あの被告人がまた同種犯行を!
開廷表の被告人氏名をネット検索すると、尋ね人の掲示板がヒットすることがある。逮捕報道の被疑者氏名が私の超絶マニアックデータ内に見つかることもある。
マニア氏から「これってあの人と思われ…!」旨のメールをいただいた。以下は3月25日付けのFNN PRIMEニュースだ。
厚労省の看板に墨汁 「年金に不満」 東京・霞が関にある厚生労働省の看板に、墨汁をかけた70代の男が現行犯逮捕された。
24日午後1時半すぎ、厚労省の警備担当者から、「看板に赤い墨汁がかけられた」と110番通報があった。
警察官が駆けつけたところ、厚労省前にいた70代の男を、軽犯罪法違反で現行犯逮捕した。
警視庁の調べに対し、男は「年金に不満がある」などと話しているという。
霞が関では先週、総務省の看板にも黒い墨汁がかけられる事件が起きていて、警視庁は関連を調べている。
氏名は伏せられているが、年齢、罪名、犯行場所、態様、動機、すべてから「あの人」と認められる。
「あの人」とは、メルマガ第2297号「消えた年金の被害者76歳、総務省の庁名板を汚損し」の被告人だ。以下にその号の一部を。起訴状の内容に対する認否(被告人意見)を尋ねられ…。
被告人 「被害届け、出てることになってるけど…私は総務大臣から被害届けを欲しいんですわ…平成15年から年金、一切もろてないんですわ…厚生年金…」
裁判官 「ちょっと待ってくださいね」
被告人 「それで、私が言いたいのは…消えた年金ゆうて…第三者委員会を…」
検察官 「裁判長、被告人は、罪状認否ではなくて、持論を述べているもので…」
裁判官 「事実関係でどこか間違っているところはありますか?」
被告人 「間違ってる間違ってないって、私はね15年間、厚生年金、一切もろてないんですわ」
裁判官 「それはのちほど…まず公訴事実について…」
被告人 「私が言いたいんは、消えた年金…5千万円…!」
「…」は私がメモしきれなかった部分だ。実際には被告人はこの何倍も述べている、というかまくしたてている。
一審判決は1月28日。私は傍聴できず、マニア氏から聞いた、非常に珍しい「拘留20日」だったという。
その被告人が、同種のことをまたやったわけだ。被告人の言い分によれば、もらえるはずの厚生年金を15年間ももらっておらず、どこへ言っても相手にされず、ということなのだろうけど。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染して重篤な状態になることなく、こんな言い方はすごく変だけど、元気で法廷へ出てきてほしい。私は後輩だが、先輩(人生の先輩)の裁判を元気で傍聴したい。
そんな事件についてもレポートするのが私のメルマガの社会的役割という、まぁ宣伝と受け取っていただければ。
これは私のアフィリエイトだが、1870円ってなんだ! 馬鹿高い! ナニが送料無料だ、私はつい最近これをスーパーで298円(+税)で買ったよ。ま、でも、“商売”とはそんなもんなのか。
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