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2023年9月の15件の記事

2023年9月30日 (土)

24歳女性がウーバーで105万円を不正注文

Screenshot-20230930-at-113426-21120  「ウーバーイーツで211回も『不正注文』した20代女性に支払い命令」と9月29日付けFRONTROW。画像はそのスクリーンショットだ。

 イギリスで24歳の女性が…。

 自宅を訪問した知人の男性とウーバーイーツのデリバリーを使うことになり、その時、食事代を支払うためという名目で、男性のカード情報を聞き出したという。その時はそれで支払いを済ませたが、女性はその男性の支払い情報をアプリにそのまま保存。
 その後の約5ヵ月で数百件のデリバリーを注文し、最終的に5,772.80 ポンド(約105万円)の注文をしたという。

 うち14件の詐欺罪で起訴され…。
 私が「ええっ」と思ったのは、以下である。

 女性は被害者のカード情報を故意に使ったわけではなく気づかなかったと無実を主張したが、裁判所は彼女の主張を認めず、20日間のリハビリ活動、12ヵ月のメンタルヘルス治療プログラム受講と、被害者に5,772.80ポンドの賠償金を支払うことを命じた。

 20日間のリハビリ活動?

 リハビリって、もとの生活に戻れるよう、損なわれた身体機能を回復するよう頑張る、みたいなことでしょ。
 本件では具体的にどんな「リハビリ活動 」か、まったく分からない。が、まあ、女性は普通じゃない状態だったんですかねえ。

 次に「12ヵ月のメンタルヘルス治療プログラム受講」って、なにそれ。
 日本では、なんらかのメンタルヘルスの不調が犯罪の背景にあるとしても、治療は自己責任だ。
 然るべき医療機関を自分で見つけ、仕事の都合をつけて、自腹で、自分の意思で入院を、または通院の継続をしなければならない。無職で生活保護受給なら事情は少し異なるが。
 法廷では「社会に出たら必ず専門医の治療を受けます」と言い、しかし受けず、再犯、というケースはよくある。

 刑務所は「徹底した強制教育を行なう強制施設」であると検察官は毎度述べるが、刑務所を出た者の再犯率は高いという。
 「覚せい剤(覚醒剤)の治療プログラムの受講は抽選で、私は抽選に外れたので受けられませんでした」と、再犯の法廷で述べた被告人もいた。あれは清水健太郎さんだっけ、今ちょと定かじゃない。

 

 そして「被害者に5,772.80ポンドの賠償金を支払うことを命じた」って!

 日本でも、「犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律」というのがあり、その「第七章 刑事訴訟手続に伴う犯罪被害者等の損害賠償請求に係る裁判手続の特例」により、裁判所が損害賠償命令をすることができる。

 けど日本のは、殺人や不同意性交等や未成年者誘拐など特定の罪が対象だ。詐欺や窃盗で、詐取した金、盗んだ金を被害者に返せってのはない。
 罰金刑はあるが、罰金は国の収入となる、被害者へは行かない。

 大ざっぱな話だけども、「イギリス、どんな国やねん!」と感じた。
 イギリスの人は「ニッポン、どんな国やねん!」と言うだろうか。
 ま、世界には、いろんな国があるね、という引き出しにこの件は入れとこう。

 ←9月30日13時10分現在、週間INが402位。

2023年9月28日 (木)

「道路交通法違反」3件、驚いた!

 本日9時50分から東京地裁の傍聴20席の法廷で「道路交通法違反」の判決。

 長年にわたり私は主に東京地裁でオービス裁判を傍聴してきたが、「うわ、ついにこんなことが起こった! 裁判官はどうすんだ? このまま判決しちゃうのか!?」という重要事件なのである。

 同じ法廷にもしも10時から色情事件の新件とか入っていたら、早々大行列になってしまう、やばっ!!!

