ネットにヤバイ記事を書いてしまった件
『ラジオライフ』(三才ブックス)と『ドライバー』(八重洲出版)に最近書いてきたことをまとめ、最新情報を加え、無料で読めるWebサイトにヤバイ記事を書いた。「速度取り締まりの最終兵器が使い物にならない? 可搬式オービス「LSM-300」が“カカシ”化するであろう深いワケ」である。 ※画像は警察庁のWebサイトより。
なぜ「ヤバイ」のか。
ネットや記者クラブメディアは「“移動式オービス”は神出鬼没だ。ヤバいぞ」ということになっている。「通学路等の安全を守る」が偽りの大義名分とは誰も考えもしない。
リアル雑誌や有料(初月無料)のメルマガで書いても読む人は限られる。社会的なインパクトは小さい。
しかしっ! 無料で読めるネットに今回は書いちゃったのである。怖くはあったが、やっぱり書かざるを得ないと思い。
新型オービス(ネットでは移動オービス、移動式オービスと呼ばれているあれ)は、交通違反・取締りがこう言っては何だが大好きで40年近くにわたり取材・研究してきた私からすると、ネットや記者クラブメディアには出ないところで、マジびっくりなことになっている。
そのことをネットで書いちゃったのである。
私が言うところの“TKK押し”の“利権派”等から、私は恨まれる可能性がある。
些末な部分に難癖をつけて記事全体を否定する、交通ジャーナリストとしての私の評判を落とす、人格を中傷する、そういう匿名投稿がだだっと出るんじゃないか。
実際、以前にもそういことがあった。非常に分かりやすく「あっ、きた~」と思ったもんだ。
というふうなことをメルマガ第2417号の編集後記に書いた。現在、当該記事のコメント欄はコメントゼロだ。ほっとしている。
私はですね、天下りは悪いと弾かれたように反発する立場じゃない。ぶっちゃけ私はマニアなのである。マニアゆえに普通の人は興味を持たないようなことを大喜びで調べ、金と時間をかけて調べるうち「おいおぃ~!」となった、そういうことにすぎないのです。
警察庁内のモメ事の一方に荷担しようとか、そんなつもりはぜんぜんないので、暖かく見守ってあげてください~。
とか言いつつメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、6月は以下の2号を発行した。
第2418号 約70日間も勾留して未決算入なし。ヤバイ裁判官が現れた?
モノレール車内、マスクなしで咳をして注意され、口論になり殴った事件。なんと、8600事件以上を傍聴してきた者として驚きのひどい判決だった! もしかしてあの給付金の10万円を国庫に返納させようと?
第2417号 若いストーカー犯、有罪判決にそっくり返ってふてくされ
「ストーカー、脅迫」の被告人は若者だった。背を丸め、ヤンキー風で、ふてくされ感をばりばり出した。どうにも納得できない事情があったらしい。 編集後記は、新型オービスについてヤバイ記事を書いてしまった件。誹謗中傷の匿名投稿を浴びるかも。
いま購読登録すると、以上2号がどっと送信される。そして月末まであと11号が順次送信される。そこまでは無料。
おもしろくてついつい購読解除を怠ると、7月分は月額110円が課金される。1号110円じゃなくて月額が110円です。そう、おっしゃるとおり薄利多売を狙ったのです。
でもよく考えれば、私は世間受けや万人受けを気にかけておらず、薄利多売は無理があるような。しかしそれなりの購読をいただきそれなりの収入(110円×6割)になっている。ありがたいことです。
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