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2019年10月の10件の記事

2019年10月30日 (水)

16歳少年2人の決闘罪

 決闘罪、報道されるのは久しぶりかと思う。以下は10月30日付け日テレニュースだ。

191030-2 「タイマンしよう」河川敷で決闘…書類送検
 SNSで「タイマンしよう」と持ちかけ、東京・足立区の荒川河川敷で決闘を行ったとして16歳の少年2人が書類送検された。
 決闘と傷害の疑いで書類送検されたのは、東京都内の高校1年生の少年2人。警視庁によると、ことし1月、少年の1人がもう1人の交際相手をバカにしたことでトラブルになり、SNSで「タイマンしよう」と持ちかけ、足立区の荒川河川敷で1対1の決闘をした疑いなどがもたれている。
 少年らは、「凶器を持っていないか持ち物検査をする」「ギブアップするまでやる」「ケガをしても被害届は出さない」とルールを決めて決闘を始めたが、通行人からの通報を受けて、警察官が駆けつけると、その場から逃走していた。
 調べに対し、少年2人は容疑を認めているという。

 「決闘と傷害の疑いで」とある。傷害は分かるが決闘とは何か。
 以下は「明治二十二年法律第三十四号(決闘罪ニ関スル件)」だ。「○2」とあるのは第2項の意味だ。

第一条 決闘ヲ挑ミタル者又ハ其挑ニ応シタル者ハ六月以上二年以下ノ重禁錮ニ処シ十円以上百円以下ノ罰金ヲ附加ス
第二条 決闘ヲ行ヒタル者ハ二年以上五年以下ノ重禁錮ニ処シ二十円以上二百円以下ノ罰金ヲ附加ス
第三条 決闘ニ依テ人ヲ殺傷シタル者ハ刑法ノ各本条ニ照シテ処断ス
第四条 決闘ノ立会ヲ為シ又ハ立会ヲ為スコトヲ約シタル者ハ証人介添人等何等ノ名義ヲ以テスルニ拘ラス一月以上一年以下ノ重禁錮ニ処シ五円以上五十円以下ノ罰金ヲ附加ス
○2 情ヲ知テ決闘ノ場所ヲ貸与シ又ハ供用セシメタル者ハ罰前項ニ同シ
第五条 決闘ノ挑ニ応セサルノ故ヲ以テ人ヲ誹毀シタル者ハ刑法ニ照シ誹毀ノ罪ヲ以テ論ス
第六条 前数条ニ記載シタル犯罪刑法ニ照シ其重キモノハ重キニ従テ処断ス

 「決闘」の定義を私は知らないが、明治の頃は仇討ち、はたしあい、手袋を投げあい単発拳銃で立ち会うとか、あったんですかね~。

 検察庁の「罪名別 被疑事件の既済及び未済の人員」というデータには「決闘罪に関する件」というのがちゃんとある。
 2018年は「家庭裁判所に送致」が1件のみだ。
 少年の事件を検察庁は必ず家裁に送致する。つまりその1件は少年の事件だったってことだ。

 昔はもっと多かったはず。2006年のデータを見てみた。決闘罪は37件、すべて「家庭裁判所に送致」だった!

 本件の16歳少年たちは、しっかりルールを決めて殴り合ったわけだ。暴力は正当化できないとはいえ、安倍政権のあれこれに比べていっそ清々しく感じる。
 この少年2人に日本の未来を託したい、そこまで言っちゃ言い過ぎですかね。

 ←10月30日21時40分現在、週間INが110で2位~!

2019年10月29日 (火)

相模原支部の「器物損壊」に東京地裁のマニアが集合!

191029-2  横浜地裁・相模原支部の職員諸氏は少なからず驚き、とまどっているようだった。たかがこんな事件に傍聴人が押し寄せるとは理解不能だろう。
 10月29日(火)14時45分~15時30分、同裁判所で「器物損壊」の新件!

