崖ノ上雲見斉(がけのうえ・うんけんさい)
歩きながら雲を見上げ、「うわあー!」「いいねー!」と密かに声を漏らすことが私はある。しょっちゅうある。
特に秋から冬にかけての雲は、「どんな風が吹いたらそんな形になるねん!」ということが多い。
少し目を離すともう形が変わってしまう。自然がつくりだす芸術、の鑑賞は飽きることがない。
晩酌の酒肴(それが私の夕食)をくちに入れ、「うんま!」と密かに声を漏らすことがよくある。
・タマネギの酢漬けとブロッコリー、の上に、国産ニンニクと国産豚肉(2割引)を焼いて載せたの
・さばの煮付けの真空パック(半額)
・ようく洗った白菜の漬け物(農家の直売所もの。100円ぽっきり)
・ほうれん草(農家の直売所もの。100円ぽっきり)のおひたしにすり胡麻と削りかつお節を載せたの
どれもうまくて、ほんと、たまらない。
この時期の酒は、直径5cmほどの柚子4個の絞り汁に焼酎甲類25度を1合ぐらいだばっと入れたやつ。
ビタミンCが体にしみわたる。
焼酎も含めて総額600円ほどか。
たった600円ほどでこれだけの贅沢を楽しめる、脳内に幸せ物質があふれる。
先日、自転車で走っていたら、道路に背を向け道端に佇立(ちょりつ)している若者君を見つけた。
中学3年生か高校1年生ぐらいだろうか。
佇立して動かない。怪しい…。
そこはちょっとした崖の上で、若者君が向いている方角に、沈み始めた夕陽があった。
「こっ、こいつ!」と心で思って私は走りすぎた。
今年もあと少し。手帳には傍聴予定が詰まっている…。
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