 焦ってだいぶ早めに私は行った。ぜんぜん大丈夫だった。どんなにほっとしたか。

 判決の前に弁論再開か、と私はドキドキしたが、再開はなく、そのまま判決しちゃった。懲役4月、執行猶予3年。
 詳しくは雑誌記事かWeb記事として書かせてもらいたい。
 全国の検察官諸氏、裁判官諸氏が「マジかよっ」となるはずだ。私も「マジかよっ」となりました(笑)。

 

 11時から東京高裁で「業務上過失失火、業務上過失致傷」の控訴審第1回。
 「過失失火」「重過失失火」の裁判を私は過去に何件か傍聴してきた。今回はなんだろ、傍聴してみた。

 「ポリタンクの形状」という語が出てきた以外に、中身はさっぱりわからなかった。
 次回判決、見届けよう。

 

 11時30分、東京高裁の同じ法廷で「道路交通法違反」の控訴審判決。
 ぶっ飛んだね!
 第2事実の事実誤認と量刑不当の主張。原判決は、なんと罰金2万9千円!!!

 被告人(不出頭)には申し訳ないけど、私みたいなマニアからすれば「うおおー」である。
 2万9千円の内訳、そこがまた驚きなのだった。こんなの初めて傍聴した。
 雑誌記事かWeb記事に書かせてもらいたいと思う。

 

Screenshot-20230928-at-191110-3  15時から東京高裁の別の法廷で「道路交通法違反」の控訴審判決。
 15分ほど前に行くと、すでに16人が並んでいた。ん…?

裁判長 「主文。原判決を破棄する。被告人は無罪

 えーっ!!!
 法廷内には、報道記者席が9席あった。

 SBS信越放送が「コンビニから戻り「救護の意思は持っていた」ひき逃げに当たらず 一審の実刑破棄し逆転無罪の判決 異例の3度目の裁判 佐久市の中学生死亡事故で東京高裁」と報じている。画像はそのスクリーンショットだ。

 誰も気にしてないと思うけど(当然だよっ。笑)、この田村政喜裁判長は、横浜地裁にいたとき江口大和弁護士に有罪判決を言い渡した、あの田村政喜裁判長なのだ。
 その田村政喜裁判長が過去に東京地裁で言い渡した交通事故の無罪判決(被告人も弁護人も無罪主張じゃなかった!)も私は傍聴した。

 このことも、機会があればどこかに書かせてもらいたい。
 今夜はもう寝ます、早々と。

 ←9月28日19時30分現在、週間INが302位。

2023年9月26日 (火)

妄想の圧倒的影響下にあっても有罪は可能か

Screenshot-20230926-at-110731-25  「2審も被告に「無罪判決」神戸5人殺傷事件「妄想の圧倒的影響下にあった疑い払拭できない」『心神喪失疑い』で刑事責任能力なしと再び判断 大阪高裁が検察の控訴棄却」と9月25日付けTBS NEWS DIG。毎日放送の転載か。画像はそのスクリーンショット。

 以下は刑法だ。

(心神喪失及び心神耗弱)
第三十九条 心神喪失者の行為は、罰しない。
 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。

 弁護人はよくこれを主張する。裁判所はもう簡単に退ける。
 「精神的状態が犯行に影響を及ぼしたと認められるが。その影響は小さい…」、それが決まり文句といえるか。

 

 刑事行政は検察が担っている。39条で無罪とすべきような事件は検察のほうで不起訴とする。
 罰すべきと判断したから検察は起訴したのだ。検察が起訴して法廷へ出てきたからには、有罪とする理由をしっかり立てる、それが裁判所の役割…。
 そんな感じだろうかと私は傍聴席から見ている。

 

 

 そうしてさらに、こんなことも妄想するのだ。

 大量に飲酒して脳の前頭葉の辺りが一時的に壊れたというか、突拍子もない無茶苦茶をやらかし、刑事裁判の被告人として法廷へ出てくる者がよくいる。
 よくこんなふうな供述をする。

