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2020年6月の9件の記事

2020年6月30日 (火)

全社横並びの上っ面報道、The News Surface!

2006282  「20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落」と2018年3月15日付け「週刊現代」。
 「超有名弁護士」とは、元東京地検特捜部長、元名古屋高検検事長の石川達紘氏である。

 その事件が「過失運転致死、道路交通法違反」として2020年2月17日、東京地裁の法廷へ出てきた。倍率約5倍の傍聴券抽選に、導かれたか私は当たり、第1回公判をメルマガで詳細レポートした。以下だ。

 第2372号「元高検検事長のレクサス、時速120キロで320mを暴走!
 第2373号「元検事長のレクサス暴走事故、もしや本当に車両の不具合?

 6月30日(火)、その審理の期日があった。前回の5月11日は、コロナでか取り消されており、久々の期日だ。
 また傍聴券抽選、当たり券は11枚ぽっち、並んだのは32人。
 そしてまたも導かれたか、私はさくっと当たってしまった。

 法廷の前で、どんだけ異様な超厳重警備があったか。あれを記者クラブメディアが報じることはないはず。経験した人と、上記メルマガを読んだ人以外、つまり日本国民の9.99999999%99.9999999%)は知らない、そんなことは日本国にはいっぱいあるはず。私が知ってることより知らないことのほうが何万倍も多いだろう。

 しかし! 裁判所で日々なにが行われているか、私は17年間か見てきたので、知らないジャンルで起こっていることに、ま、耳を傾けられる人間になった、とはいえる。

 今日の期日は弁護人立証から。電子制御の自動車の意図しない加速でリコール、それは過去にけっこうあるのだ、ということを、なんか大した経歴らしい人が証言する途中で、私はそっと出た。
 東京簡裁のほうで「道路交通法違反」の新件があったのだ。これは見逃せない! オービスの否認事件ではなかったが、存分に「うわぁ!」な事件だった。

 この日は、流行の「あおり運転」をやったとして全国報道された「傷害」も傍聴した。おいおぃ、被害者とされたタクシー運転手のほうがじつは悪いんじゃないの? と思える事情があった。

 病院へ行くため勾留停止とされた男が逃亡した、と全国報道された「犯人隠避教唆」も傍聴した。これも、うっわ、そんな背景があったのか、その部分は絶対に報道されないわなぁ! と思えた。

 いや、司法記者クラブの記者諸氏も、ディープなことを報道したいはず。記事を書いちゃったかもしれない。けど“上のほう”が許さず、記者氏が少し詳しく書いた記事も、全社横並びの上っ面報道(The News Surface)に落とされる、ディープなネタを会議に出しても鼻で笑われる、そういうことがあるんじゃないかと私は想像してます。頑張りましょう。

 明日こそ、いっくらなんでも必ず「半固定式オービス」についてのネット記事を書こう! ←大丈夫か?

 画像は、東北地方の某ピザ店。持ち帰り半額だというので寄ったのだ。じつは数日前、やむを得ない事情がありレンタカーで東北地方へ行ったのね、ホンダのNBOXで。NBOX、いいわ~! 

 ←6月30日21時50分現在、週間INが60で4位~!

2020年6月29日 (月)

メディアが断固として報じない判決主文

「○日、新たに○人の感染が確認されました」

 すべてのニュース番組が朝から夜までそう言い続ける。
 しかし、私が見て来た限り、「○人を検査したところ…」とは絶対、金輪際、断固として言わない。
 検査人数を大雑把にでも把握するのは、もしかして困難なのかもしれないが、それにしても、そこまで断固、一切触れないのは、私には理解し難い。
 検査人数は、タブーか、放送禁止ジャンルか、そういうもののようだと私は見ている。

 裁判報道においては、未決算入、未決勾留日数の算入はタブーだ。それもまた徹底している。
 今日、東京地裁で、元弁護士の夫と、元税理士の妻を相被告人とする「所得税法違反」の差し戻し審の判決があった。
 記者クラブメディアの報道はどこも同じ、またはほぼ同じなところ、以下は6月29日付けのNHKニュースの一部だ。被告人夫婦の姓だけ私のほうで伏せる。