 どんなすごい器物損壊なのか。
 相模原市内の某ビジネスホテル○○○号室のテレビ1台に尿をかけて損傷させ、2万5704円の損害を与えたという器物損壊なのである。
 子供じみた犯罪であり、しょぼすぎ?
 いやいや、なんとこの被告人は…!!!

 じつは、この公判が始まる少し前、私は精神安定剤(抗不安薬)を飲んだ。
 私は以前この被告人から「殺してやる!」と脅迫されており、たくさんのことをぜーんぶ端折って言えば、要するに怖かったのだ。怖いけれどもこれは「裁判所は裸の王様か!」というべき事件であり、裁判傍聴師としてはパスできない。
 それで、精神科医からそういうときはこれを服用しなさいと頓服でもらっていた抗不安薬を飲んだのだ。
 傍聴中は、なるほど不安など一切感じず、傍聴人の様子も含めメモしまくった。

 閉廷後、傍聴人9人で町田の晩杯屋へ飲みに行った。
 その頃から、かつてない感じの眠気におそわれた。たぶん抗不安薬のせいだろう。
 帰りに駅前のスーパーへ寄ったら、コカコーラが缶酎ハイ市場へ参入したというアレ、「檸檬堂」があり、おおぅと思って買った。
 帰宅し、腹がへったので適当に酒肴をつくり、飲んだ。
 なんだこれ、甘いっ。
 コカコーラ社は世界の糖尿病や成人病の何割かをつくったんじゃないか、なんて私は勝手に思っているわけだが、まさにコカコーラ社の缶酎ハイだな! と思った。

 今夜は早寝して明日早朝、相模原支部のレポートをメルマガに書こう。
 明日の午後、東京地裁へ行けるかどうか微妙だ。見届けたい判決はあるのだが。

 「日本人の1割しか知らない!? 速度取り締まり用のストップメーターはデジタル表示を固定するだけの原始的装置」という記事がアップされた。私もそれなりに仕事をしているのですょ。

 ←10月29日22時00分現在、週間INが120で2位~!

2019年10月27日 (日)

『つけびの村』、読んだ!

191009-3  先日裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)の地下の書店「至誠堂」で、注文しておいた左の3冊を買った。
 自分の単行本の原稿も終わり、まずは『つけびの村』から手をつけ、読み終えた。

 半分を過ぎたあたりに、いくつもの写真が9ページ連続で載っている。
 なぜこんな妙な載せ方をするの?
 写真の前の部分はネットの note で発表したものがもとで、後ろの半分はその後さらに現地へ行って取材を重ねたものなのだった。
 写真をあちこちに適宜散らすより、まとめて9ページ、なるほど! というインパクトがあった。
 また、私は note を無料部分しか読まず、書籍化されるのを待って読んだわけだが、正解だった。ただ、 note の記事(つまり前半部分)が大ヒットしたおかげで書籍化が実現したわけで、私はずるい読み方をしたとはいえる。

 で、読み終えて思ったんだけど、これは普通の商業ライター、手慣れたプロの単行本とは一線を画す作品じゃないか。
 なら何なのか。ずばり、マニアの本だと私は見た。一般読者を楽しませるエンタテイメントとは違うのだと。
 いや面白くないって意味ではぜんぜんないんだよ。もちろん読者の興味をひくように書かれており、ぐいぐい読める。じっさいぐいぐい読んだ。が、しかし、詰まるところ高橋ユキさんは、たぶんマニアなのだ。事件を調べたくなったら、現地へ通い――山口県周南市の須金の金峰地区の郷(ごう)集落は東京から遠い!――普通は「そんなの読者は興味ないよ」と捨てそうな部分も調べたくなったら止まらないのだ、きっと。

 5人殺害&放火、死刑が確定した事件、その背景にはこんな歴史、風土が、人々の営みがあったのか。凶悪事件を一時(いっとき)のエンタテイメントとして消費して次へ移る社会で、こういう本は貴重ではないかと思いました。
 マニア女子が単身で現地へ何度も通い、マニアな興味に突き動かされていろんなところへ行く、いろんな人に合う、そこがリアルに描かれているところがこの本の醍醐味、わくわくするところだと私は感じました。
 あと、刑法第39条(心身喪失、耗弱)についての言及は、私も同感だ。

