アベノマスクの保管に係る契約書等
いわゆるアベノマスクが大量に余ってて、その保管に莫大な金が流れ出してるんだそうだ。
私は交通違反マニアであり裁判傍聴マニアであると同時に、開示請求マニアでもある。
開示請求の対象は、主に交通違反・取締り関係の文書、刑事や司法の関係の文書だ。 ※裁判所は「開示申出」。
それら以外のあれこれについても、契約書や仕様書、入札調書、算出根拠などじゃんじゃん開示請求したら面白いだろうに。そうは思いつつ、手を広げる余裕がない。
しかし今回、ふと思いつき、勢いで、右の画像にあるような開示請求をしてみた、郵便で。
1カ月ほど経って、さらに2カ月延長するとの通知が。
延長の通知はしばしば受けるんで、べつにいい。「延長の理由」に驚いた。
「不開示情報該当性の審査に時間を要する」
ここは驚く部分じゃない。業者の側はどこを不開示にしたいか、その不開示は情報公開法に照らして妥当か、審査するのだ。
ただ、私より先に誰かが開示請求していれば、審査の要がない。
つまり、本件の開示請求は私が初めてなのだ。私みたいないわば門外漢が初めてってどゆこと? とは思う。
私が驚いたというのは、以下の部分だ。
「審査と並行して処理すべきその他事務の繁忙のため」
そんな理由は初めて見るんじゃないかと思う。
てかそんな理由、書かなくていいんじゃないか。書かなくていいことを書いたところに、「その他事務」についての担当職員諸氏の悲鳴、SOSが聞こえるような気が…。妄想が過ぎますかね(笑)。
「その他事務」の概要が分かる文書、を開示請求してみる?
もしも本当にSOSなら、しっかり聞いてあげるのは国民の義務でしょ。どうしよう。
アベノマスクの保管に係る文書は、再延長がなければ来年早々にゲットできるはず。
郵送ではなく手交とし、久しぶりに厚労省へ行って地下の食堂状況を視察してこよう。楽しみだ~。
画像は2008年9月、厚労省地下の大きな食堂のもの。この定食が480円ぐらいだっけ。当時、一般国民も自由に食堂を利用できた。食堂利用のため庁舎へ入ることができた。農林水産省も同様だった。
今はダメだ。人がだんだんと老いるように、人間社会もだんだん悪くなる、みたいなことがルソー氏の『社会契約論』に書いてあった、ような遠い記憶。
« 選挙のサクラは5千円が決まりか | トップページ | DVヤクザ »
「情報公開」カテゴリの記事
- ストーカーに対する「警告」「禁止命令」とは(2023.11.25)
- 情報公開で税金の不適切な支出を暴く!(2023.11.13)
- さいたま地裁の帰りは立ち呑みモルガン(2023.10.06)
- レーダー式車載速度測定装置 JMA-401A(2022.06.28)
- アベノマスク関係で意外な文書がたくさん開示されることに(2022.01.14)
コメント