消えた年金問題で庁名板に緋墨をかけたお年寄りがまた!
今日はね、ばりばり万引き病(窃盗症、クレプトマニア)の事件の、平井愼二さんではない医師の尋問が13時30分から2時間の予定であり、それを傍聴に出かけたわけ、東京地裁へ。
そしたら、同時刻から隣の法廷で「名誉毀損」の新件があった。ネットでのいわば“リモート犯罪”か、誹謗中傷のビラをまくような、いわば“昭和の地べたの犯罪”か。
たまらず「名誉毀損」を傍聴。ま、後者の事件だった。追起訴があるってことで13時34分閉廷。
すぐに隣の法廷、万引き病の「窃盗」へ。
証人尋問が始まる気配もなく、検察官が言った。
検察官 「9月上旬に追起訴…」
えーっ! 保釈中の被告人がどうやらまた万引きをやったらしい。
執行猶予判決を受けてすぐまた万引きとか、実刑判決を受けて控訴中にまた万引き、というのは珍しくない。
万引き病者は、邪悪な動物霊に取り憑かれ、突き動かされるかのように、邪悪な動物の目つきになって万引きをするのだ。
でも一審の審理中にまた万引きって、私は初めてかも。
13時43分頃にそれが終わり、どうしよう。
簡裁の「住居侵入」の新件へ行ってみた。
下着の匂いを嗅いで自慰行為をしたく…という事件だった。
同種前科3犯。前刑は保護観察付き執行猶予。性犯罪者更生プログラムを5回も受けているのだという。
国家のその種のプログラムは、国家は再犯防止の手を打ってますと国会で言い張ることが主目的であり…。
続けてその法廷で「傷害」の審理を傍聴した。
映画の上映中、カップルの男性がおしゃべりしたりケータイを操作したり、それを注意したら、という事件だった。
被告人と、証人出廷した被害者と、あまりにも対照的で…。
それを途中で抜け、簡裁の別の法廷で「軽犯罪法違反」の判決。
20分ほど前に行ってよかったょ。もうちょいで傍聴できなくなるところだった。コロナ・ディスタンスで傍聴席はたった8席なのだ。
これ、メルマガ第2297号「消えた年金の被害者76歳、総務省の庁名板を汚損し」、第2367号「珍しい「拘留」の裁判2件! 1件はミニスカ&Tバックで…」の、あの被告人の事件なのだ。
あれはとっくに判決が出てるじゃん? 第2367号でレポートしたじゃん?
なんとびっくり、釈放されてすぐまた同じことをやったのだった。今回の裁判でも、またやる旨を言ってるのだそうだ。
そのために出かけた医師の尋問は、なくなり、しかし、、、という午後だった。
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