メディアは物語をつくりたがる
『週刊プレイボーイ』(集英社)の、1週前の号になるか、「“本”人襲撃 BOOK」という見開き2ページのコーナーが、小学館新書を取り上げている。
「小学館だけどもこれは取り上げたい」と担当編集者が思ったのだろう。いや小学館とか集英社とか関係ないか。
『逃げるが勝ち 逃走犯たちの告白』(高橋ユキ・小学館新書)、私も読ませてもらった。
他にはない、高橋ユキさん流の味わいが良い。
「“本”人襲撃 BOOK」に、こんな部分がある。
今回、現地取材をとおしてつくづくメディアは物語をつくりたがるんだなぁと感じましたね。
それ、私も感じる。
刑事裁判を新聞が、普段の短報記事とはまたべつに、記者氏の傍聴記として載せることがある。
読んで、どうも私は、感じてしまうのだ、ドラマ風にしたがる、感動物語、教訓物語へもって行きたがる、というものを。
裁判そのものへはなるべく立ち入らず、お茶の間のお婆ちゃんお爺ちゃんにもわかるドラマ風に仕立てる、そのほうが読んでもらえる、といった事情があるだろうとは想像できる。
でも私はそういうのは嫌だ。好き嫌い以前に、私はそういうのができない。やってもたぶんめっちゃ下手くそだ。
乾いたリアルの中にこそ、伝えるべき真実はある、なんて言っちゃ偉そうだけども(笑)。
メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、8月の最終号は「可搬式オービスLSM-300の否認裁判を今度は自力で見つけた件にするか、某高校を舞台にSNSでの中傷もからむ民事訴訟の、校長の証人尋問にするか、悩み中」と前回書いた。が、悩んだ末、これにしました。
第2671号 夏休みの風物詩、傍聴席争奪戦争、どこでもいいから急いで座れ!
気になる無免許運転の判決へ、念のため30分ほど前に行った。なんとすでに行列が! 行列はどんどんのび、傍聴席数を軽く超えた。なぜっ?
そんな大変な状況のなか、なんとびっくりLSM-300の否認裁判に遭遇したのである。
そこを踏まえて、次号(9月3日発行号)でLSM-300のほうをレポートさせてもらいます!
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