全社横並びの上っ面報道、The News Surface!
「20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落」と2018年3月15日付け「週刊現代」。
「超有名弁護士」とは、元東京地検特捜部長、元名古屋高検検事長の石川達紘氏である。
その事件が「過失運転致死、道路交通法違反」として2020年2月17日、東京地裁の法廷へ出てきた。倍率約5倍の傍聴券抽選に、導かれたか私は当たり、第1回公判をメルマガで詳細レポートした。以下だ。
第2372号「元高検検事長のレクサス、時速120キロで320mを暴走!」
第2373号「元検事長のレクサス暴走事故、もしや本当に車両の不具合?」
6月30日(火)、その審理の期日があった。前回の5月11日は、コロナでか取り消されており、久々の期日だ。
また傍聴券抽選、当たり券は11枚ぽっち、並んだのは32人。
そしてまたも導かれたか、私はさくっと当たってしまった。
法廷の前で、どんだけ異様な超厳重警備があったか。あれを記者クラブメディアが報じることはないはず。経験した人と、上記メルマガを読んだ人以外、つまり日本国民の9.99999999%(99.9999999%)は知らない、そんなことは日本国にはいっぱいあるはず。私が知ってることより知らないことのほうが何万倍も多いだろう。
しかし! 裁判所で日々なにが行われているか、私は17年間か見てきたので、知らないジャンルで起こっていることに、ま、耳を傾けられる人間になった、とはいえる。
今日の期日は弁護人立証から。電子制御の自動車の意図しない加速でリコール、それは過去にけっこうあるのだ、ということを、なんか大した経歴らしい人が証言する途中で、私はそっと出た。
東京簡裁のほうで「道路交通法違反」の新件があったのだ。これは見逃せない! オービスの否認事件ではなかったが、存分に「うわぁ!」な事件だった。
この日は、流行の「あおり運転」をやったとして全国報道された「傷害」も傍聴した。おいおぃ、被害者とされたタクシー運転手のほうがじつは悪いんじゃないの? と思える事情があった。
病院へ行くため勾留停止とされた男が逃亡した、と全国報道された「犯人隠避教唆」も傍聴した。これも、うっわ、そんな背景があったのか、その部分は絶対に報道されないわなぁ! と思えた。
いや、司法記者クラブの記者諸氏も、ディープなことを報道したいはず。記事を書いちゃったかもしれない。けど“上のほう”が許さず、記者氏が少し詳しく書いた記事も、全社横並びの上っ面報道(The News Surface)に落とされる、ディープなネタを会議に出しても鼻で笑われる、そういうことがあるんじゃないかと私は想像してます。頑張りましょう。
明日こそ、いっくらなんでも必ず「半固定式オービス」についてのネット記事を書こう! ←大丈夫か?
画像は、東北地方の某ピザ店。持ち帰り半額だというので寄ったのだ。じつは数日前、やむを得ない事情がありレンタカーで東北地方へ行ったのね、ホンダのNBOXで。NBOX、いいわ~!
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