無症状感染者野放し政策
なぜ会食がダメなのか。
マスクを外してしゃべることになりやすい。多人数で酒が入ると大声になりやすい。
そこに感染者がいたら、非感染者に感染する可能性が高くなる、だからでしょ?
熱があって咳をして息苦しそうにしている人がいたら「おいおい!」となる。
無症状感染者は分からない。皆といっしょにマスクを外してわいわい会食…ヤバイ!
仮に、もしも、全員が非感染者なら、三密の小部屋に多人数で集まってギャーギャー騒いでもOKなわけだ。店が営業自粛とか不要なわけだ。
そしたら、誰だって思うでしょ、どんどん検査して感染者を見つけよう、隔離しよう、と。
結局、感染症対策の基本は検査と隔離なんだそうだ。なるほど。
ところが! 日本ではそれはダメなんだね。
日本で検査を受けられるのは、ヤバイ症状があって医師により「感染者である可能性が高いぞ」と診断された人と、その人の申告により濃厚接触者(1m以内で会話15分以上とか)と認められた人、だけなのだね。
日本で検査を受けられるのは、ある意味エリートだ。
そんなレアな検査を、私は昨年、受けたことがある。数日前に打合せしたTVディレクター氏の感染が判明し、私の氏名等を保健所に告げてくれたから。PCR検査、良い経験だった。 ※ディレクター氏はその後回復したそうだ。
なぜ検査を絞るのか、制限するのか。
感染者が次々発見されると医療が崩壊するから?
無症状感染者(濃厚接触者と認められた人以外の多くの無症状感染者。以下同)が野放しになり、いま医療は崩壊してるらしいんですけど。
PCR検査の信頼性は7割だから?
3割が漏れるのは良くないので、10割を漏らす。それはイチゼロ論法といって、バカが使うやつじゃん。
とかいうふうに私は考えるわけだが、私みたいなのは少数派なのだろう。
「偉い先生(国会議員)と優秀なお役人が国民のために考えてくださってこうしてるんだから…」が多数派なのだろう。
「御上がなさることに真っ向からケチをつけるとは、今井は極左だ!」なんて人も、いやマジでいるでしょ。
かくして、死ななくていい人たちが死んでいく。交通事故と非常に似た面があるね、という話を、交通事故からの面について、5月下旬に発売の『ドライバー』のコラムで書きました。
無症状感染者野放し政策をとっている我が国で、無症状感染者の脅威から如何に自分を守るか、そこである。
まずはマスクの不装着者を警戒したい。だって不装着者は、ウイルスをたくさん取り込みやすく、存分に吐き出すわけでしょ。
しかも、マスク不装着という分かりやすい形で、無症状感染者である可能性が高いぞとアピールしてくれてるわけだ。ありがたい。
先日の連休中、つまり非常事態宣言下、大規模商業施設へ行った。家族連れなどで普通に大混雑。その中に、マスク不装着者を2.5人見かけた!
中年女性1人と、別の中年女性&その連れの小学生ぐらいの女児だ。
家族以外のナマ顔を見ることは滅多にないので、つい見とれてしまった。
ご婦人お2人は、コロナ陰謀説論者なのだろうか。女児が可哀想と私は思った。ああいうのも虐待の一種か。
※ 画像は「都内の最新感染動向」より。1月と比べて検査数がおおよそ半分になっちゃってるのが興味深い。「連休だから少ないんだろ」と思う方は、「都内の最新…」を見てみてね。ちなみに検査数(分母)をメディアは滅多に言わない。なぜだろう。
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