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2022年9月の14件の記事

2022年9月30日 (金)

信書開封、信書隠匿

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、9月は以下の7号を発行した。

第2678号 信書開封と信書隠匿、ハッカーにあこがれ逮捕された若者
 「信書開封」という激レアな事件を傍聴。過去に傍聴した「信書隠匿」は最凶最悪な事件で…! 加えて、ハッカーが被害サイトに与えた意外な損害とは。

第2677号 裁判所の庁名板と門扉にみだりに「はり札」をして軽犯罪法違反
 裁判所の大事な庁名板を、裁判所が白いシートで覆い隠してしまった。「ここは裁判所です」と貼り紙をしたら起訴された!

 以下の2号は9月19日にお知らせした

第2676号 オブジェ発火の重過失致死傷、学生2人に全責任をおっかぶせ?
第2675号 江口大和弁護士の「犯人隠避教唆」、有罪の可能性を徹底的に探し

 以下の3号は9月12日にお知らせした

第2674号 病院の駐車場で80歳男性がブレーキとアクセルを踏み間違え!
第2673号 妻との性交渉より変態自慰行為のほうが快感と弁護人は言わせ
第2672号 また見つけましたぞ、可搬式オービスLSM-300の否認裁判を!

Dsc_0151-2  いま購読登録すると以上7号がどどっと送信される。

 そして今日中に、9月の最終号(9月27日発行予定号)が送信される。
 裁判所へ通い過ぎ、合間に急ぎ「固定式と可搬式を合体させた半固定式オービスの名は「ORBIS VーHK」と判明…その性能は?」というWeb記事を書いたりして、もう大変だったの。申し訳ないです。 ※画像は阪神高速の「半固定式」。

 最終号は、猛威をふるう特殊詐欺の、“珍しい両極端”をレポート予定だ。
 9月もまた、TV新聞が報じない、珍しい事件やシーンばっかりになってしまった。満足だ(笑)。

 ←9月30日11時50分現在、週間INが403位。

2022年9月27日 (火)

私の名前はエベリーン夫人です

20220927  おっそろしく“香ばしい”詐欺メールが着信した。
 タイトルは「こんにちは元気ですか? jp」。文面はこうだ

こんにちは、お元気ですか?
私の名前はエベリーン夫人です。私の現在の健康状態が悪いため、生存の可能性がほとんどなく、別の心臓手術を受ける必要があるため、 089;急な対応を期待してこのメ​​ッセージを送信しています。しかし、2 度目の危険な手術を受ける前に、米国の銀行口座にある 6,550,000 ドルを寄付して、利益を適切に管理し、慈善プロジェクトを運営するために使用します。私が死ぬときにお金を相続する人が誰もいないの 391;、私は地球上の私の最後の願いとして病人や貧しい人々を助けることに頼っています.

できる限り早くご回答ください

敬意を表して

モニカ・エベレン夫人
フロリダ州、アメリカ合衆国

 健康状態がよほどお悪いのか、翻訳ソフトがよろしくないのか、興味深い文面だ。

 こんなバカげたメールでも、1日10万通ずつとか数カ月送信し続ければ、誰か1人引っかかって100万円とか詐取できるかも、そういう商売なのかなと私は想像している。
 いやいや、大量のメルアドと自動送信システムを売りつける奴がいて、じつは儲かるのはそいつだけでは? とも想像している。

 ご主旨了解しました。私めが謹んで相続させていただき、病人や貧しい人々を助けましょう、お任せください。そんなことよりご病状、お察しします。いろいろ物いりでしょう。お見舞い金として2万ドルほど振り込みましょうか?

