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2022年8月12日 (金)

旦過市場、22時間後に「鎮火」って

20220812  「北九州市 旦過市場 出火から22時間 ようやく鎮火」と8月12日付けテレ朝NEWS。画像はそのスクリーンショットだ。
 出火から22時間で鎮火って、日本語的に違和感あり。鎮火じゃなくて燃え尽き、じゃないのか。

 窓から炎が出始め、燃え広がり、隣家へ延焼していくのを、私は間近で見たことがある。
 もちろん早い段階で消防車は多数来るのだが、いくら放水しても火勢は衰えない。

 私は地団駄を踏む思いだった。
 この家は間違いなく全焼する。昔江戸の火消し衆がやったと言われるように、柱や壁(すでに燃え始めている)を壊して潰してしまえば、隣家への延焼は食い止められるだろうに!

 しかし人為の破壊、破壊消火は行われず、隣家の軒先が激しい火炎にあぶられ、ほら、木材の“炎の精”というべき濃白色のもわもわが出始めた。
 そうしてじわじわと火炎は隣家を食い、全焼ではないが、人が住める状態ではなくなって「鎮火」した。火元の住宅は全焼、完焼した。

 旦過市場の火災も、どこかで建物を破壊していれば…。
 セラミックか何か不燃素材のぶ厚い遮蔽板を、上からクレーン車で適宜の位置に下ろせば…。

 と私は、火災のニュースを見るたびに思う。もどかしく思う。
 だが、アナウンサーやコメンテーターが同趣旨を言うのを聞いたことがない。なぜ?

 たまにそんなことも編集後記に書きつつメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、8月は以下の3号を発行した。

第2665号 本当は堕ろしたくありませんでした! そう言って被告人は泣いた
 また覚せい剤で捕まり判決は実刑間違いなし。その第1回公判の2日前に妊娠が判明し…。

第2664号 いじめを暴力で止めた成功体験から、暴力を環境改善の手段として
 裏切られる前に裏切る、他人を信じられず、嘘と暴力で自暴自棄に生きてきた。しかし、あることに接して涙したのだという。

第2663号 狂気の代理ミュンヒハウゼン症候群、生きのびた男児は今13歳…
 ただただ自分を心配してほしく、生後5カ月の乳児の左腕をへし折り、右腕をへし折り、足もへし折り…。

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