無罪から一転 脱税の罪で弁護士と元妻に実刑判決 東京地裁
20200629-2  東京の弁護士と元妻が不動産取り引きで得た8億円余りを脱税した罪に問われ、無罪が言い渡された後、やり直しとなった裁判で、東京地方裁判所は弁護士に懲役2年6か月、元妻に懲役1年6か月の実刑判決を言い渡しました。
   (中略)
 29日の判決で、東京地裁の野原俊郎裁判長は、「税金を逃れるために2人の関係会社を使って取り引きを行ったと認められ、収益は個人のものだ。脱税額は極めて多額だ」として■■平被告に懲役2年6か月と罰金2億円、万理子被告に懲役1年6か月の実刑を言い渡しました。

 刑事は検察官vs「被告人」、民事は原告vs「被告」、なのだが、法廷の外では刑事の被告人を「被告」とすることで決まっている。
 なんと驚いたことに、刑事被告人を「被告」と呼ぶ刑事裁判官さえときどきいる。驚くでしょ。

 ま、それはいいとして(よかないけどw)、今日の判決主文は、正しくはこうだ。

 平被告人=懲役2年6月、未決600日算入、罰金2億円、換刑は1日50万円。
 万里子被告人=懲役1年6月、満つるまで算入。

 なので、平被告人の刑期は10カ月ちょい。それとは別に2年弱の身柄拘束で罰金はチャラになる。万里子被告人は服役なし。

 そのことは、記者クラブメディアに限らず、日本では断固として報じられないんじゃないか。
 社会学部、報道タブー学科、みたいなものがあっていいと私は思う。学科ができる前に、学生諸君よ、広く深く当たり前に存在する報道タブーについて調べて研究して論文を書いてほしい!

 上記判決主文の意味については、メルマガか別の記事で解説しよう。今めっちゃ忙しいのだ。「固定式オービス」についての記事もまだ書いてないし、もうどうすりゃいいのか。

 画像は、上掲NHKニュースのキャプチャー画像。映像画面の左下に、妙なものが映ってるでしょ。ぶっちゃけ、私の禿げ頭だ、禿げたな~! いや、まだ完全ツル禿げとならず頑張っていることを褒めてほしい。無駄な抵抗はよせ? えーん💦

 ←6月29日22時30分現在、週間INが90で4位~!

2020年6月25日 (木)

性犯罪の常習者を検察官と裁判官と刑務所が育てる

2005295c  6月24日(水)、東京地裁の刑事部にちょっと気になる審理の期日があり、約4時間睡眠で頑張って出かけたわけ。

 電車は、先週より断然混んでた。
 毎日通勤利用する女子君に聞いたところ、今週月曜から急に混み始めたらしい。都道府県をまたいでの移動が緩和された影響だとか?

 東京地裁では、朝一から16時過ぎまで傍聴した。濃かった! 濃い事件に次々当たった!

 少しだけ言えば、「宝くじ」の高額当選券をネコババした事件。そんなの初めて傍聴した。
 あと、婚活詐欺師とかネットで叩かれまくってる事件。
 それから、だいぶ昔にある悪質事件の犯人として全国報道された男の、仏像万引き! まだ分からないけれども、だいぶ昔のあの悪質事件、真相はじつは報道とは全く異なる可能性あり? との印象を受けた。

 最後に傍聴したのが、女子トイレ侵入マニアというか。性犯罪の常習者を、じつは検察官と裁判官と刑務所が育ててるんだなぁ、と痛感した。本当に悪質だと思う。

 しかしどれもメディアは報じないだろう、てかそもそも興味すら持たないだろう。私がメルマガでレポートするしかないのだ。社会的役割の重さに震える。羽毛の如き重さではあるが(笑)。

 帰りにまた警察庁へ寄り、「半固定式オービス」の文書をゲットした。ええーっ、警察庁はそんなこと考えてたんですかー!
 このスクープネタは、メルマガ次号の編集後記でちらっと書いてから、ドライバーのWebサイトで発表しよう、その文書全部とともに。原稿B、C、D、Eはまた先送りだ。こうやって日々が過ぎていく、嗚呼。