 なんてイジリの返信をしちゃ絶対駄目ですぞ。
 バカげた詐欺メールに対し何であれ返信する者=カモと認定され、カモのメルアドは高値で販売され、あらゆる詐欺メールが毎日大量に着信する、ということになりかねませんよ。

 ←9月27日21時30分現在、週間INが503位。

2022年9月26日 (月)

半固定式の端末装置は「ORBIS ⅤーHK」

 TKK(東京航空計器)の、半固定式オービス(測定方法はスキャンレーザー式)の名称について、ネットではいろんなことが言われてるんだって? ※画像は2020年6月にゲットしたもの

210423  半固定式についても私は、情報公開法、情報公開条例の手続きを踏み、契約書や取説などいろんな文書の開示を受けている。
 正式な名称(商品名)も分かっている。
 ただ、どうにも忙しくって、まだどこに書いてなかったかも。ごめん。

 半固定式の「端末装置」は取説では「ORBIS ⅤーHK(半固定式)型」だ。
 「中央装置」のほうは、基本仕様書では「オービス Ⅴ」だ。
 いずれも「V」はファイブと読むはず。

 少し詳しいWeb記事を書こうと、いま頑張ってる。でも今夜はもう寝る。
 もう1年ぐらいになるか、夜は早めに寝て、午前3時頃に起きて原稿を書き、朝方少しまた眠る、そういう生活スタイルなのだ。
 おやすみなさい~。

追記: 9月29日、https://driver-web.jp/articles/detail/39823、ここに書かせてもらいました。

 ←9月26日21時10分現在、週間INが303位。

2022年9月25日 (日)

誰かが叫んだ、「国葬だ!」と

17040716  ろくでもない連中が集まると、やたら強気なことを勇ましく叫ぶ者がいるもんだ。

 そんな調子で誰かが「国葬だ!」と叫んだ、ひときわでかい声で。
 そこが始まりだった。

 「おう、そうだそうだ!」と盛り上がった勢いで、国葬をやると発表しちゃった。
 当然に、反対論がわき上がる。さあ、こうなったらもう退けない。突き進むしかない。
 反対者ども=サタンに屈することは絶対できないのだ。

 本当は、臨時国会を開き、強行採決でもなんでも、国会で決めた形をつくればよかった。
 だが、サタンらが前々から臨時国会を開け開けとうるさかった。
 サタンらに屈するわけにはいかない。しょーがない。閣議決定でなんとか正当化を図ることにした。「国葬儀」と言い換えることにした。

 とまあそんな感じじゃないかと私は見ている。あくまで私の見方ですよ。

 で、とにかく国葬をやる。
 統一協会(教会)にとっては、もっとも重要な広告塔で理解者が、サタンの凶弾に倒れ、国家が国葬をやってくれるんである。
 そりゃあ、信者洗脳、献金強要に国葬を利用しない手はない。最高だ。

 数週間が過ぎ、やばい動画が流出する。
 統一協会が、国葬のTV映像をばんばん使い、信者らを洗脳し、法外な額の献金を強要している動画だ。

 なんだこれ! 驚き怒ったのが諸外国からの参列者たちだ。

 悪質カルトの宣伝に、自分らが利用されている!
 民主主義に対するテロの凶弾に倒れたと日本国政府からは聞いたが、ちっと違うんじゃないですか?


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 国葬の日にはテレビ全局が総力をあげ、美しい日本の感動物語、荘厳な愛国美談を競うだろう、というか、そうせざるを得ないだろう。
 その番組の司会を、もちろん喜々としてやる人もいるでしょ。
 一方、嫌でたまらず、なんとか逃げたい人もいるはず。
 「「腕を骨折する方法」検索急上昇…プーチン大統領“動員令”で招集令状 国外脱出続出」と9月23日付けANN NEWS。まさか日本でも…?

 ←9月25日23時00分現在、週間INが304位。

2022年9月22日 (木)

女性のお尻に顔を近づけ逮捕

20220922  「女性のお尻」に自己の顔を近づけ、条例違反で逮捕とは。珍しい“痴漢”かと思う。
 以下は9月20日付け神戸新聞NEXTの一部だ。画像はそのスクリーンショット。

女性のお尻に顔近づける 上りエスカレーターで2人続けて 容疑で男逮捕 神戸・三宮
 女性の尻に顔を近づけたとして、兵庫県警生田署は20日、県迷惑防止条例違反の疑いで、神戸市垂水区の自称自動車販売業の男(68)を逮捕した。同署の調べに「女性のお尻に顔を近づけたようなことはない」と容疑を否認している。

 兵庫県の「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」の第3条の2第1項、公共の場所における、第1号、

人に対する、不安をおぼえさせるような卑わいな言動

 これに該当するとされたのだろう。
 罰則は、6月以下の懲役または50万円以下の罰金(第15条第1項)。
 常習の場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金(同第2項)。

