型オービスに注目し、誰も言わないことを2013年からずっと言い続けてきたんだもの。振り返れば2000年頃、オービス裁判をモチーフとするコミックの原作を『週刊ビッグコミック・スピリッツ』で半年間、やってきたんだもの。
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上掲は私のアフィリエイトだ。あのコミックが上下巻で税込み256円とは許せない? いやいや、おかげさまでだいぶ人気をいただいたし、もう20年近く経つので安く出回るのだろう。あの連載から数年間、裁判所内で複数の弁護士さんから「読んでましたよ~!」と言われたっけ。ありがとうございます。ちなみに上下巻1944円というサイトもある。
さておき、以下は4月29日付け京都新聞。
可搬式オービス、半年で73件摘発 5月から夜も稼働
滋賀県警は生活道路など狭い道で速度違反を取り締まる「可搬式オービス」の稼働実績をまとめた。昨秋に導入後、半年で73件の速度違反を摘発した。取り締まりをした道路では、通過車の平均速度が低減する効果も現れており、5月以降は夜間も稼働させる。
可搬式オービスは、従来は難しかった狭い道や少人数での取り締まりができる。県警は昨年9月下旬、通学路での事故防止などを狙い、近畿地方の警察で初めて導入した。
県警によると、3月末までに県内で計113回の取り締まりをした。違反のうち、約2割は制限速度を30キロ以上超えており、50キロ超もあった。実施場所は、ほとんどが住民や学校から要望があった通学路で、登下校時間帯に行った。
取り締まり1回当たりの摘発件数は1件に満たないが、実施前後で通過車両の平均速度を調べたところ、約9割が実施後に低減しており、約10キロ減った場所もあった。県警交通指導課は「細い道でスピードを出す悪質なドライバーを取り締まることができる上、可搬式オービスの存在が抑止力になり、交通安全への効果は大きい」と話す。
県警は5月中旬から、夜間も可搬式オービスを稼働させる。通学路や生活道路だけでなく、夜間の事故が多発している幹線道路を中心にゲリラ的に実施するという。
「違反のうち、約2割は制限速度を30キロ以上超えており」という部分から、いわゆる青切符の違反(一般道路では超過速度が30キロ未満)も取り締まっているのだろうと思われる。
だが、オービスの取締りは、現場では測定&撮影のみを行ない、画像にある違反車両のナンバーから、後日違反者を警察署等へ呼び出して違反切符を切る。
従来のオービスは赤切符のみを取締り対象としていたが、青切符の違反はめっちゃ多く、対応しきれないはず。どうするのか。
答えはもう、違反者の責任を追及せず、違反車両の持ち主からペナルティを徴収する制度を導入する、これしかない。上述の「誰も言わないことをずっと言い続けてきた」とは、そのことを含む。
新たなペナルティの徴収システムに、誰も文句を言わないはず。青切符の違反をどんどん取り締まって「従来のやり方では警察がパンクする。新しいペナルティを」と言い出すのは簡単なはず。
なのになかなかそこへ進まない。おかしい、絶対おかしい。どうなっているのか。警察庁主流派の“推しオービス”である東京航空計器の商品に、何か問題があるのか? そんな仮説が大いに立てられる。詳しくはまた今度。原稿へ戻らなければ!
※ 画像は久しぶりに家飲みの酒肴。いずれも食べかけで申し訳ない。左の皿は、国産豚バラ肉を、塩胡椒とにんにくを調味料として、なんと大根おろしで蒸し煮にしてから炒めたもの。初めての挑戦料理だ。大根おろしの味は全くないんだけども、柔らかくて豚肉の味が立って、すごく良かった。発見だった。右の皿は、きうりの麦味噌添えと、小松菜とネギと椎茸の含め煮炒めと、スーパーで半額で買ったミニトマトをフライパンで煎って醤油をちらっとかけてさらに煎ったもの。どれも旨くて、そうだ写真を! と撮影した次第。
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