自転車違反金、自転車取締りの民間委託
「悪質自転車、対策強化へ 全国で集中取り締まり」と3月20日付け共同通信。右はそのスクリーンショットだ。
おおう、なるほどっ! である。
これから新入生、新人社員諸君が、学校、職場、最寄り駅の駐輪場へ、自転車で走りだすシーズンが始まる。
4月中頃には春の全国交通安全運動が始まる。
そして、5月になるのかな、ほら、電動キックボードの自転車化、あの法案が国会で可決されるはず。
コロナ禍での自転車人気も、アメリカ式自転車出前もある。
「自転車の迷惑運転が目に余る! モンスター自転車、モンチャリを厳しく取り締まれ!」
そのキャンペーンに絶好の、またとないチャンスがくる。いよいよですかねえ。
何がいよいよなのか、1年近く前の拙記事「ついにキタ!自転車の取り締まりに違反金制度で「大きな市場」が生まれる」に詳しく書いた。
しっかし、こういうこと、どうも私しか言わないらしい。自転車違反金、自転車取締りの民間委託なんて、交通違反・取締りを長年注視していれば誰だって容易に分かるだろうに。
分かってるけど言わないのだ? えーっ、うっそ…。
メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」も、私しか書かないらしいことを書き続けている。3月は以下の7号を発行した。
第2625号 若い女性が飲酒&ながらスマホで事故、しかも逃げて重ね飲み!
交通事故としてはかなり重い実刑判決だった。しかし誰にも知られず過ぎ去る、世の中そんなもんだよねと思う。
第2624号 女子トイレ盗撮、神待ち誘拐、深夜の路上で右耳の穴を舐め
珍しく色情裁判を連続3件、傍聴してみた。歪んだ性欲の男たちがいて、売買春が自由なSNSがあり…。
第2623号 万引き病、高密度な治療計画を仮釈放の遵守事項がぶっ壊した!
ターニングポイントは夫のDV、万引きが止まらなくなった。前科6犯、前歴9件。今度刑務所を出たら濃密な治療を受け、生まれ変わるはずだった。ところが…!
第2622号 中二女子がバレンタインのチョコとファンレターを送った男は!
ファンレター? 芸能人? そこが知りたい方は読まないでください。男が誰か臭わせることは一切書いてません。
第2621号 幼い子どもに刑罰を科すことは可能か。ばりばり可能でしょ!
こういうとんでもない場面もあることを国民が見張る、そのためにこそ裁判は公開なのだ、と思い出させてくれる裁判だった。
第2620号 店内で排泄し、尻を拭いた紙で大便をすくい、監視カメラに
そんなような事件が東京地裁へ出てくると噂になっていたが、まさかこんな事件だったとは!
第2619号 前科2犯、前歴5件の盗撮魔、誰よりも心が澄んでいる?
「(刑務所へ)積極的に行きたいわけじゃないですが、べつに、行ってもいいかなぁとは思ってました」などと被告人は静かに淡々と言うのだった。
いま購読登録すると以上7号がどどっと送信される。そして3月末まであと2号が順次送信される。
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