P活、売買春、詐欺
保健所から電話があって「濃厚接触者」の宣告を受け、PCR検査を受けたりで結局3週間ほど裁判所行きを休んでしまった。
健康観察期間も終わって2日後の9月2日、晴れて裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)へ登庁したっ。
大事な「住居侵入」の判決を見届けたのち、約10年前に駐車監視員への「公務執行妨害」をくり返して服役した被告人の「暴行」、へ行こうと大廊下を急ぎ足で歩いていたら、途中の法廷前に警備の職員が。なんだっ?
私はねぇ、東京地裁の職員諸氏からはきっと笑われているだろう、警備の署員のお姿を見ると、どうしても傍聴したくなっちゃうの。とほほ。
それは前科27犯の被告人の「傷害」で、いやはやちょっと大変な事件だった。
それから、「逮捕監禁致傷、監禁、強要、詐欺、窃盗」の審理を見つけた。「還付金詐欺で男4人逮捕 女子大生が裸写真で脅され受け子に 警視庁」と報じられた事件なのだ。驚きの部分があった!
被告人氏名にどうも見覚えがあり「強制わいせつ」の控訴審判決を傍聴してみた。なんと、東京地裁の裁判員裁判「強制わいせつ致傷」で保護観察付き執行猶予を受け、その猶予期間中に、ムチャクチャな同種犯行をやったのだった。
P活をご存知だろうか。パパ活、パパ募集活動というか、要するにネットを利用した売買春である。その売春女性に対する「詐欺」を頑張って傍聴してみた。
驚いたね。被告人は真っ向否認なのに、弁護人はニコニコと検察書証をすべて同意し、被害女性の調書のみ「信用性を争う」。「被告人は同種前科2犯の嘘つき野郎。無駄な審理を重ねずささっと有罪に」なーんてやると、控訴審で審理不尽、原判決破棄とされますぞ。まさか弁護人はそれを狙っているとか? まさかね!
それが長引き、同じ法廷で続いて始まった「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反違反」の審理も傍聴した。
冒頭、裁判官が言った。
裁判官 「被告人は、マスクを持ってない?」
そう、被告人は、法廷内でただ1人、マスクなしなのだった!
被告人 「なぁいですねぇ」
そのあとどうなったか、事件の中身とあわせ「ええ~!」だった。
さぁ、今夜はもう寝よう。明日は早起きして雑誌原稿を書き進めねば…。💦
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