哀しく残酷な殺人事件
今日、東京地裁で傍聴した裁判のうち一部を挙げるなら…。
「重過失傷害」、審理
青信号の横断歩道を横断中の歩行者に自転車(ロードバイク)で突っ込み、衝突転倒させ「治癒見込みのない前頭葉脳挫傷」の傷害を負わせた事件。
それでも相場的に執行猶予付き禁錮刑は決まりだろうに、自分が見た信号は黄色だったからと「過失傷害」を主張。なんだそれ! 私は呆れ…。
「過失運転致傷、道路交通法違反」、審理
「「気晴らしでレースを」悪質ルーレット族4人逮捕 時速150キロ・4台絡む大事故に 首都高で今年、死者も 警視庁」と12月5日付けFNNプライムオンライン。その報道に出てくる3人のうち1人が本件被告人なのだ。マニア氏から期日情報を教わり傍聴した。
けど、12月5日逮捕で12月15日に公判のはずがない。どゆこと? 追起訴で続行。
「殺人、窃盗」、判決(裁判員裁判)
「脳性まひの女性を殺害疑い」と2021年3月5日付けロイター(共同通信の配信)。この事件だ。
懲役17年、未決500日算入。映画か小説になっていいような、哀しく残酷な事件かと思えた。
ここんとこ裁判所への往復の電車内で『ドーパミン中毒』(新潮新書)を読んでいる。
なかなか面白い本で、こんなことも書かれている。
ショウジョウバエは2~4週間、遠心分離機で回されると回されなかったハエよりも長生きしただけでなく、年配になった時に活発で長い時間運動し、より高いところまで飛ぶことができた。しかしそれ以上長く回されるとうまく生きていくことができなくなった。
同様に、冷水浴は健康に良いらしい、限度を超えなければ。
「若いときの苦労は買ってでもせよ」とも結びつきそう。
しっかしショウジョウバエを遠心分離機に入れて回すって、どこのどいつがそんなことを思いつきやがるんだ!
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