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2023年8月31日 (木)

刑務官が陰茎を触った事件、民事訴訟に

 「東京拘置所 男性収容者が刑務官から下半身を触られる性被害「拘置所が適切な対応を取らず」国賠訴訟を提訴へ 東京地裁」と8月30日、TBS NEWS DIGが報じた。以下はその一部だ。

東京拘置所で男性収容者が男性の刑務官から下半身を触られる性暴力を受けた事件で、「拘置所が適切な対応を取らなかった」として、収容者が国に対し損害賠償を求める訴えを起こすことが分かりました。

訴えを起こすのは、東京拘置所に収容されている男性の被告(33)です。この男性収容者はおととし12月、20代の男性刑務官からズボンと下着を脱ぐよう指示されたうえ、食器口から手を差し入れられ、下半身を触られたということです。

男性刑務官はその後、特別公務員暴行陵虐罪で有罪判決が確定しています。

 その刑務官を被告人とする刑事裁判「特別公務員暴行陵虐」(東京地裁)の第1回公判を私は傍聴。メルマガ(当時)に「第2692号 東京拘置所の刑務官が被収容者の陰茎を露出させて触り」とレポートした。

 その号の編集後記で、東京地裁に対する爆破予告について、騒動をリアルレポート。

 

 「特別公務員暴行陵虐」の第2回公判(判決)も傍聴。
 さらに私は、その被害者、上掲ニュースでは「男性収容者」を被告人とする「強盗致傷、強盗未遂、詐欺、窃盗、住居侵入、強盗」(東京地裁、裁判員裁判)の判決も傍聴。
 2つの判決を「第2693号 あの特別公務員暴行陵虐の、なんと被害者の裁判も傍聴した!」でレポートした。

 「特別公務員暴行陵虐」は2022年11月9日、懲役1年6月、執行猶予4年。
 「強盗致傷、強盗未遂、詐欺、窃盗、住居侵入、強盗」は同年11月7日、懲役11年、未決600日算入。

 あそうそう、上掲ニュースにこんな部分がある。

訴えを起こすのは、東京拘置所に収容されている男性の被告(33)です。

 東京拘置所に収容されてるってことは、東京高裁に控訴して、まだ終わってないわけ?

 とすれば現在まだ「被告人」の立場なわけだ。
 民事の訴えを起こしたなら「原告」だ。「被告」は国、代表者法務大臣かな。

 ところが「被告人」でも「原告」でもなく「被告」と報じる。面白いよねえ。 ※TBSが特別おかしいんじゃない。これはテレビ・新聞の決まりなのだ。

 

2024年7月11日追記: ブログの残り容量がヤバイことになり、この記事の画像を削除しました。

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