 ちなみに私は「殺人」はほとんど傍聴してない。
 どれくらい傍聴してないのか、超絶マニアックデータを調べてみた。エクセルの巨大な表の、事件名の列を「殺人」のワードで検索してみたところ、「殺人」「強盗殺人」「嘱託殺人」「殺人未遂」が含まれるものが182事件あった。約8440事件中182件。2%強だ。

 最初の頃に傍聴して強烈な印象を受けた「殺人」がある。事件の外形はマスコミ報道のとおりなのだが、その動機が信じられないものだった。ネットのデマを真に受けたあんなアホな動機は、後にも先にもあれ1件でしょ。殺された被害者が可哀想すぎる。あれこそ最高のニュース性がある。しかし誰も書かない。
 2005年の事件だった。メルマガ(2009年12月創刊)のだいぶ前だ。こうなったからには次号でご報告しようと思う。 ←どうなったっていうんだょ(笑)。

 さあ次は『ケーキの切れない非行少年たち』と『本当の貧困の話をしよう』、どっちを読もう。悩むっす。

 ←10月27日22時20分現在、週間INが80で2位~!

2019年10月23日 (水)

児童買春等で10年前に捕まった元巡査長が

1910237  10月23日(水)久しぶりに裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)へ行った!
 ぴったり2週間ぶりだ。先週は傍聴予定が一杯あったのだが、単行本原稿が最終段階でどうしても行けなかったのだ。申し訳ない。

 今日の狙いは13時30分から。その前に13時20分~13時30分、別の法廷で「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反、器物損壊」というのを傍聴した。「器物損壊」は精液かけ、かな。
 被告人は若く、ちょと学生風。ところが証言台の前に立つとき、手指の先をぴしっと伸ばした。あれっ? 若いのにまさか服役経験あり?
 ずばりそのまさかだった! 病的と思えるが、病者は刑務所へ送って再犯させまた刑務所へ送り、再犯させてまた…というのが日本の司法のあり方といえる。この若者君は…。というか国家の不作為により被害を受けることになる女性たちは…。
 13時30分からの事件は非常に濃く、長引き、警察庁へ寄れなくなってしまった。お詫びの電話をした。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、10月は以下の10号をすでに発行した。第2322号と第2323号の順序が逆になっているのは、ちょと事情があるのだ。第2324号で説明しよう。

第2322号 児童買春等で10年前に捕まった元巡査長、懲りずにまた
 やっぱり元巡査長だった。女子中学生に現金を渡し、わいせつ行為をして「児童ポルノ」を製造、保管。傍聴席に長年いると、少女たちにとって売春は普通のアルバイト。買春男はそのときは捕まらないのだが、少女は売春を続けていずれ捕まり、買春男が芋づる式に掘り出され…。

第2323号 「年少リング」の若者、背後から臀部を触り膣に指を入れ
 成人してからの前科はないのに、罪名自体が重いうえ不合理な弁解に終始してイッパツ実刑。ネット検索では同姓同名の警部補の逮捕報道がヒットする。同じく飲酒酩酊での犯行だ。姓名判断には一定の信頼性があるのか。いやぁ…。

 以下の5号は10月19日にお知らせした

第2321号 駐車監視員への公務執行妨害、全国で3件目ゆえ大報道され
第2320号 大人がすることをしました、大人がすることとは、と女子児童
第2319号 看護学校生が同級生の財布を窃盗、その弁護はどうなの?
第2318号 スカイツリーで外国人観光客の財布を盗んだお婆ちゃん
第2317号 留学試験の問題を盗撮、バイト先の塾から指示された?

