死刑を破棄、改めて死刑!?
「川崎老人ホーム転落死事件 二審も元職員の男に死刑判決 東京高裁」と3月9日付けTBSNEWS。右はそのキャプチャー画像。
そこかよっ、と言われそうだが、こんなことを書くのは私しかいないだろうと、ちゃちゃっと書く。
ニュースにこうある。
川崎市の老人ホームで入所者3人が相次いでベランダから転落し、死亡した事件で、東京高裁は元職員の男に一審と同じく、死刑を言い渡しました。
もしそうならびっくり判決だ!
というのも、高裁の判決は以下の2つのうちどっちかなのだ。
「主文。本件控訴を棄却する」
「主文。原判決を破棄する…」
前者が圧倒的に多い。後者の場合、破棄したうえで、地裁へ差し戻すとか、被告人を××に処するとか、被告人は無罪とか、続く。
「主文。被告人を死刑に処する」
とは高裁は言い渡さない、言い渡せない、刑事の高裁は事後審なので。
しかし報道は、高裁が死刑を言い渡した、となっている。であれば、こういう主文だったはず。
「主文。原判決を破棄する。被告人を死刑に処する」
そんなバカな? いやいや、一審判決を破棄し、一審と同じ刑を改めて言い渡すことは、たまにある。
結論は変わらないんだけども、適用法令に誤りがある、という場合なんかに、そうなる。
そういうのを私は1件か2件、死刑の事件じゃないが傍聴したことがある。メルマガに書いた。第何号か忘れた。
だから今回のケースは、一審の死刑判決に何か誤りがあり、でも結論は変わらないんで、いったん破棄して、改めて死刑判決を言い渡しのだな、誤りって何だろ! なのである。
東京高裁に私はまだ確認してない。が、過去のこの種の報道を見てきたところから推測するに、こういうことだったのではないかと。
「高裁は被告人側の控訴を棄却、一審の死刑が維持されました、それだと一般視聴者は分からない。無知な人たちにインパクト強く伝えるには、高裁も死刑判決! とやるほうがいいんだ」
TBSだけじゃなく、どこのニュースもほぼそうじゃないかと。
民事は【原告vs被告】、刑事は【検察官vs被告人】なのに、メディアは必ず刑事の被告人を「被告」とするし。
なんと! 報道に毒されたか、被告人を「被告」と呼ぶ刑事裁判官までいる、びっくりだ。
新型コロナの新規感染者数について、陽性者数(分子)にばっかりめっちゃこだわり、検査数(分母)は基本スルーとかあるし、ウクライナについての報道も、どこまで信じていいの? という気がしてしまう。
こういうところに陰謀論が入り込んでがつんと稼ぐんだなあ。私も頑張ろう。 ←あんたは無理っ(笑)
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