江口大和弁護士はハメられたか?
江口大和弁護士を被告人とするこの事件、無罪でおかしくない。頑張って傍聴してきた。
ところが、以下は2月3日付けNHKニュースの冒頭部分だ。
犯人隠避教唆 弁護士に有罪判決
第二東京弁護士会に所属する33歳の弁護士が、無免許運転による死亡事故をめぐり車の所有者に捜査が及ばないようにしたとして犯人隠避教唆の罪に問われた裁判で、横浜地方裁判所は「弁護士としての知識を悪用していて非難に値する」として、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。
主文は懲役2年、未決180日算入、執行猶予5年だ。重い。
180日算入ってことは、ストレートには8カ月以上も勾留されてたのか。検察も、有罪が困難な事件と認識してたんだな? と私なんかは推測する。
事件についての私の印象は、
いわゆるヤンキーと警察にハメられたのかな
である。どうにも首をひねる部分があるのだ。
その判決のために横浜地裁へ行ったおかげで、ある方に偶然お会いし、たいへんな事件が進行中であることを知った! ええっ!? である。来週、また横浜地裁へ行かなきゃいけない。
その判決が終わってちらっと傍聴した事件は、いやはやなんともな事件だった!
ぜんぶ終わってマニア氏らと一杯やり、とんでもなくぶっ飛んだ事件が横浜地裁であったことを教わった!
メルマガ次号で、そのぶっ飛んだ事件について、一杯やりながらメモったところをご報告しようと思う。横浜地裁、おそるべし。
今週も来週もものすごく忙しい。やばい。じゃねっ。
市川寛弁護士(現在)の『検事失格』、これを読んでおくと裁判傍聴の醍醐味が倍増しますよ!
※2021年1月20日追記: 江口大和弁護士を被告人とする事件の、無免許運転で死傷事故を起こした若者と、若者が無免許と知りながら車両を提供、かつそれを隠させた雇用主、との判決についてメルマガ第2212号「よくある道交法違反、犯人隠避等の裏に、まさかのとんでも事件が!」でレポートした。いやこの判決は大変だった!
その後、江口大和弁護士を被告人とする「犯人隠避教唆」の、被告人質問の期日を傍聴し、第2376号(正しくは第2375号)「江口大和弁護士の犯人隠避教唆、普通に考えて無罪では?」でレポートした。
※2023年10月15日追記: Web記事「無免許死亡事故、そこに隠されたまさかの冤罪!」として書きました。全体をまとめた記事です。
※2024年6月11日追記: この事件を報道でだけ知ってる人=ほぼすべての人は、「わっるい弁護士がおったもんやな!」で終わってるだろう。死亡事故のご遺族の方も、警察からそのように吹き込まれ、江口さんを憎んでいるだろう。憎みきっているだろう。ありきたりな言葉で申し訳ないが、理不尽だ。
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