駅の自動券売機を多数破壊!
以前、鉄道の某駅で、複数台の自動券売機が破壊されるってことがあったでしょ。
あの「器物損壊」の控訴審判決を傍聴した。
被告人は不出頭。 ※控訴審は被告人の出頭を要しない。
原判決は懲役2年6月、執行猶予4年、付保護観察。
今回の東京高裁の判決は控訴棄却。当審における訴訟費用(国選弁護人の費用でしょ)は被告人に負担させない。
他人名義の交通系ICカードを使おうとして駅員と言い合いになり、怒りを発散するため、ハンマー様のもので破壊したんだという。
裁判長 「精神障害の影響は否定できないものの、怒りを発散するため…過去(10年以上前)には服役を含む粗暴犯前科がある…(親族の)助力を得て、被害額を上回る金額を支払い、示談…精神障害の治療をしたい…」
それに対して原判決は相当であり当裁判所も是認できる…。
弁護人の主張のなかに、被告人は統合失調症に罹患しており、それを認めて反省した、つまり病識を持ち治療を受けることにした、のは異例であり…という部分があった。
確かに!
私の古くからの友人で統合失調症により入退院をくり返してきた彼は、病識を持つのがなかなか大変なのだ、という趣旨を言っていた。
統合失調症は迫害妄想(被害妄想)がひとつの特徴で、「あなたそれは病気ですよ」と言う者を、電磁波攻撃や集団ストーカー攻撃をおこなう秘密組織か何かの者と見なす。
妄想に取り憑かれた者は無敵なのである。
そこを利用してがっつり稼ごうとする者もいる。
「集団ストーカー、思考盗聴、電磁波攻撃」「脳内の思考や記憶の抜き取り被害、早急に調査しましょう」などでご報告したように。
なので、券売機破壊の被告人が本当に病識を持ったなら、たいしたもんだと私は思う。
ちなみに、上記友人は私に言ったもんだ。
友人 「今井君、僕らは治る(薬で寛解する)もん。怖いのは健常者の人格障害やぞ」
おっしゃるとおり。
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