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2022年3月 3日 (木)

報奨金ハンター養成塾!

20220303-1

 「全国初…特殊詐欺の容疑者検挙に向け『報奨金』制度導入 「だまされたフリ作戦」への協力等で 愛知県警」と2021年7月1日付け東海テレビ。このニュースを、いま知った! 右の画像はそのスクリーンショットだ。

 だいぶ前から私はメルマガ等で言ってきた。
 いまや一大産業となった特殊詐欺について、通報すれば×万円、受け子等々の逮捕に至れば被疑者1人につき×万円、懸賞金、報奨金を出したらどうかという趣旨を。

 そのためには、詐欺の手口の詳細、受け子や出し子の服装、行動の特徴等をよく知らねばならない。
 各地の公民館、コミュニティセンターで警察が「特殊詐欺、手口講座」を開く。
 民間の「報奨金ハンター養成塾」が続々設立され、「当塾塾生による報奨金、総額1億円!」などとTVCMが…。

 お年寄りたちは、架け子からの架電を待ち、わくわくどきどき電話に張り付く。
 受け子等を探して住宅街を歩き回る。駅の番号式コインロッカーやコンビニATM、銀行ATMを回って歩く、眼光鋭くきびきびと。

 生き甲斐と健康を同時にゲット、素晴らしいではないか。

 もちろん、受傷事故はヤバイ。
 行き過ぎちゃって、反戦デモに参加した住人、原発に反対の住民を警察に通報するようになっても困る。
 そこらは十二分に注意しなければならない。

 先輩諸氏(お年寄りら)を餌食とする特殊詐欺、の裁判をたくさん傍聴して思うのは、いくら報道され注意喚起されても結局「他人事」ってことだ。
 他人事、これは人間の大事な心理機制のひとつではないかと思う。
 しかし上記のようなことになれば、特殊詐欺は「自分事」になるだろう。

 そういうことをいつも夢想してきたが、なんと愛知県警がリアルで始めていたとは。
 ただ、1万円はしょぼいと思う。逮捕1人につき、せめて5万円はほしいよね。

 このモデル、日本から世界へ広がるかも。てか世界ではすでに行われてるかも?
 「他社がやらないニュース専門チャンネル」で報じてほしい。

 ←3月3日12時40分現在、週間INが60で3位。

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