被告人 「正直、まったく記憶がないのですが、防犯カメラ(監視カメラ)に写っているのは私だと思います。私がやったことで間違いないと思います」

 こういうのを39条で争う弁護人は、いない。
 少しのひっかかりもなく、みな有罪とされる。
 被告人が自分の意思で飲酒したのだから、結果の責任はとれ、ということかと。

 そうするとだよ、こういう認定もできるんじゃないか。

裁判官 「犯行時は妄想の圧倒的影響下にあったとしても、初期の時点おいて病識はあったと認められる。その時点で治療すべき義務があったのに怠り、本件犯行に至ったものである」

 として有罪、可能じゃなかろうか。

 ただ、都合が悪いことがある。


 心の病気で万引きをくり返す者がいる。ついに病識を持ち、ようやく治療を始めることがある。
 しかし! 量刑相場的に懲役の実刑なら、治療を断ち切って刑務所へぶち込む。
 出所した病者はすぐにまた万引きを、ということがある。

 また、刑務所は「徹底した矯正教育を行なう矯正施設」という建前になっている。検察官は法廷でいつもそのように言う。
 ところが、刑務所を出て再犯に至る者が多いことは、広く知られているとおりだ。

 治療すべき義務を怠った、そこを問題にしては、いろいろ不都合が生じてしまう…。

 

 傍聴席でそんなことも思ったりなんかしている傍聴人は、私だけじゃないですよね? ねっ?

 ←9月26日19時40分現在、週間INが402位。

2023年9月24日 (日)

ミニスカ&Tバックで尻、腿を女装露出

Screenshot-20230924-at-195030  なかなか興味深い、読み応えのある記事だと思う。
 「「アンダーブーブはファッション、ビキニは軽犯罪か」…あいまいな過多露出基準=韓国(1)」と8月21日付け中央日報/中央日報日本語版。 ※画像はその記事のスクリーンショット。

 こんな部分がある。

 キム代表が話した「昨年の似たこと」とは7、8月にインフルエンサーのイム・グリンとユーチューバーのBOSS Jがビキニ姿で江南駅と梨泰院(イテウォン)駅周辺でバイクに乗ったもので、当時、参加者は軽犯罪処罰法上の過多露出罪で立件され、同年11月に送検され、5月に略式起訴された。
  (中略)
 該当条項は公開された場所で性器・尻など身体の主要部位を露出して他人に恥ずかしい思いをさせたり不快感を与えた者は10万ウォン(約1万円)以下の罰金または拘留、過料の刑で処罰すると明示している。

 「過料」は「科料」の誤記かも。いや、わかりませんけど。

 

 日本の軽犯罪法にもそういうのがある。以下は第1条の柱書と、第34号まであるうちの第20号のみだ。

第一条 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
 二十 公衆の目に触れるような場所で公衆にけん悪の情を催させるような仕方でしり、ももその他身体の一部をみだりに露出した者

 20号露出とでもいうべき「軽犯罪法違反」の刑事裁判を、私は何件か傍聴した。
 うち1件、東京高裁の控訴審判決について、メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」(2022年11月末の第2697号をもって終了)から、一部転載しよう。
 被告人は不出頭、裁判長は後藤眞理子裁判官、主文は控訴棄却だった。

 

 刑法の「公然わいせつ」ではなく「軽犯罪法」、いったいどんな「仕方」で何を「露出」したのか。

裁判官 「午前3時30分頃…Tバック下着…ミニスカート…尻、腿を露出した…」

 「女装」という語が出てきた。被告人は男性なのだ。年齢は不明だが。
 弁護人(中堅男性。それが地なのか、つまらなさそうな目つき)は、あらゆることを主張していた。

 ことさらに露出する意図はなく、臀部は下部を露出したに過ぎない。第20号の構成要件に該当しない…。
 誰も注視しておらず、嫌悪の情をもよおす者はいなかった。不愉快に思う者は皆無と考えられる…。
 女装は被告人にとって性欲発散行為であり、これを咎めることは自由を侵害する…。
 自宅で女装を楽しんでいたところ、たまたま急遽(きゅうきょ)手紙を投函する必要があって外出しただけ…。

