旦過市場、22時間後に「鎮火」って
「北九州市 旦過市場 出火から22時間 ようやく鎮火」と8月12日付けテレ朝NEWS。画像はそのスクリーンショットだ。
出火から22時間で鎮火って、日本語的に違和感あり。鎮火じゃなくて燃え尽き、じゃないのか。
窓から炎が出始め、燃え広がり、隣家へ延焼していくのを、私は間近で見たことがある。
もちろん早い段階で消防車は多数来るのだが、いくら放水しても火勢は衰えない。
私は地団駄を踏む思いだった。
この家は間違いなく全焼する。昔江戸の火消し衆がやったと言われるように、柱や壁(すでに燃え始めている)を壊して潰してしまえば、隣家への延焼は食い止められるだろうに!
しかし人為の破壊、破壊消火は行われず、隣家の軒先が激しい火炎にあぶられ、ほら、木材の“炎の精”というべき濃白色のもわもわが出始めた。
そうしてじわじわと火炎は隣家を食い、全焼ではないが、人が住める状態ではなくなって「鎮火」した。火元の住宅は全焼、完焼した。
旦過市場の火災も、どこかで建物を破壊していれば…。
セラミックか何か不燃素材のぶ厚い遮蔽板を、上からクレーン車で適宜の位置に下ろせば…。
と私は、火災のニュースを見るたびに思う。もどかしく思う。
だが、アナウンサーやコメンテーターが同趣旨を言うのを聞いたことがない。なぜ?
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