※ 画像は“リモート飲み”(かな。よく知りません)の酒肴自慢。酒と醤油と微量の茶色い砂糖で煮た甘海老(半額)と、各種生野菜に米酢とマヨネーズをかけ、鶏もも肉を焼いて乗せたやつと、ニラともやしとタマネギと椎茸のオイスターソース炒めと、ワカメときうりの酢の物。全部自作だ。旨そうでしょ。旨いのだよぅ。こういうのを食べながら酎ハイと焼酎を飲みつつ、眠くなるまで原稿を書くわけ。健康的だね。甘海老と鶏もも肉は通風(高尿酸血症)に良くない? うう…。

 ←6月25日12時30分現在、週間INが110で4位~!

2020年6月24日 (水)

半固定式オービスって何だ!?

200623c  警察庁から郵便がきた。逮捕されたくなければ出頭しろ? んなわきゃない。
 「行政文書開示決定通知書」だった。

 2カ月ほど前だっけ、あるマニア氏から教わり、ある文書を読んだ。

「都市高速上に半固定式の装置を更新整備することによる警察装備費の増」

 と小さな文字であった。半固定式? なんだそれ~!
 つーことで開示請求した文書――ってどんな文書か私は想像もつかない――の開示決定が出たのだ。

 半固定式オービスって何!? 私はマニアなもんだから、身がよじれるほど楽しみでたまらない(笑)。

 今夜はそこまで。シャワーでも浴びて寝よう。明日(ってもう今日)も朝から忙しいのだ! 原稿は予定の半分しか書けてないのに!

 ここでハッキリ言っておこう。私の場合、「今日中に急ぎAとBの原稿を書こう」と思って書けたことがない。Aだけ書ければ上々だ。多くの日は途中で寝て、翌日の夜にAが、いや、場合によっちゃ翌々日になる。そうしてC、Dの原稿がヤバくなる。裁判所へも行かねばならない。私でなきゃレポートできないだろう事件、どうしても私がレポートしたい事件があり…。そんな日々がもう何年も続いている。どうすりゃいいのさこの私、夢は夜ひらく

7月12日、追記:  半固定式オービスの記事、7月7日付けでアップされました。開示文書も載せました。警察庁がTKKにこだわらなければ、首都高のルーレット族の脅威になるかも! というのが私の見立てだ。

 ←6月24日0時20分現在、週間INが90で4位~!

2020年6月23日 (火)

選挙で稼ぐ! ダメですか?

 「河井前法相夫妻を逮捕 参院選巡り買収の疑い 検察当局、94人に2570万円」と6月19日付け中国新聞。
 巷間いわれているところによれば、その2570万円は、自民党本部から交付された1億5千万円の一部なのかな。

 自民党本部は、何にいくら必要になると考えて、つまりどういう積算根拠で1億5千万円という金額を出したのか、私なんかはそこがいちばん興味津々だ。

 実際には積算根拠なんかなくて、「安倍政権はマジ本気で対立候補者を落選させるつもりだ。お前ら逆らうとどんなめにあうか分かってるな!」という示威が目的。大半はあとでバックさせるとか、安部首相の政治団体へ献金させるとか、もともとそんなふうな手筈だったんでは? なーんて門外漢の私ですら想像してしまう。テレビ、新聞は盛んに報じてるんだろうか。

 関連して、こんなことを思いついた! 自民党の候補者の事務所へ行き…。

「先生を崇敬致しております。家族、親戚、近所、友人、職場に声をかけまくります。百票くらいまとめられます! なので…」

 と揉み手して、1万円札が何枚も入った封筒をもらう、この手はどうだ。うまくいきそうじゃないか。

 いや、もしかしてヤバイとか? とりあえず東京都の選挙管理委員会へ電話してみた。「ひやかし、お断り」とか怒られるかと心配だったが、ちゃんと教えてくれた。

 最初から票をとりまとめる意思も能力もないのに財物の交付を受け取ると、詐欺罪がヤバイのだそうだ。
 律儀にも票のとりまとめをやることで財産上の利益を得ると、それはそれで公職選挙法がヤバイのだそうだ。

