刑務所へまっしぐらな男たち
右の画像は6月22日付けTBSNEWSのスクリーンショットだ。
この「殺人予備、殺人未遂、傷害」の控訴審判決、傍聴券抽選だった。
当たり券28枚のところ50人弱が並んだかな。
私はスカッと外れた。
ところが、見知らぬ女性が当たり券をくれた!
なっ、なぜ私に? 私が素敵なおぢさまだから? 哀れな爺さんだから?
どっちでも、ありがとうございます!
傍聴した。原判決は懲役18年(未決算入は私は不知)のところ…。
裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。当審における未決勾留日数中400日を原判決の刑に算入する」
こういうのをメディアはもっぱら、高裁も懲役18年を言い渡した、高裁の判決も懲役18年だった、と報道する。未決算入はタブーだ。
判決理由を聞いてて私は感じた。
統合失調症は争いがなく、統合失調症ゆえの妄想がなければこの事件はなかった。
しかし検察が起訴した。イコール、国家として処罰すべしと判断したのだ。
裁判所は、有罪の理由になりそうなことを的確に拾って有罪とする…。
いやべつに非難してるわけじゃないです。
そういう統治のあり方が感じられる、というにすぎないです。
いろんなことをちらり感じてしまうメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、6月は以下の6号を発行した。
第2651号 勝手な都合をいつも優先、刑務所へまっしぐらな男たちが続々と
交通事故で執行猶予判決を受けた翌月、無車検、無保険車を飲酒、無免許で運転し…。
第2650号 13歳未満の実子に肛門性交、実刑だと子が罪の意識を持つから
こういう父親がぽつぽつ法廷へ出てくる。何十倍、いや何千倍も埋もれてるんじゃないか。子の何割かが心を病み…。
第2649号 学生のとき大麻で捕まり大騒動になった若者のオービス82キロ超過
激しくあおり、恐怖からアクセルを踏ませ、オービスに捕まらせて楽しむ、そんな連中がどうもいるようだ。それに対し検察官、裁判官は…。
以下の3号は6月14日にお知らせした。
第2648号 「呪術回戦」のあのメンバー、逆転執行猶予、感動しました!
第2647号 衝動に突き動かされ闇雲に万引きしたのかという“新基準”!
第2646号 物々しい防護衣にびっくり、女子トイレ侵入の男は感染中!?
いま購読登録すると、この6号がすぐに送信される。そして6月末まで順次2号が送信される。
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