 以下の3号は10月8日にお知らせした

第2316号 新型オービス、出版社がネットに写真を載せ刑訴法違反!
第2315号 どっちもどっちなら被害者になったもん勝ちというルール
第2314号 結婚を確信、謝罪して関係を修復したかったとストーカー

 いま購読登録すると以上10号がどどっと送信される。そして10月末まであと4号が順次送信される。
 次号は上記若者君の事件をご報告したいと思う。
 帰り、1カ月ぶりでマニア諸氏と銀座の晩杯屋で飲んだ。日比谷公園に警備車両がたくさん駐車していた。奈良ナンバーの大型バス2台の後ろに神戸ナンバーの大型バス2台があった。警察官の隊列をあちこちで見かけ、付近はだいぶ交通規制されていた。あんなの見たことない。だぶん何か大変なことがあるのだろう。

 ←10月23日21時50分現在、週間INが70で2位~!

2019年10月19日 (土)

大人がすることをしました、大人がすることとは、と女子児童

1910047-2  3年前ほど前に書き始めた単行本、艱難辛苦の末やっと書き上がった! これからざっと推敲して出版社へ送る!
 そしたら、ためて我慢していたあれこれをやりたいっ。
  ・裁判傍聴&マニア諸氏と立ち飲み屋で歓談
  ・仕事場中に散らかった書類の整理
  ・全国の警察へ新型オービス関係の開示請求
  ・Webサイトに記事を書いて現金稼ぎ
  ・超絶マニアックデータへの打ち込み、傍聴ノートの整理

 そうだ有酸素散歩も、って体はひとつ、1日は24時間、そんなには無理だよね~。
 とりあえず急ぎやらねばならぬこととして、メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」のお知らせをしておこう。10月は以下の8号を、遅れ気味になりながら発行した。

第2321号 駐車監視員への公務執行妨害、全国で3件目ゆえ大報道され
 公務執行妨害に罰金刑の選択肢が設けられて数日後、駐車監視員の制度がスタートした。みなし公務員とはいえ民間人。ナメられては困る。どんどん逮捕して罰金で処理するつもりだな、私はそう読んだ。ところが…! ※2006年の事件

第2320号 大人がすることをしました、大人がすることとは、と女子児童
 被告人は24歳。2年前に子連れの女性宅に同居し始め、女性と交際関係になり、かつ女性の子ども(小4女児)とも性交したのだという。こういう男はぽろぽろいる。若いけど実刑まちがいなしだろう。

第2319号 看護学校生が同級生の財布を窃盗、その弁護はどうなの?
 被告人は若い女性。またクレプトマニア(窃盗症)かと傍聴してみたら、そうじゃなかった。可哀想な事情もあり、情状に絞って弁護すればいいのに、なんと弁護人は窃盗ではなく占有離脱物横領だと、とおるはずもない主張を高らかに述べるのだった。

第2318号 スカイツリーで外国人観光客の財布を盗んだお婆ちゃん
 執行猶予付きの判決を言い渡され「ありがとうございます」と婆ちゃんは泣きに泣いた。量刑相場的に執行猶予に決まってるのに。本件はスリだが万引きの罰金前科2犯。前歴多数あり。きっとまたやると思ったか家令和典裁判官は…。

第2317号 留学試験の問題を盗撮、バイト先の塾から指示された?
 被告人はたぶん中国人の若者。日本学生支援機構が某大学の教室でおこなった「日本留学試験」において「メガネ型レコーダー」で試験問題を撮影し…。その時点で報道は不見当。メルマガ発行から間もなく、塾側が逮捕されたと大きく報道された。

 以下の3号は10月8日にお知らせした

第2316号 新型オービス、出版社がネットに写真を載せ刑訴法違反!
第2315号 どっちもどっちなら被害者になったもん勝ちというルール
第2314号 結婚を確信、謝罪して関係を修復したかったとストーカー

 いま購読登録すると以上8号がどどっと送信される。そして10月末まであと6号が順次送信される。そこまで無料。購読解除しなければ11月分から月額110円が課金されることとなっております。1号につきじゃなく月額が110円です。そんなバカな!