200616c  うーん、どうします? どうするもこうするもないっちゅうねん(笑)。

 そんな電話で今朝はスタートした。さぁ、今日中にネット原稿を2本書きたい!
 1本は可搬式オービスの整備数と取締り件数について。もう1本は、マスクなしで咳をして注意され口論になり殴ったという事件の傍聴レポートにするか、誘われてある立候補者の集会へ行った女性が、お土産といっしょに受け取った封筒に現金5千円が入ってた事件の傍聴レポートにするか、悩み中。夕方までに決めよう。

 画像は、最近農家の直売所で買った野菜だ。あしたば、茄子、小さいトマト、じゃがいも、ピーマンは各100円硬貨1枚、大きめのトマトと枇杷(びわ)は各100円硬貨2枚だ。だから11枚の100円硬貨をつかった。太っ腹である(笑)。

 ←6月23日12時30分現在、週間INが80で4位~!

2020年6月21日 (日)

マジでヤバイ記事だったらしい件

200614c  6月6日付けの当ブログに、「ネットにヤバイ記事を書いてしまった件」として私は要旨こう書いた。
 匿名者による誹謗中傷が予想されるけれども、現在のところコメントはゼロだ。ほっとしている、と。

 6月19日、驚きな話を聞いた。その「ヤバイ記事」(6月3日付け)のコメント欄はまだ自由に投稿できない形なのだという。なんと(笑)。
 そして! その記事は別のサイトに共有されていて、そっちにはもう大変な匿名投稿が300ほどもあるのだという。
 私は怖ろしくてまだ見てないが、大変なことになっているのだろう。

 有名芸能人のスキャンダルじゃない。世間を震撼させた凶悪事件でもない。たかが交通取締りの、それも2019年度末までに60台しか導入されてない可搬式オービスという、狭い狭いネタなのに、なんでそんなに!
 やっぱりねぇ、ヤバイネタだったのだ、おそらく二重の意味で。

 近いうち、可搬式オービスについてびっくりデータをネットにアップする予定だ。ヤバイからヤメとく? いやいや…。

 そのへんの話も編集後記にちらっと書きつつメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、6月は以下の8号を発行した。

第2424号 高齢者だけでなく、末端の若者とその親をも特殊詐欺は食う!
 続々と出てくる特殊詐欺の受け出し子。お母さん(または両親等)が被害弁償に210万円も出し、おかげでぎりぎり刑務所行きを免れた。逮捕から半年以上、その間に詐欺団は新たな受け出し子を複数リクルートし、何千万円を稼いだやら。

第2423号 傘で突いて失明させた事件、相手が傘へ突進してきたと!?
 昨年7月に大報道された、目黒駅前での大変な事件。被害者は「うお~」と吠えて突進し、傘の先端に勝手にぶつかった、かのように言うのだった!

第2422号 下腿切断の事故、原判決には論理の飛躍があると破棄差戻し
 女性被告人の「過失運転致傷」の控訴審判決を傍聴してみた。「主文。原判決を破棄する。本件を千葉地方裁判所に差し戻す」! 信号なし交差点での乗用車と原付バイクの出会い頭事故だった…。

第2421号 10年ほど前に痴漢でっち上げで逮捕された男が今度は何を?
 あの事件のあと何があったのか、そもそもあれは報道されたような事件だったのか、興味がわいて傍聴してみた。まさかの意外な展開! ますます興味がわいた。追っかけよう。

 以下の2号は6月12日にお知らせした

第2420号 流行の特殊詐欺、若い「受け出し子」君は懲役3年6月に
第2419号 特殊詐欺の受け出し子、有能者は便利に使われ刑務所へ

 以下の2号は6月6日にお知らせした。

第2418号 約70日間も勾留して未決算入なし。ヤバイ裁判官が現れた?
第2417号 若いストーカー犯、有罪判決にそっくり返ってふてくされ

 いま購読登録すると、以上8号がどどっと送信される。そして月末まであと5号が順次送信される。
 週3号発行のこのメルマガ、かなり時間を食う。いっそ廃刊すれば、いろんなことが楽になる。
 けど、私はこのメルマガが気に入ってるのだ。たぶん私にしか書けない内容で、社会的な意味も小さくないと思っている。1日は24時間、体は1つ、頑張らねば。✨

 画像は、その後いろいろ買い込んでしまった可搬式手動扇風機。どれも1個約200円だ。可搬式っておい(笑)。

 ←6月21日22時40分現在、週間INが80で4位~!