 初犯なら、普通は不起訴(起訴猶予)でしょ。
 罰金刑だと、略式で処理される。略式は法廷を開かない。

 懲役刑は略式で処理できない。
 神戸地裁の法廷へ兵庫県の「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」(以下、迷惑条例違反)として出てくることになる。

 神戸地裁にも傍聴マニア諸氏はおいでだろう。
 学生さんや、裁判見学の団体さんも、東京地裁ほどではないにしても、来るだろう。

 一般的傾向として、傍聴人は色情裁判が大好きだ。
 迷惑条例違反は痴漢や盗撮が多いと、かなり知れわたっているようだ。
 この事件の傍聴席もぎっしり満席となる可能性あり。うわあ、大変だ!

 こういう報道を見るといつも0.5秒でそこまで考えてしまう。裁判傍聴マニアは哀しい。


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男が痴漢になる理由 [ 斉藤章佳 ]
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 この斉藤章佳さんに対する証人尋問を、東京地裁の法廷で私は何度か傍聴した。

 なお、女性の顔に尻を近づけ、というのは聞いたことがない。
 電車内で座って寝ている女性の右側頭部に陰茎を押しつけ、というのは傍聴した。それは「準強制わいせつ」だった。

 つくづく思う、男って何なの? どこまでバカなの? いや私も男なわけだが、、、

 ←9月22日17時50分現在、週間INが402位。

2022年9月19日 (月)

遥か世間を離れて

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、9月は以下の5号を発行した。

第2676号 オブジェ発火の重過失致死傷、学生2人に全責任をおっかぶせ?
 原判決破棄、差戻しではなく「移送」、珍しい判決を傍聴した。言い渡しは59分間もかかった。私が「えっ」と感じたのは3つ…。

第2675号 江口大和弁護士の「犯人隠避教唆」、有罪の可能性を徹底的に探し…
 「あり得ないとは必ずしも言えない」「およそあり得ない事態とは言えない」「現実的に考えられないとまでは必ずしも言えない」などと…。

 以下の3号は9月12日にお知らせした

第2674号 病院の駐車場で80歳男性がブレーキとアクセルを踏み間違え!
第2673号 妻との性交渉より変態自慰行為のほうが快感と弁護人は言わせ
第2672号 また見つけましたぞ、可搬式オービスLSM-300の否認裁判を!

20220919-8  いま購読登録すると以上5号がどどっと送信される。そして9月末まであと3号が順次送信される。

 次号は、テレビ新聞は絶対報じず、東京簡裁、地裁、高裁に勤務する方々がみーんな「んぎょぎょっ!」となるに違いない事件、をレポート予定だ。

 高校生のとき私は、客席で喫煙OK、床をときどきドブネズミが走る小屋(映画館)で、3本立て170円か180円の1本として『遥か群衆を離れて(Far from the Madding Crowd)』を観たもんだ。 ※画像は 20th Century Studiosより。

 あれから約50年、自分が「遥か世間を離れて」になっちゃうとは。面白いよね。

※2023年10月15日追記: Web記事「無免許死亡事故、そこに隠されたまさかの冤罪!」として書きました。

 ←9月19日21時20分現在、週間INが802位。

2022年9月17日 (土)

変形性膝関節症からの脱出!

2207244-2_20220917053001  膝の痛みがどうにもヤバくなり、お年寄りに人気の整形外科クリニックへ私は行った。
 レントゲン写真を撮り、変形性膝関節症と診断された。もっと悪くなれば最終的には手術だという。

 両手で両膝を触ると、左膝の膝頭のやや右側が明らかに腫れている。処方されたきつい消炎鎮痛薬を貼った。
 私は朝鮮戦争停戦の翌年生まれ。67歳だ。とうとうこういことになっちまったか。

 

 その後、某方面からうるさく言われ、仕方なく六本木の某カイロプラクティックへ行った。
 そしたら、変形性膝関節症などではない、骨盤の歪みだと言われ、施術を受けた。
 間をあけて合計3回の施術を受けた。1回6500円だ。