※画像は、ある地検の公告掲示板より。「公然わいせつ」の押収品がブラジャー2枚とパンティ3枚、「窃盗」の押収品がサドル1個というのが気になり。

 ←10月19日14時30分現在、週間INが90で3位~!

2019年10月13日 (日)

留学試験の問題を盗撮、バイト先の塾から指示された?

1010112-2  「メガネ型カメラ使い試験で不正 問題を録画か」と10月11日付けテレ朝ニュース。
 えっ、なんで今ごろそんなネタが! あっ、メルマガ第2317号「留学試験の問題を盗撮、バイト先の塾から指示された?」を読んで取材に動いたんですね! ご購読ありがとうございます~!
 と一瞬思ったが、たぶんそうじゃないのだった。

 少し詳しく、でも忙しいのでごく簡単に説明すると…。
 10月9日(水)、東京地裁で「偽計業務妨害」の勾留理由開示の裁判があった。傍聴した。
 通訳は中国語。被告人もとえ被疑者は育ち良さそうな若者で、けっこう日本語ができた。
 今年6月16日、独立行政法人日本学生支援機構が都内の某大学のキャンパスの教室で日本留学試験を実施。被疑者は日本語理科、数学の試験において「メガネ型レコーダー」で試験問題を撮影し、さらに一部を破いて持ち去った。
 そのため日本学生支援機構は、約1010時間にわたって調査等をし、電波を遮断する等のあれこれを強いられ、もって被疑者は偽計を用いて他人の業務を妨害したものである、という事件だった。

 191009-2  被疑者は塾の指示でやったと供述。塾名が、表記不明ながら出てきた。あとで私は、聴き取れた塾名でネット検索、しかしどうにも見つからなかった。ふむ~。
 と思っていたら、時期は不明だが塾側が逮捕されたと、11日に報道されたわけ。

 急ぎそこまでご報告して、単行本原稿に戻る。あともう少しなのだ!
 おっと、10月9日(水)東京地裁(東京高地簡裁合同庁舎)の地下の書店「至誠堂」で、先に注文してあった左の3冊を買った。
 帰りの電車で『つけびの村』を20数ページ読んだ。事件自体の凄さもさることながら取材のディープさをぐいぐい感じさせる。一気に読みたくなる。でもダメなのだ、私のほうも単行本原稿が!

 ←10月13日18時10分現在、週間INが120で2位~!

2019年10月 8日 (火)

国民クイズ、100円玉を拾ったらどうする!?

 さてここでクイズです!
 駅前を歩いていたら、あっ、100玉が落ちているのを見つけたとしましょう。あなたはどうしますか?

  (1)拾ってポケットに入れる
  (2)拾わず通り過ぎる
  (3)拾って交番に届ける

 1番は遺失物横領罪だ。犯罪である。以下は刑法。

第二百五十四条 遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は、一年以下の懲役又は十万円以下の罰金若しくは科料に処する。

 2番が無難なようにも思えるが…。
 小中学生は迷わず拾うだろう。ラッキー、と喜ぶだろう。
 でも、ネコババして喜ぶ子どもを育てるのは社会的に良くないでしょ。
 間違った達成感を与えないために、大人が先に拾うべきでしょ。

 1910041 そう、正解は3番である、と私は思う、思いたい。
 私は100円玉を拾って交番へ届けたことが確か2度ある。現金ではなく、女性下着(非セクシー系)とか入った小さな可愛い巾着袋を拾って届けたこともある。金歯(金の歯冠)を届けたこともある。もちろん千円以上の現金を届けたことも。

 100円玉でも交番へ届ければ、警察官は拾得物なんちゃらの書類を作成する。時給換算で優に100円以上の手間をかけさせることになる。申し訳ない。
 しかしっ、人間社会に大切なのは良心である。良心は金銭換算できない。
 私が総理大臣になったら、議員にも官僚にも国民各位にも良心を義務づけよう。良心が欠けた者は牢屋に隔離しよう。
 っておいおい、国家が義務づける良心が、良心を義務づける国家が、そして国家が良心を義務づける時代が、いちばんヤバイんでね!?