2020年6月15日 (月)

88歳爺ちゃんの万引き、統治者に都合の良い勘違いへ導く報道

 烏賀陽弘道さんのTweetで知った、昨年10月9日付けの徳島新聞の以下の記事を。■は私。

88歳無職の男、スーパーで卵1パックを盗み懲役1年の実刑/徳島地裁
 徳島地裁は8日、徳島市■■■■、無職の男(88)に窃盗罪で懲役1年(求刑同1年6月)の判決を下した。7月30日午後4時45分ごろ、徳島市下助任町1のスーパーで卵1パック(販売価格245円)を盗んだ。

 なんちゅう短報。読者にいったい何を伝えたいのだろう(笑)。
 裁判傍聴マニア、裁判傍聴師として以下コメントしてみよう。

200612c  万引きは、イッパツで懲役の実刑とはならない。
 微罪処分、起訴猶予をそれぞれ1回乃至複数回 → 略式で罰金20万円か30万円 → 罰金40万円か50万円 → 公判請求(正式な裁判への起訴)をされて執行猶予付き懲役刑 → 懲役刑の実刑、というふうに階段をのぼっていく、通常は。
 以下、万引き以外に前科・前歴がないものとして考えてみる。

 卵1パック(販売価格245円)の万引きで、初めての公判請求で求刑1年6月ってことは普通ない。
 本件は、執行猶予付きかどうか、懲役前科があったのだろう、とストレートには推認される。

 前刑の執行猶予が取り消されてダブルで服役、かつ初めての服役であれば、懲役10月か8月まで下げておかしくない。
 88歳なのに懲役1年までしか下げなかったってことは、服役前科があるのかも。 

 昔から手癖が悪くて万引きをくり返してきたなら、求刑1年6月、判決1年ってこたぁない。だいぶ高齢になってから万引きをくり返したのかなぁ、とまぁ大雑把には推認される。
 だとすれば、なぜ?

 加齢に伴う脳の萎縮により、自己コントロール能力に問題が生じた、のかもしれない。
 孤立、孤独の境遇で、万引きで得たドキドキ感、達成感が、衰えた脳に焼き付き、病みつきになってしまったのかもしれない。

 しかし、そういうことは考えず、外形的な事実(前科・前歴も含む)により量刑相場の階段をのぼらせる、それが刑事司法だ。

 そして記者クラブメディアにとって、前科・前歴はタブーらしい。
 何も知らない読者、裁判傍聴マニアじゃない読者は、「卵1パックで刑務所行きかぁ!」とだけ印象するだろう。
 でもそれは、国家の治安的には好ましい勘違いといえる。万引きを軽く考えている多くの国民らが、勘違いでびびってくれたら、素晴らしいじゃないか。
 上掲徳島新聞の記事は、その勘違いを導くためだけの報道、といえるんじゃないか。

 私はなぜそんなことに気づいたのか、じつはそのへんを今月下旬に発売となる『ラジオライフ』に書いたのだ、可搬式オービスにからむ話として。
 可搬式オービスや、「反則金払わず逮捕」と読める報道など、私はそっちが専門だから見破る。万引きについても分かる。だが、専門外のジャンルでは、私もだいぶ勘違いへ導かれてるんじゃなかろうか、という話。

 画像は、最近ドラッグストアで買った、いわば携帯式小型人力扇風機だ。198円+税。音はうるさいし両手がふさがるが、けっこう強力だ。この夏、だいぶ流行るかもねっ。

 今回の爺ちゃん、死なずに刑務所を出れば、また万引きをやるんじゃないかと私は見る。でも大丈夫、そのときはまた刑務所へぶち込みますから?