 1回目の施術の翌日、ホームセンターへ行った。
 カイロで勧められたものを購入した。背筋を伸ばして座るのに向く腰掛け椅子と、立位でも仕事ができる昇降式の台(アフィリエイト画像のようなやつ)を。

 整形外科へ行く前のあのヤバイ痛みは、もう全くない。

 歩くのが大事というので、かつ暑さが少しやわらいだので、有酸素散歩に出てみた。
 左膝の膝頭のやや右側を中心に、上下にピキーンとでもいう痛みが走った。うわ!
 しかし、ひょこひょこ歩くうち痛みは消えた。
 それから、1日30分間でもなるべく毎日歩くようにした。

 なんと、普通に気持ち良く歩ける。1時間歩いても平気だ。
 歩くほどに軟骨が育ち整っていくような気がする。錯覚かな。

 ただ、ときどき違和感はある。寝るときも含め普段から姿勢には気をつけねばならない。そこは負担だが、まぁ慣れつつある。


 もうヤバイぞという痛みがあり、たまらず整形外科クリニックへ。レントゲン写真を撮り、変形性膝関節症と診断された。
 ところがカイロプラクティックへ行き、施術を受け、指導に従ったら、あら不思議、ほぼ治った。
 カイロへ行かなかったら、今ごろどうなっていたか。

 人生、どこでどうなるか、私は運が良いなあと思う。
 自分は運が良いと思う人は、実際に運がよくなるんだそうだ、よし。

 ←9月17日6時10分現在、週間INが902位。

2022年9月13日 (火)

「考えられないとまでは必ずしも言えない」で有罪

2206242  8月13日(土)、当ブログのアクセス数が爆増した。
 岡口基一さんが、江口大和弁護士の刑事裁判に関して当ブログについて言及してくれたせいかと。

 その「犯人隠避教唆」の控訴審判決を傍聴した! 速報しよう。

 9月13日(火)13時30分、東京高裁・第6刑事部、石井俊和、松本圭史、梶山太郎裁判官、410号法廷(傍聴席42席)。

 一審は横浜地裁(合議、田村政喜裁判長)、懲役2年、執行猶予5年、未決180日算入だった
 事件に関係する別の被告人らの裁判も私は傍聴した。今回、破棄無罪でおかしくないと思った。ドキドキした。だが…。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。以上が判決の主文です」

 言い渡しは14時22分までかかった。特に印象的で、メモしながら赤ペンで傍線を引いた箇所を挙げよう。

裁判長 「しかし…だからといって…あり得ないとは必ずしも言えない

裁判長 「およそあり得ない事態とは言えない

裁判長 「現実的に考えられないとまでは必ずしも言えない

 そう言って、弁護人の主張を次々に退けたんである。
 なんだそれ! そんな無理ムリなレトリックを駆使しても、有罪を護持する、裁判所らしいっちゃらしい。

 そうして傍聴席で私は密かに、独自の妄想を思った。
 石井俊和さんだってバカじゃない。これは無罪と内心気づいてるはず。
 しかし、何か裁判所村ならではの事情があり、有罪とせざるを得なかったのだろう。
 だとすれば、どこかで「道徳の貯金」を、すでにやったか、これからやるか。
 ああ、その「貯金」の裁判を、傍聴したかったなあ、傍聴したいよう。
 意味わかんない? 「袴田事件、大島隆明さんの苦悩」をご参照いただければ幸いです。


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※2023年10月15日追記: Web記事「無免許死亡事故、そこに隠されたまさかの冤罪!」として書きました。

 ←9月13日19時00分現在、週間INが702位。

2022年9月12日 (月)

防刃ベストの一団が裁判所の廊下を走った!

 これも9月9日(金)、東京地裁で非常に珍しいシーンを目撃した。

 防刃ベストらしきもの(以下防刃ベストという)を装着した一団(7人 or more)が、ゴツゴツ重そうな靴音を響かせ、どどどと私の前を走り抜けた。
 後ろの数人は、防刃ベストのマジックテープを留めながら。だいぶ焦ってるらしい!
 以下は私のアフィリエイト。こんなようなベストだ。

 警察官か、と一瞬思ったが、防刃ベストの背に大きく「裁判所」の横書き文字があった。
 あっちの法廷で誰かムチャクチャ暴れてるんだな! 大変だっ!
 裁判所の方々はご存知だろう、てか呆れておいでだろう、そういうとき私は必ず見に行く!