 なーんてことも編集後記に書いたりするメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、10月は以下の3号を発行した。

第2316号 新型オービス、出版社がネットに写真を載せ刑訴法違反!
 埼玉県の国道17号でSensys Gatso Group(本社はスエーデン)の新型オービスにより45キロ超過で取締りを受け、測定値を否認している裁判。今日の法廷にはすごいものが出てきた。長年オービス裁判を追いかけてきた私は大興奮、大感動!

第2315号 どっちもどっちなら被害者になったもん勝ちというルール
 ありがちな粗暴犯。しかし1件は、虐待母に対する「積年の不満」が爆発した事件だった。もう1件は、おそらくは吹きだまりの宿泊施設、被害者とされた男のほうも相当悪いだろ! と思える事件なのだった。

第2314号 結婚を確信、謝罪して関係を修復したかったとストーカー
 被害女性からすれば恐怖で許されないが、身勝手で強固な思い込みに支配され抜けられないのは、人間として普通のことなのかもねぇ。その判決はなんと…!  もう1件、犯行時少年の、やたら長い事件名の控訴審第1回。「強盗致傷」もあり原判決はかなり重い。これは見届けなければ。

 いま購読登録すると以上3号がどっと送信される。そして10月末まであと11号が順次送信される。
 初月は無料だ。じゃあ翌月からいくら? 110円なのである。1号につき、ではなく1カ月分全部で110円だ。冷静に考えてみると、薄利多売とか価格破壊とか飛び越えているような気が。どうせ毎号短いんだろ? いっぺん無料の試し読みをしていただければと思う。してください~。

※ 画像は、わりと最近の家のみの酒肴。左側は、タマネギの酢漬けに家人が食べないレタスの外葉と赤青ピーマンを刻んでのせ、さらに100g70円くらいの国産豚肉を塩胡椒等で焼いてのせたもの。右上は自作の酢の物。いただきものの高級(たぶん)ワカメと私がどこかで安く買ったきうりに米酢と純玄米黒酢をだばだばかけ、市販の濃縮出し汁となんか茶色い砂糖を少々加え、かき回したもの。これがめちゃくちゃ旨くて! 画像右下は定番のナス焼き。薬味は生姜とミョウガ。最高! こういうので焼酎を飲むのが私の幸せだ。あなたの幸せ時間はなんですか?

 ←10月8日0時20分現在、週間INが110でまだ1位~!

2019年10月 5日 (土)

この世界で君も僕みたいに迷子なの?

 以下は10月4日付け日刊スポーツの一部。

人身事故スマホ撮影「モラル問う」JR駅員呼びかけ
 JR新宿駅(東京都新宿区)で2日に起きた人身事故で、救出作業のために現場を覆っていたブルーシートの内側にスマートフォンを差し込んで撮影しようとする利用客が複数いたことが3日、JR東日本への取材で分かった。駅員はアナウンスで「お客さまのモラルに問います」と撮影をやめるよう異例の呼び掛けをしたという。

 まさにこれだ、この動画だ!

 

 ちなみにこれはリミックスというやつで、オリジナルは以下である、ということでいいのかな、私はよく分からなくて、申し訳ない。

 

 「ARE YOU LOST IN…」までは「あなたは浸り耽りますか?」という意味と思うのだが、全体ではどう訳すのか。私の英語力では「あなたは私のような世界に浸り耽りますか?」となり、どうもぴんとこない。てか意味不明。どなたか教えてください~。

 「ブルーシートの内側にスマートフォンを差し込んで撮影しようとする」その様子をスマホで撮影したものがすでにネットにアップされていたりして。

 ←10月5日17時40分現在、週間INが150でいっ、1位

※数時間後に追記: 某学生君(女子)に教えを乞うた。よく分かんないけど「この世界で君も僕みたいに迷子なの?」あたりでどうか、とのこと。なるほど、ありがとうございます! 迷子と惑溺、2つの意味を原題は掛けてるのかもね~。