 ←6月15日21時50分現在、週間INが90で3位~!

2020年6月12日 (金)

闇バイト、連絡とったら刑務所行きが確定

 2006082c  「新型コロナで分かれた勝ち組、負け組」、週刊誌にそんな記事がいつ出るか、と思っていたが、記事を待つまでもなくもうはっきり見えたんじゃないか。
 勝ち組=税金を食う者! である。

 ただ、新型コロナで分かれたわけじゃない。昔から普通にそうだったのが、新型コロナで巨額の税金を急ぎ食えることになり、浮かれちゃってあからさまになっちゃった、そういうことにすぎない、という見方を私はしている。異論等おありだろう。

 

 新型コロナの自粛で仕事を失い、給付金とやらは1円ももらえず、生活に困窮したとき、ネットで確実に見つかる仕事があるらしい。「闇バイト」「高額バイト」だ。

 「荷物を受け取りに行くだけ」と言われ、じつは特殊詐欺の受け子、出し子、受け出し子(以下、受け子等)だった、という若者が続々と、手錠・腰縄をつけられ続々と刑事裁判の法廷へ出てくる、被告人として。

 テレビのニュースでは、末端の受け子であっても、騙しの電話もかけたかに報じられるんで、「俺は何の荷物かさえ知らずにただ受け取りに行くだけだから、よく捕まる連中とは違う、大丈夫だ」という気持ちになるんじゃないか。

 受け子等の裁判を多く見て確かに言えるのは以下のことだ。

1、「詐欺とは知らなかった」は絶対とおりません。とおさない論法があるのだ。
2、身分証明書の画像を送信させられたり実家の住所等を言わされたりし、それをネタに脅され、途中で抜けることができない。捕まるまでこき使われる。
3、捕まるのは受け子等だけ。裁判では共犯者らは必ず「氏名不詳者」だ。
4、報酬をもらってももらえなくても、末端の使い走りであっても、「必要不可欠な役割を果たした」として、被害金額ぜんぶの責任を負わされる。最初の1回で未遂で逮捕されない限り、さくっと実刑、刑務所行きとなる。

 「闇バイト」「高額バイト」に救いを求め、連絡をとった時点で、複数年の刑務所暮らしは決まり、そう言って過言じゃないと思う。

 なーんて言ってるのは、私が知る限り、どうも私だけらしい。受け子等のリクルーター、「氏名不詳者」諸氏からすれば私は邪魔な存在?

 とんでもない。こんなブログを普通の人は読まないし、もっと詳しくリアルに書かれたメルマガなんて絶対読まないはず。
 また、テレビのニュースは「詐話(さわ)など知らない末端の使い捨ての受け子がまた捕まりました。指示した者たちは例によって氏名不詳です。受け子の若者は刑務所行きでしょう」とは絶対金輪際、報じないはず。
 だから、大丈夫ですってば。私をネットで匿名攻撃しないでくださいね~。💦

 ともあれメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、6月は以下の4号を発行した。

第2420号 流行の特殊詐欺、若い「受け出し子」君は懲役3年6月に
 前号とは別の事件だ。「氏名不詳者」たちは末端の使い捨ての受け子等を次々と消費し、巨額の富を得る、それが特殊詐欺だ。  編集後記は、超過10~14キロの速度取締りがどかんと増えるだろう件。

第2419号 特殊詐欺の受け出し子、有能者は便利に使われ刑務所へ
 特殊詐欺グループ(=氏名不詳者)らにより便利に使われまくり、刑務所へ。「マジメに勤めれば、娘さんが小学校へあがる前後には社会へ戻れますから」と裁判官。てことは娘は今3歳ぐらい?

