警視庁職員のひき逃げ、冤罪か?
9日(火)は朝から夕方まで裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)に居続けた。
9時46分頃、東京地裁のある法廷へ行くと、すでにかなりの行列ができていた。ほぼ全部警視庁の警察官たちと思われる。私は22番目だった。この法廷は52席、コロナディスタンスで26席に制限されている。22番目ならセーフだ。ほっ。
ふと見ると、向かいの法廷のドア前に1人ぽつんと…。
あっ、あれは昔からの本格のマニア氏かも。あの法廷は民事のはず。なんだっ? 壁の開廷表を見てみた。原告は津田大介さんだった。被告は、私はそっち方面は無知なのだが、もしやいわゆるネトウヨ関係? さすが本格のマニア氏、お~、とうれしくなる私なのだった。よけいなお世話? すんません~。💦
警察官諸氏が大行列の法廷は、「ひき逃げ容疑で警視庁職員逮捕 男性死亡、「人とは思わず」」と報じられた、被告人が警察庁職員の事件だ。
私が傍聴してきた限りでは、なんてこった、被告人と弁護人が言うことのほうにどうも説得力があるぞ。
ただ、無罪が無罪になるとは限らない。なぜならこれは裁判だから。無罪が有罪とされるとき、どんな無茶苦茶な論法で有罪にしたか、見届けるのが裁判傍聴師の社会的役割なのだ。言ってること分かりますかね。
昼休み、1階の開廷表を見てみた。若干珍しい被告人氏名がありスマホ検索。ええっ、あの有名TVドラマ等々に出演したという人物がヒット! 傍聴してみた。
マスク着用ではあるが、その人物で間違いないと思えた。私は初めて聞く、えげつない手口の事件だった。
逮捕報道はない。本件についてネットでのヒットは一切ない。
だがっ、東京地裁には匿名の実名さらし魔がいる。数日して匿名掲示板にアップするようだ。数日後以降は、「このひと素敵。ほかにどんな活動をしてるのかしら」とネット検索したファンは、東京地裁のある刑事犯罪の被告人となったことを知って驚くのだ。
氏名を変えねばもう活動できないだろう。変えても、人気が出れば足を引っぱる者が出る。昔の芸名または本名はきっと漏れる。ネット検索すればソク、匿名の実名さらし魔による匿名投稿がヒットし、スキャンダルになるだろう。
俳優さんの人生は終わった、とは短慮であって、なんとか頑張ってほしい。
傍聴を終えて、上記とは別方面のマニア氏と銀座の晩杯屋で一杯やった。
マニア氏は珍しく裁判傍聴をしたという。な、なんと、社会運動関係の女性(ネットでたくさんヒットあり)が原告で、発信者情報開示の手続きにより判明したネットの誹謗中傷者に対し損害賠償を求めた民事訴訟の、本人尋問の期日だったらしい!
開廷表には被告氏名(女性名)が記載されていたそうだ。
前述の実名さらし魔は、民事については当事者が女性氏名の事件、離婚訴訟(家事だが)などを重点的にさらしているようだ。
だから数日したら、ネットで誹謗中傷をやって訴えられた女性の氏名もさらされることになる可能性が高い。
そんなことより、と言っちゃ申し訳ないが、諸君、銀座晩杯屋がたいへんなことになりましたぞ!
いや、ちょっと待て、1記事1テーマじゃなくどんどん書き加えていくのが私の悪い癖だ。今回はここまでにしとこう。
画像上は、晩杯屋の銀座店の外観。このガラス戸を少し開けると風がビュービュー吹き込み、換気が良いのだ。画像下は今日の酒肴の一部。左はツブ貝の貝柱、の食べかけ。右側はほっけの刺身。いずれも250円。
ひもは旨かったね~。ほっけの刺身は、なんだろ、珍しいものを食べちゃった。いいね、である。上の黒っぽいのは、おなじみニンニク揚げだ。ビアタンブラーのは酒、常温だ。日本で酒といえば米の醸造酒しかないと、刑事訴訟法で定義されている。うっそぴょん(笑)。
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