2019年10月 3日 (木)

立花孝志議員が有罪を避けるには

 この先の手続きについて私のほうでちょっと。
 以下は10月2日付けTBSNEWSだ。

N国・立花党首、脅迫容疑で書類送検
 東京の中央区議会議員を脅迫したとして、警視庁は参院議員で「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首を書類送検しました。
 「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は、東京・中央区の二瓶文徳区議が党の公認を得て区議選で当選したにもかかわらず、無断で離党したとして批判し、今年7月上旬、「徹底的に人生をつぶしにいく。ぶっ壊す」などと発言した動画をインターネットに投稿しました。
 警視庁は、先月、立花党首から事情を聴いていましたが、2日、脅迫の疑いで書類送検しました。
 「送致したにすぎないので、決めるのは裁判官。この人たちが“有罪ですよ”となれば道義的に僕は犯罪者になるので、それは議員を辞めるべきでしょうと」(「NHKから国民を守る党」立花孝志 党首)
 立花党首は「脅迫にはあたらない」と話していますが、有罪となった場合、議員辞職するとしています。

 まず、以下は刑法だ。

(脅迫)
第二百二十二条 生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、二年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
 親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者も、前項と同様とする。

 現時点で私は上掲報道の「などと」がなにか具体的に知らないけれども、報じられた部分だけで十分に脅迫に当たるように思える。ま、こうしたニュース報道はイコール警察発表なので、そう思えるのは当然といえば当然だが、当たるとして話を進めよう。

 検察官は、懲役刑が相当か罰金刑が相当か、あるいは不起訴(起訴猶予)が相当か、考える。ま、考えるまでもなく、相場表みたいなと照合するのだろう。
 被害者に対し立花議員が何ら慰謝の措置をとらず、被害感情が強かったりするなら、不起訴はないだろう。

 罰金刑は通常は略式で処理する。検察官は略式起訴(略式命令請求)をする。
 裁判官は、略式不相当と認める事情がなければ略式命令(罰金の支払命令)をだす、たとえばこんなふうに。

裁判官 「主文。被告人を罰金20万円に処する。これを完納できないときは金5千円を1日に換算した期間被告人を労役場に留置する。その罰金額を仮に納付することを命ずる」

 2週間たつと略式命令は、正式な裁判の有罪判決と同等の扱いになる。
 ただし、である。略式は被疑者の同意が必要だ。
 ニュースを見る限り、立花議員が同意するとは思えない。

 そうすると検察官は、略式ではなく正式なほうの裁判へ起訴することになる。ま、ほんとにしょぼい事件では略式に応じなければ不起訴ってこともあるわけだが、本件はなかなかそうはいかないだろうと思う。
 罰金刑の事件は原則東京簡裁へ出てくる。でも本件は東京地裁の法廷へ出てくるかも。
 懲役刑が相当と検察官が考えれば東京地裁だ。裁判所法の規定により、懲役求刑の脅迫を簡裁は扱えないので。

 んまぁ大騒ぎになるのだろう。傍聴券抽選となり、例によって並び屋さんが何百人も雇われるはず。千人を超えるかも。抽選に外れても現金が出る場合で1人2千円とか聞く。全員2千円で千人なら200万円だ。

Img_1247_20191003091901  で、裁判はどうなるか。
 どうなるもなにも、日本の刑事司法を仕切るのは検察だ。本件文言は刑事罰が必要なほどの脅迫に当たると検察が判断したから起訴したのだ。裁判官はその判断を大いに尊重するというか、検察官の判断に法的なお墨付きを与えるのが裁判というか。
 ニュースの裏によっぽどとんでもない事実が隠れていない限り、無罪はあり得ない、どう転んでも立花議員の先には有罪しかないように私には見える。

 有罪を避けたいなら、謝罪文を発表し、脅迫の罰金の上限の30万円とか被害弁償し、宥恕(ゆうじょ。つまり許し)を得る、そうして不起訴にしてもらうしかない、ように私には思えるのだが。
 なお、起訴されてから被害弁償等をしても遅い。有罪は動かないはず。求刑が罰金20万円のところ、判決が罰金15万円に、といった可能性はあるだろう。求刑が懲役のところ、判決が罰金刑に? うーん、しっかり被害弁償して宥恕を得て、大反省して再犯しないことを固く誓えば、絶対ないとまではいえないと思う。

 ←10月3日9時30分現在、週間INが130で2位~。

2019年10月 1日 (火)

お漏らし新時代!?