 以下の2号は6月6日にお知らせした

第2418号 約70日間も勾留して未決算入なし。ヤバイ裁判官が現れた?
第2417号 若いストーカー犯、有罪判決にそっくり返ってふてくされ

Dsc_0748-2_20200612205401  いま購読登録すると、以上4号がどどっと送信される。そして月末まであと9号が順次送信される。
 特殊詐欺が2号続いたので、次号は色情事件を、いやしかしその前に「もしやあの事件の犯人か!?」というのを…。

 画像は、6月8日、警察庁などが入る合同庁舎2号館の、入口にあったもの。なんと足踏み式の除菌スプレー噴射装置だ。税金を握る側はこんなのも買えるわけだ。いくらなんだろう。開示請求してみよっか。

 ←6月12日20時20分現在、週間INが80で3位~!

 

2020年6月 6日 (土)

ネットにヤバイ記事を書いてしまった件

20191231-2_20200604210001  『ラジオライフ』(三才ブックス)と『ドライバー』(八重洲出版)に最近書いてきたことをまとめ、最新情報を加え、無料で読めるWebサイトにヤバイ記事を書いた。「速度取り締まりの最終兵器が使い物にならない? 可搬式オービス「LSM-300」が“カカシ”化するであろう深いワケ」である。 ※画像は警察庁のWebサイトより。

 なぜ「ヤバイ」のか。
 ネットや記者クラブメディアは「“移動式オービス”は神出鬼没だ。ヤバいぞ」ということになっている。「通学路等の安全を守る」が偽りの大義名分とは誰も考えもしない。
 リアル雑誌や有料(初月無料)のメルマガで書いても読む人は限られる。社会的なインパクトは小さい。
 しかしっ! 無料で読めるネットに今回は書いちゃったのである。怖くはあったが、やっぱり書かざるを得ないと思い。

 新型オービス(ネットでは移動オービス、移動式オービスと呼ばれているあれ)は、交通違反・取締りがこう言っては何だが大好きで40年近くにわたり取材・研究してきた私からすると、ネットや記者クラブメディアには出ないところで、マジびっくりなことになっている。
 そのことをネットで書いちゃったのである。

 私が言うところの“TKK押し”の“利権派”等から、私は恨まれる可能性がある。
 些末な部分に難癖をつけて記事全体を否定する、交通ジャーナリストとしての私の評判を落とす、人格を中傷する、そういう匿名投稿がだだっと出るんじゃないか。
 実際、以前にもそういことがあった。非常に分かりやすく「あっ、きた~」と思ったもんだ。

 というふうなことをメルマガ第2417号の編集後記に書いた。現在、当該記事のコメント欄はコメントゼロだ。ほっとしている。

 私はですね、天下りは悪いと弾かれたように反発する立場じゃない。ぶっちゃけ私はマニアなのである。マニアゆえに普通の人は興味を持たないようなことを大喜びで調べ、金と時間をかけて調べるうち「おいおぃ~!」となった、そういうことにすぎないのです。
 警察庁内のモメ事の一方に荷担しようとか、そんなつもりはぜんぜんないので、暖かく見守ってあげてください~。

 とか言いつつメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、6月は以下の2号を発行した。

第2418号 約70日間も勾留して未決算入なし。ヤバイ裁判官が現れた?
 モノレール車内、マスクなしで咳をして注意され、口論になり殴った事件。なんと、8600事件以上を傍聴してきた者として驚きのひどい判決だった! もしかしてあの給付金の10万円を国庫に返納させようと?


第2417号 若いストーカー犯、有罪判決にそっくり返ってふてくされ

 「ストーカー、脅迫」の被告人は若者だった。背を丸め、ヤンキー風で、ふてくされ感をばりばり出した。どうにも納得できない事情があったらしい。  編集後記は、新型オービスについてヤバイ記事を書いてしまった件。誹謗中傷の匿名投稿を浴びるかも。

 いま購読登録すると、以上2号がどっと送信される。そして月末まであと11号が順次送信される。そこまでは無料。
 おもしろくてついつい購読解除を怠ると、7月分は月額110円が課金される。1号110円じゃなくて月額が110円です。そう、おっしゃるとおり薄利多売を狙ったのです。
 でもよく考えれば、私は世間受けや万人受けを気にかけておらず、薄利多売は無理があるような。しかしそれなりの購読をいただきそれなりの収入(110円×6割)になっている。ありがたいことです。

 ←6月6日0時50分現在、週間INが50で4位~!


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