 そこは東京地裁民事第51部(行政部のひとつ)の法廷だった。
 間もなく始まるのは国家賠償請求訴訟の弁論(判決)だ。お~。

 だが、いったいどうしたことか、怒号も悲鳴も聞こえない。法廷内はがらーんとしている。
 法廷前の廊下で、一団の間からちらりこんな声が聞こえた、

職員 「触っちゃったんだって」

 裁判官の席の、机の下だっけ、不測の事態が起こったときのための緊急ボタンがあることは分かっている。
 あれに、うっかり誰かが触っちゃったんだね~。

 ただ、防刃ベストで“ゴツゴツ靴”の一団を目撃したのは私は初めてだ。
 緊急ボタンと、非常事態ボタンと、少なくとも2種類あるらしい、うむ。

 その国賠の判決を私は傍聴した。
 当事者双方は出頭せず、傍聴人は私1人だった。

裁判長「本件各請求をいずれも却下する…訴訟費用は原告らの負担とする」

 棄却ではなく「却下」か…。
 あとで原告名でネット検索したが、さっぱり分からなかった。

 そんなこともありつつメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、9月は以下の3号を発行した。

第2674号 病院の駐車場で80歳男性がブレーキとアクセルを踏み間違え!
 報道の短報を遥かに超えた、怖ろしい事件だった。

第2673号 妻との性交渉より変態自慰行為のほうが快感と弁護人は言わせ
 「洋服は人間と同じ。洋服を捨てられるのは殺人と同じ」と被告人は誠実に率直に言うのだった。

第2672号 また見つけましたぞ、可搬式オービスLSM-300の否認裁判を!
 前号の判決を傍聴するため裁判所へ来て、たまたま遭遇した。なんという幸運!

 いま購読登録すると以上3号がどどっと送信される。そして9月末まであと5号が順次送信される。そこまで無料(初月無料)だ。

 購読解除をしなければ、10月分も送信され、10月分について月額なんと110円が課金される。
 10月中に購読解除をしなければ、11月分も送信され、11月分について月額やはり110円が課金される。

 毎月の購読解除率は、おかげさまでだいたい3~5%だ。
 課金額のうち6割が私の取り分になり、裁判所への交通費の足し等になる、ありがてぇ、そういう仕掛けになってます~。

 ←9月12日18時30分現在、週間INが702位。

2022年9月10日 (土)

秋霜烈日マスクが登場!

220909-1  2022年9月9日(金)、東京地裁の刑事裁判の法廷で、驚愕の目撃体験をした!

 公判立会(りっかい)検察官のマスクである。
 濃紺地で、左側にでかでかと派手に秋霜烈日マークが!
 濃紺地にじつによく映えて!

 その法廷は、傍聴席から見て右側が検察官席(※)。だからマスクの左側がまず目に飛び込んできた。
 もしや右側も? と見張ったところ、右側にはなかった。 ※検察官席は左右どっちという決まりは、少なくとも東京簡裁、地裁、高裁には見られないです。

 刺繍なのか、アップリケを縫いつけたのか、プリントなのか、ごめん、興奮しすぎてよく憶えていない。
 法廷内は、てか裁判所の敷地内はすべて、撮影禁止だし。

 あのマスク、地下の売店で売ってるのか、何かの記念品、たとえば法務大臣からのお誕生日プレゼントなのか。まさか家人の手づくり?

 ただ、あそこまで秋霜烈日をアピールするのは如何なものか。
 国賠訴訟で、原告や代理人弁護士や傍聴支援者らが、主義主張をアピールするマスクを着用したらマズイでしょ。

 また、「悪趣味だ!」と“正義警察”が騒ぐかも。
 なぬ、正義警察は権力側を攻撃しない? うーん、なるほど。

 とにかく、あのマスク、欲しいよぅ!
 裁判所も負けずに八咫鏡(やたのかがみ)のマスクをつくり、ぜひ地下のコンビニで売り出してだくさい。

 上掲は私のアフィリエイト。こんなのが普通に販売されているとは驚きだ。 ※検事、副検事が刑事裁判で検察官をやる。判事、判事補が裁判官をやる。弁護士が刑事裁判では弁護人をやる。ちなみに法律上は弁護士以外も弁護人をやれる。