 Img_1271メルマガ第2312号「11カ月の女児がズボンの裾をつかんだからと腹を立て」は、いわゆる児童虐待、ちょっと考えられない暴力により女児を死なせた(殺した)事件だ。
 メルマガの編集後記は、傍聴しての余談や関連データ等を書くこともあるが、まったく関係ないこともよく書く。以下は第2312号より。若干の加除訂正をする。 ※画像は警視庁。奥に見えるのが合同庁舎2号館、警察庁などが入っている。警視庁はいわば東京都警察本部、警察庁はいわば全国警察の総元締め。

 いや~、凄い話を聞いた。ネットじゃなくリアルで。
 ある女子が電車に乗車中、座席に座ったら、おしっこでぐっしょり濡れており…!
 女子は外出をあきらめ、帰宅してシャワーを浴び、衣服をぜんぶ洗濯したという。

 その話を家人にしたら、怒られてしまった。なに言ってんの、あんたほんとに何も知らないのね、と。
 家人は、東京の高級デパートのエスカレーターそばで、休憩用の椅子に座っている男性がじゃーっとお漏らしするのを見たという。床はたちまち水びたし、というか尿びたしになったという。
 また、駅のエスカレーターを降りたところに大量に脱糞があり、通行人(女性)が気づかずに滑って転んだという。
 駅等の雑踏の通行人の中に、お漏らししている高齢者は珍しくないんだという。へーっ!!!

 惚けると、女性は雲古をもてあそび、男性はちんちんといじるのだという。
 女性と男性のその違い、何かあるはずだ。心理学者、脳科学者は学術誌に論文を書いてたりするんだろうか。

 私は駅等の雑踏で、「警察官が職務質問したくなるのはこういうタイプかな?」「通り魔殺人とかしそうな奴はいるか?」とは注意して見ているけれども、お漏らしには全く考えが及ばなかった。不覚だ!
  
 そのうち、裁判所の傍聴席が尿でぐっしょりってことが起こるのかもねぇ。気づかず座ることのないよう、気をつけましょう。って今井が漏らすな? えーっ、いやいや漏らさないよう頑張ります!

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、以下をすでに発行登録した。

第2314号 結婚を確信、謝罪して関係を修復したかったとストーカー
 被害女性からすれば恐怖で許されないが、身勝手で強固な思い込みに支配され抜けられないのは、人間として普通のことなのかもねぇ。その判決はなんと…!  もう1件、犯行時少年の、やたら長い事件名の控訴審第1回。「強盗致傷」もあり原判決はかなり重い。これは見届けなければ。

 次号はたぶん間違いなく、新型オービス(ネットでは特に根拠なく移動式オービス、移動オービスと呼ばれている)の否認裁判のレポートになる。この本邦初の重要裁判を私は追っかけているのだ。
 詐欺と生活保護の不正受給(詐取金を申告しなければ不正受給になる)で稼ぎ、毎日裁判傍聴に通っていた男、その男が自らまた被告人となる裁判が、間もなく始まる可能性がある。
 裁判所は裸の王様か! というべきその事件と新型オービスの事件、期日がダブったらどうしよう。
 悩むまでもない。新型オービスの事件は、くり返すが本邦初の重要裁判。これを見逃しては裁判傍聴マニアも交通違反マニアもやってられない。全国の警察官諸氏が許してくれない!
 通風発作を起こさないよう、また腐ったものを食べて腹を壊さないよう、万全の注意を払いたい。

 ←10月1日22時40分現在、週間INが120で2位~。

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