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2020年6月29日 (月)

メディアが断固として報じない判決主文

「○日、新たに○人の感染が確認されました」

 すべてのニュース番組が朝から夜までそう言い続ける。
 しかし、私が見て来た限り、「○人を検査したところ…」とは絶対、金輪際、断固として言わない。
 検査人数を大雑把にでも把握するのは、もしかして困難なのかもしれないが、それにしても、そこまで断固、一切触れないのは、私には理解し難い。
 検査人数は、タブーか、放送禁止ジャンルか、そういうもののようだと私は見ている。

 裁判報道においては、未決算入、未決勾留日数の算入はタブーだ。それもまた徹底している。
 今日、東京地裁で、元弁護士の夫と、元税理士の妻を相被告人とする「所得税法違反」の差し戻し審の判決があった。
 記者クラブメディアの報道はどこも同じ、またはほぼ同じなところ、以下は6月29日付けのNHKニュースの一部だ。被告人夫婦の姓だけ私のほうで伏せる。

無罪から一転 脱税の罪で弁護士と元妻に実刑判決 東京地裁
20200629-2  東京の弁護士と元妻が不動産取り引きで得た8億円余りを脱税した罪に問われ、無罪が言い渡された後、やり直しとなった裁判で、東京地方裁判所は弁護士に懲役2年6か月、元妻に懲役1年6か月の実刑判決を言い渡しました。
   (中略)
 29日の判決で、東京地裁の野原俊郎裁判長は、「税金を逃れるために2人の関係会社を使って取り引きを行ったと認められ、収益は個人のものだ。脱税額は極めて多額だ」として■■平被告に懲役2年6か月と罰金2億円、万理子被告に懲役1年6か月の実刑を言い渡しました。

 刑事は検察官vs「被告人」、民事は原告vs「被告」、なのだが、法廷の外では刑事の被告人を「被告」とすることで決まっている。
 なんと驚いたことに、刑事被告人を「被告」と呼ぶ刑事裁判官さえときどきいる。驚くでしょ。

 ま、それはいいとして(よかないけどw)、今日の判決主文は、正しくはこうだ。

 平被告人=懲役2年6月、未決600日算入、罰金2億円、換刑は1日50万円。
 万里子被告人=懲役1年6月、満つるまで算入。

 なので、平被告人の刑期は10カ月ちょい。それとは別に2年弱の身柄拘束で罰金はチャラになる。万里子被告人は服役なし。

 そのことは、記者クラブメディアに限らず、日本では断固として報じられないんじゃないか。
 社会学部、報道タブー学科、みたいなものがあっていいと私は思う。学科ができる前に、学生諸君よ、広く深く当たり前に存在する報道タブーについて調べて研究して論文を書いてほしい!

 上記判決主文の意味については、メルマガか別の記事で解説しよう。今めっちゃ忙しいのだ。「固定式オービス」についての記事もまだ書いてないし、もうどうすりゃいいのか。

 画像は、上掲NHKニュースのキャプチャー画像。映像画面の左下に、妙なものが映ってるでしょ。ぶっちゃけ、私の禿げ頭だ、禿げたな~! いや、まだ完全ツル禿げとならず頑張っていることを褒めてほしい。無駄な抵抗はよせ? えーん💦

 ←6月29日22時30分現在、週間INが90で4位~!

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