 ←9月9日20時50分現在、週間INが502位。

2022年9月 8日 (木)

詐欺メールの見破り方

20220908-1_20220908180601  1秒に数本の詐欺メールを毎日削除し続ける私だが、今回は「ん?」と手が止まった。
 「donotreply@appfolio.com」を名乗る、こういうメールだった。😃は私が加えた。

こんにちは 😃😠😞😖😵
メールボックスから送信された 4 通の電子メール 😃😠😞😖😵 😃😠😞😖😵 が、サーバーエラーのため配信できませんでした。上記の4つの電子メールのレポート。何もアクションが取られない場合、サーバーは電子メールを削除します。
添付されたメールを読むか、再送信する

 新たなタイプの詐欺メールだ。
 なぜ詐欺メールと分かるか?
 えーっと、なんだでろ、なんとなく、勘、It's my hunch、a sixth sense ですよ。

 

 強いて考えれば、添付ファイルをやたらクリックさせたがってる感じがある、というとこかな。

 前にも言ったけど、あるテレビ番組のスタッフを名乗るメールがあり、まずは添付の企画書を見てくれ、という。
 添付ファイルを開かないと何もわからない。怪しい。
 私はそのテレビ局へ電話した。これこれの番組にこういうスタッフはいるかと。
 いなかった!
 …となればニュースだったのに、いた。そんなこともあった。

 諸姉(諸兄)も添付ファイルには注意してね。
 というか、怪しいっぽいのはじゃんじゃん削除する、そんな感じでやってます私は。

 ←9月8日17時30分現在、週間INが502位。

2022年9月 7日 (水)

女は完成し安定している。男は壊れて不安定

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、9月は以下の号をまず発行した。

第2672号 また見つけましたぞ、可搬式オービスLSM-300の否認裁判を!
 前号の判決を傍聴するため裁判所へ来て、たまたま遭遇した。なんという幸運!

 その編集後記は、編集後記とは名ばかり。本文と関係ないスクープ情報の一部や、勝手気ままな思いつき等を書いている。
 上記第2672号の編集後記にこんなふうなことを書いた。

 ところで、また妙なことを私は思いついた。
 染色体、女はXX、男はXYって習ったでしょ。
 東邦大学の「性決定のしくみ(sex determination)」というページにこんなことが書かれている。

 すなわちヒトは基本的に女性であり、Yは男性化をする染色体と言える。ヒトのX染色体の大きさはYに比べて非常に大きく、生命活動に必要な遺伝子を多く含むが、Yに個体の生命活動に必須な遺伝子は存在しない(女性はYを持たないが、個体の維持には何の問題もない)。

 お~! である。
 私は常々こう考えていた。すなわち、女は完成し、安定している。男は壊れ、不安定だ。ゆえに男は権力や名声を欲しがる、他人を殺したがる。
 壊れて不安定な男ほど、女を蔑んで見下したがる。服従させたがる。
 駄目なくせに偉ぶりたがる男は、女に教育を受けさせなかったり、選挙権を与えなかったり。
 なんと、遺伝子のほうから裏付けられるとは、お~!

P1050112_20220907182501  しかし何事にも例外的なことはあるわけで…。
 駄目な偉ぶり男と戦いすぎて自らも駄目な偉ぶり女になってしまう、という女性がいるかも。
 駄目な偉ぶり男らが普段言ってることを、テレビ等で上手に言ってのけ、駄目な偉ぶり男らの間で人気を博す、という女性もいるかも。
 いろんなことがありますよ。

 ←9月7日18時20分現在、週間INが502位。

 

2022年9月 3日 (土)

薬物乱用者が抜けられなくて得するのは誰?

