TBS女性社員の覚醒剤事件はどうなる
「覚醒剤使用で逮捕》TBSテレビ広報部の女性社員・■■■容疑者はもともと技術畑で木村拓哉主演ドラマを担当、エリート転落の背景に東大卒の元夫との“幸せ格差”か」と1月28日付け週刊女性。被疑者の氏名は私のほうで伏せた。
この事件はどうなるのか。
手元に東京地検の罪名別の月報がある。2006年1月~2015年12月分が2穴ファイルに綴じられている。
その後の分も、どこかの時点まであるはずなんだが、閉じられてない。
どこかに埋まっているのだとすれば、捜索には大きな困難が伴うだろう。
なわけで最新のが2015年12月分だ。そこから「覚せい剤取締法違反」(※)のデータを一部拾ってみよう。 ※当時は「覚醒剤」ではなく「覚せい剤」。
公判請求=199人
不起訴(起訴猶予)=8人
不起訴(嫌疑不十分)=44人
覚せい剤(現在は覚醒剤)の自己使用には罰金刑の選択肢がない。だから起訴は公判請求(正式な裁判への起訴)だけなのだ。
本件被疑者は「覚醒剤を使用したことに間違いはありません」とのみ供述したかになっているが、その前後に何を述べたのか、事実としてどんなことがあったのか。
自分で売人から買って使用したのか、断りにくい状況で誰かから勧められて1回だけ使用したのか、そのへんの情状は勘案される。
経歴等とともに実名報道されたこと、会社で処分を受けたことなどは「すでに社会的処分を受けている」とされる。
不起訴の可能性はある。
起訴されれば、東京地裁の法廷へ出てくるはずだ。
現時点での報道を見る限り、傍聴券抽選にはならないんじゃないか。
私は過去に、NHKの元ディレクターの事件、NHKの元「歌のおにいさん」の事件を傍聴したことがある。
あれらも傍聴券抽選ではなかったと記憶する。
東京地裁の刑事部の普段使いの法廷、の傍聴席数は、20席が断然多い。次が52席で、42席の法廷は2つだけかな。
“女のシャブ”は傍聴人に人気だ。が、本件はどっちかといえば男性名だ。したがって…いやいやしかし…。
などとすぐに考えるのが熟練の傍聴マニアなのである、えっへん。 ←アホか(笑)
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