傍聴席制限解除、殺傷事件に発展するかも
5月30日(月)から全国の裁判所で、コロナ・ディスタンス、傍聴席の制限が解除されたようだ。私はまだ現場を見てないが。
単に制限解除ではない。
東京地裁(東京高地簡裁合同庁舎)の場合でいうと…。
団体さん(私が直に聞いた限りで最大約230人)が押し寄せる!
たとえば1年生、2年生のとき傍聴見学ができなかった学生、生徒さんの数人~数十人のグループが、コロナ前に倍して押し寄せる!
んもぉ大変なことになりますぞ、というのが私の予想だ。
団体、グループさんは、全員まとまって傍聴したがる傾向がある。
数人ずつに分けて傍聴させる引率者もいるが、数人のグループが複数来れば、20席の傍聴席など即満席だ。
東京地裁名物“埋め尽くし傍聴”が始まるのだ!
被告人の家族、関係者、被害者、遺族とその関係者たちが、とっくに満席の傍聴を見て呆然、という事態が頻出するだろう。
なかにはヤンチャな者もいて、殺傷事件に発展するかも…。
そんななかを生き抜くメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、5月は以下の9号を発行し終えた。
第2645号 裁判官は主文を2度述べ、聴き取れたか検察官と弁護人に確認、なぜっ!
最高裁勤務が多いエリート裁判官、どこかでつまづくんじゃないか、マニアが勝手に深読み。
第2644号 同乗の4人にスリルを味わわせようと片側1車線、制限50キロの道路で
被告人も被害者4人(うち2人死亡)も全員若い女性。危険運転の「その進行を制御することが困難な高速度」をどう判断するか。
第2643号 キャンプ場で女児失踪、その母親を誹謗中傷事件、5分間の控訴審
たった5分間で何が行われたか、被告人質問はなぜなかったのか、そういったことをレポートしました。
第2642号 小学生の頃いじめられ、大人の女性と付き合えなくなった保育士は…
どんな奴がどんな心情でそんなことをやってしまうのか、垣間見ておくのも大事だろうと。
以下の5号は5月21日にお知らせした。
第2641号 自分は同性愛者、親に孫の顔を見せられない、その寂しさから…
第2640号 メルマガは証拠採用されず、しかし万引裁判、逆転執行猶予!
第2639号 訪問買取業者の罠、厳しいノルマを課され、盗みを示唆され
第2638号 風俗嬢に愛人契約を持ちかけ、額面700万円の偽造小切手を
第2637号 虐待への怒りがついに爆発、苛烈な反撃で父親を植物状態に
いま購読登録すると、以上9号がどどっと送信されるはず。そして今日中に急ぎ購読解除すると全部無料(初月無料)、そういう仕組みなのだろうと私は見ている。
←5月31日7時10分現在、週間INが40で3位。
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