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2023年8月28日 (月)

そんなきれいな水を海へ捨てるって、もったいな!

 「トリチウム」「アルプス処理水」「水で薄めて海洋放出」、どれか今年の流行語大賞に選ばれそうだよね。
 私は「水で薄めて海洋放出」がいいな。

 

 環境省のWebサイトによれば、トリチウム濃度はWHOの飲料水基準の1/7以下だという。

 そんなきれいな水を、なんで海へ捨てるのさ。もったいない。
 ペットボトルに詰めて「日の丸印の福島安全水」「kamikaze Water」とか名付けて販売すればいいじゃん。

 大臣や原発推進議員や東電社長らが国会議事堂前に整列し、左手を腰に当て、安全水を一斉にぐびぐび飲み、YouTubeに出しましょうよ。100億視聴とか稼げますよ。
 環境省や経産省の会議や閣議などで、出席者に配るミニペットボトルは安全水、各省庁のウオーターサーバーは安全水、災害備蓄も安全水、そゆのをニュースでばんばん流したらいいじゃん。

 

 なぜそれをしない?

 トリチウム以外のさまざまなやばい核種は、規制基準値未満。基準値を1とした場合、やばい核種の合計は0.35だという。

 じつは0.35でも相当にやばく、WHOの飲料水基準どころじゃない、だから、安全なトリチウムの話だけ大々的に報道させてるのか?
 だとすれば、さすが日本の官僚、である。

 

 でも、そうだとしても、薄められるものは濃縮もできるでしょ。
 要するに“塩田の原理”でもって、水を蒸発させ、ヘドロとして残ったやつを、コンクリートで固めて保管するとか、少なくとも検討してもいいんじゃない?

 なんかねえ、トリチウムにだけ目を向けさせ、やたら海へ捨てたがる、怪しいよね。

 どこかの時点で誰か大物が「海に捨てるんぢゃ!」と決め、決めたらもう退かないという、単にそういう官僚体質なのかしら。

 なんにしても、この海洋投棄は長年にわたり続けるんだそうで、いずれきっと事故が、「想定外の放出」が起こるだろう。
 その前に、巨大地震で次のメルトダウンが起こるか。

 でも、この程度でいちいち絶望してちゃ日本人はやってられないんである。頑張っていきましょう。

 

2024年7月11日追記: ブログの残り容量がヤバイことになり、この記事の画像を削除しました。

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