検察官が立証に失敗した、ただそれだけです!
最近、すごいのを傍聴した。
第1回は2022年9月20日。気になっていたのだが、たまたま1度も傍聴できず、今年8月某日、論告・弁論の期日を傍聴した。
罪名は「窃盗」。被告人は身柄(拘置所)。40歳代だろうか。
同種懲役前科3犯。うち2犯は本件と累犯関係。
釣具店で、ルアーを大量万引きして懲役1年。出所して約4カ月後…。
都内某所の有名釣具店でルアーを大量万引き。
すぐに近所の、やはり有名な中古釣具店へ行き、転売。
店内の監視カメラ(通称防犯カメラ)等々により犯罪事実は明らかなんだという。
求刑は懲役2年6月。
すごかったのは、弁護人による最終弁論だ。
なんというか、犯罪事実は明らかなんだけども、法律手続き上、検察官は立証に失敗していると、法廷中央、証言台のところに出てきて、ようくとおる大声で、ろうろうと語るのだった。
そんな弁護人を、被告人が被告人席で、ぽかーん、という感じで見上げているのが印象的だった。
弁護人は最後をこう結んだ。
弁護人 「最後に…弁護人には今回の事件の歴史的な(そう聞こえた)事実に興味ありません。検察官が立証に失敗した、ただそれだけです!」
判決期日を決めるに当たり、こんなやりとりがあった。
裁判官 「10月×日…」
弁護人 「遠すぎませんか!」
裁判官 「検討をする…」
弁護人 「いいじゃないですか、無罪判決書けばいい!」
私は審理の期日を1回も傍聴してない。今回の期日を傍聴しただけ、での率直な印象を言わせてもらえば、こんな弁護人、見たことない、双極性障害みたいなやつの、ハイな時期なのでは? もしそうだとすれば、ローな時期に自殺へ傾かないか、心配だ…。
まさか、そんな、外れだよね、と思いつつ、率直な印象を記録する、そのやり方なのだ、私の場合。
審理が始まれば人定質問で被告人の年齢は分かるんだけども、入廷したときの見た目の年齢を、私は記録する、外れることもある、そゆこと。
10月の判決を傍聴しよう。
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