20220731-1  9月10日、「条件反射制御法学会第11回学術集会」がある。ZoomによるONLINE開催だ。
 テーマは「薬物乱用に対応する者の役割と連携」。

 私の理解をものすごく単純化するなら…。

 犬に餌を与えようとすると犬はよだれを垂らす。
 餌を与える前にベルを鳴らすことを続けると、犬はベルに反応してよだれを垂らす。条件反射である。

 薬物の使用は、脳に強い幸福刺激とでもいうものを与える。
 薬物使用を続けると(そう長く続けなくても。場合によっては1度でも)、ストレスに反応して薬物を欲しがる。脳がよだれを垂らす。
 脳に条件反射の回路が出来上がってしまうのである。ゆえに回路を断つ(絶つ)治療が必要…。

 しかし日本の刑事司法は、そういうことは全く考えない。
 単に本人の意思のせいだとし、刑をだんだんと重くする。量刑相場の階段をのぼらせる。
 何度も階段をのぼっても、「徹底した矯正教育を施す矯正施設」と公判立会検察官がいつも自慢する刑務所で何年暮らしても、条件反射の回路には影響なし。

 とはいえ何事にも良い面はあるものだ。
 薬物の密売組織、末端の売人は、おかげで助かっているだろう。お客がリピーターであり続けるのだから。
 国としても「自分たちは手を尽くしている。悪いのは乱用者だ」と言い、安穏としていられる。

 そんなこと踏まえての学術集会、かな。
 薬物乱用に対応するお仕事に就いている方は是非、と私は思う。

 申込みの締切りは9月5日(月)だそうだ。

 

 ちなみに、「徹底した矯正教育を施す矯正施設」、これは刑務所の枕詞(まくらことば)に似たもので、特に意味はないのですねと、長く裁判を傍聴していると分かってくる。
 批判するばかりじゃなく、良い面も見つけてあげる、思いやってあげる、そういうことが大事だね、という境地に私はたどり着きつつある。
 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」が面白くないはずがない。よし、うまく宣伝できたぞ(笑)。

 ←9月3日12時50分現在、週間INが502位。

2022年9月 1日 (木)

メディアは物語をつくりたがる

2208233  『週刊プレイボーイ』(集英社)の、1週前の号になるか、「“本”人襲撃 BOOK」という見開き2ページのコーナーが、小学館新書を取り上げている。
 「小学館だけどもこれは取り上げたい」と担当編集者が思ったのだろう。いや小学館とか集英社とか関係ないか。


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逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白 (小学館新書) [ 高橋 ユキ ]
価格:946円(税込、送料無料) (2022/9/1時点)

 『逃げるが勝ち 逃走犯たちの告白』(高橋ユキ・小学館新書)、私も読ませてもらった。
 他にはない、高橋ユキさん流の味わいが良い。
 「“本”人襲撃 BOOK」に、こんな部分がある。

 今回、現地取材をとおしてつくづくメディアは物語をつくりたがるんだなぁと感じましたね。

 それ、私も感じる。
 刑事裁判を新聞が、普段の短報記事とはまたべつに、記者氏の傍聴記として載せることがある。
 読んで、どうも私は、感じてしまうのだ、ドラマ風にしたがる、感動物語、教訓物語へもって行きたがる、というものを。

 裁判そのものへはなるべく立ち入らず、お茶の間のお婆ちゃんお爺ちゃんにもわかるドラマ風に仕立てる、そのほうが読んでもらえる、といった事情があるだろうとは想像できる。

 でも私はそういうのは嫌だ。好き嫌い以前に、私はそういうのができない。やってもたぶんめっちゃ下手くそだ。
 乾いたリアルの中にこそ、伝えるべき真実はある、なんて言っちゃ偉そうだけども(笑)。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、8月の最終号は「可搬式オービスLSM-300の否認裁判を今度は自力で見つけた件にするか、某高校を舞台にSNSでの中傷もからむ民事訴訟の、校長の証人尋問にするか、悩み中」と前回書いた。が、悩んだ末、これにしました。

第2671号 夏休みの風物詩、傍聴席争奪戦争、どこでもいいから急いで座れ!
 気になる無免許運転の判決へ、念のため30分ほど前に行った。なんとすでに行列が! 行列はどんどんのび、傍聴席数を軽く超えた。なぜっ?

 そんな大変な状況のなか、なんとびっくりLSM-300の否認裁判に遭遇したのである。
 そこを踏まえて、次号(9月3日発行号)でLSM-300のほうをレポートさせてもらいます!

 ←9月1日12時20分現在、週間INが602位。

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