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2022年7月15日 (金)

統一教会(協会)のアダムとイブ

20220715  右の画像は、「異邦人」氏の7月13日のTweetだ。こうある。

「安倍と日本が統一協会に不可欠になった経緯」と題するワシントン・ポスト紙の論説。記事中の「文氏の神学体系では、彼の祖国である韓国は世界支配を運命付けられた支配民族の故郷である『アダム』の国であり、日本は韓国に従属する『イヴ』の国」という一文が強烈。

 アダムの国、イブの国、なんだ?
 そういえば『インサイド・ザ・リーグ 世界をおおうテロ・ネットワーク』(社会思想社刊。ジョン・リー・アンダーソン、スコット・アンダーソン著。山川暁夫監修。近藤和子訳。初版1刷は1987年。2000円)にそんなふうな部分があった。

 イエスを受け入れなかったイスラエルは、もはや神の選び給うた土地ではない。ユダヤ人は結局、第二次世界大戦で六〇〇万の死者を出すという犠牲を払うことで、聖霊によって清められたが、神は新しいメシアと新しいアダムの国をつくらねばならなかった。この目的にふさわしいものとして予定されたのが、文鮮明と韓国である。その統一原理のもっとも独創的な面の一つは、世界のすべての国をその地勢上の見地から男性、女性に分けて、性格づける点にある。「韓国は男の形に似た半島であり、日本はイブの位置にある。日本は島国だからアダムにはなれないし、韓国という男性に似た大陸の一部の半島国家を慕っている。……アメリカはもう一つのイブの立場にあり、イギリスを母とする神の僕べの国である」(『ペテンの報酬』ロバート・ベッチャー、一九八〇年) それが統一教会の主張の一例である。

20220715-1  地図は「Yahoo!地図」より。沖縄と八丈が切れてしまって申し訳ない。
 「男の形に似た半島」「イブの位置」とつぶやきつつ、地図を見てみる、唖然呆然としてしまう。
 なるほど、同書にはこんな言及もある。

 文鮮明は第二次世界大戦中の日本で電気関係の技術を学んだのちに平壌に戻り、最初の教会をつくった。その教会は「婦人を信徒に加えていることを含めて、他の多くの非正統キリスト教各派と違う点はなかったが、“血分け”という儀式を持っている点は別だった。女性信徒たちは文鮮明と性的な関係を結び、“サターンの悪霊”から身を清めることが求められた。」(プレゼンス・テンス」一九七六年秋季号)

 1991年、ソ連(ソビエト連邦)が崩壊したとされる。『インサイド・ザ・リーグ 世界をおおうテロ・ネットワーク』は、冷戦真っ只中におけるWACL(World Anti Communist League)、世界反共連盟についてのディープな本だ。

 六八年四月、この勝共連合日本支部は公式に、世界反共連盟の日本支部に選ばれた。勝共連合と統一教会は建前上は関係のないことになっているが、実際には勝共連合の全メンバーは、文鮮明崇拝者ないし児玉、笹川が率いるヤクザの子分らで埋められた。

 そんな話は出てくるが、統一教会の暗部を掘り起こすことが主目的の本ではない。
 けれどもしかし、統一教会はそんな時代にそうやって日本に乗り込んできたのか、と感じることはできるだろう。

 ちなみに、当時の略称は「統一協会」だったと私は記憶する。
 「教会」と書いて「しまった、また間違えた」と「協会」に直した、そんな記憶がある。

 今回の本では「教会」となっている。これは原文が「Church」だったからか。どうしても知りたい方は調べてみてください。

 今は「教会」が優勢だ。圧倒的優勢なように思える。
 たとえばテレビが「協会」とすれば、宗教なのに協会だって、アホな誤記(笑)と、そっちで盛り上がってしまうだろう。
 なので「教会」でいくことにしたのか、分かりません。

 ←7月15日10時20分現在、週間INが802位。

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