「盗める!」と思ったらもう
「「万引きしたらネットで拡散」相次ぐ窃盗被害にSNSで対抗の店も 防犯カメラに一部始終 少額支払い男も…狙われる無人販売店」と4月14日付け北海道放送(YAHOO!ニュース)。
コロナ禍で無人の販売店が増えた。
無人ゆえ監視カメラ(俗称防犯カメラ)がしっかりある。
でも盗みは絶えない。
同種の窃盗事件が続々と報道される。
主に刑事裁判を1万事件以上も傍聴してきた者として、これはもう防げないと思う。
1万人に何人か、500人か200人か、そこは分からないけれども、
1、「盗める!」と思ったらもう、ほかのことは目に入らない。監視カメラは意識から消える。
2、店の被害、相手の痛みに対する想像力がない。自分が捕まるかもという想像力もない。
3、簡単に盗(と)れるのに盗らないのは損でしょ。べつに要らなくても取るでしょ(笑)。
そういう人が、あるシチュエーションで頭の中がそうなってしまう人が、んもうこれは確実に存在する。
続々と刑事裁判の法廷へ出てくる、被告人として。
人格の偏りが度を超したモンスターも、ある割合で必ず社会に混じっている。
そんなことも刑事裁判の傍聴からは学べる。今回、オチはないです。
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