 裁判長はいちいちぴしゃっと退けた。「通常人の風俗感情のうえで不快の念を…」という言い回しも出てきた。
 外出については、捜査段階でか原審の法廷でか、被告人自身がこんな供述をしているんだという。

供述  「欲望を抑えられず、もう少し歩きたいと遠回りして帰宅した」

 原判決は拘留10日だという。弁護人は科料が相当と主張したが…。

裁判官 「いずれも同種…平成×年10月、平成×年(翌年)7月、科料の略式命令を受け…本件犯行は(平成×年7月の科料から)わずか8カ月後…」

 それじゃあ量刑相場的に拘留とせざるを得ないわねぇ。
 拘留の執行猶予? それは無理だ。執行猶予を付けられるのは「三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金」についてだけと刑法第25条第1項が定めているので。

 裁判長はこんなことも言った。

裁判官 「もはや監督する立場の者は存在しないと認められる…」

 「もはや」ってことは、離婚されたか、親御さんが亡くなったか、被告人を見放して去ったか…。
 孤独を深めてますます女装徘徊が生き甲斐になったりしないか、ちょっと心配な気がした。

 

 こんな哀愁の(?)レポートもメルマガには書いていたのですよ。懐かしい。
 被告人の氏名で今ネット検索してみた。完全ノーヒットだ。どんな人生をお暮らしやら。

 

 ヘンリー・マンシーニのこの曲が聞こえてしまうのは、いくらなんでも不謹慎だろうか。

 ←9月24日19時50分現在、週間INが402位。

※追記  以下は刑法。

(拘留)
 第十六条 拘留は、一日以上三十日未満とし、刑事施設に拘置する。
(科料)
 第十七条 科料は、千円以上一万円未満とする。

2023年9月22日 (金)

「ガーシー被告」を解剖する

Screenshot-20230922-at-090452-3000-3-8ne  「ガーシー被告」、今年の流行語大賞にノミネートされるんじゃないか。 ※画像は9月21日付けのTBS NEWS DIGのスクリーンショット。

 

 東京地裁・刑事第6部、9月19日(火)13時30分~17時、広いほうの警備法廷425号法廷を使って「暴力行為等処罰に関する法律違反、名誉毀損、強要、威力業務妨害、証人威迫」の第1回公判があった。

 傍聴券抽選、11時50分締切。傍聴席は42席のところ、抽選の当たり券は18枚、そこに560人が行列をつくったという。
 行列の多くは、各番組等が雇った並び屋さんかと思われる。

 19日(火)、私は東京地裁へ行った。が、行列に加わろうとは思わなかった。
 「威力業務妨害」「証人威迫」は傍聴したい事件ではあるけど、有名人には特に興味がない、どうせ大行列、馬鹿馬鹿しい、時間がもったいないので。

 

 立花孝志氏が傍聴券をゲット、と報じられている。
 並んだマニア氏によると、立花氏は抽選に外れ、しかしどこかのメディア(テレビだっけ)から当たり券をもらったのだという。
 そのことは報じられてるのかな。

 

 さて、「ガーシー被告」である。
 開廷表の被告人氏名はこうだった。

 ガーシーこと東谷義和

 「ガーシー」の部分を「こと名(ことめい)」というらしい。
 2013年10月14日に解説記事を私は書いた。
 その記事以外に、現時点で「こと名」のヒットはない。おお~、である。

 次に、「被告」の部分。
 正しくは被告人だ。被告は、単に短くしたとか略したとかでは済まない。
 立派な誤用、誤報だ。

 刑事裁判 検察官vs被告人
 民事裁判 原告vs被告

 被告は民事の一方の当事者なのである。
 有名な話として、こんなのがある。

 民事の弁論期日で、裁判官が普通に「次に、被告から答弁書を陳述…」と言った。
 聞いた被告が怒った、「私を犯罪者扱いするのか!」。

 世間の人とって「被告=犯罪者」なのである。
 以前、裁判所内で、退官したばかりの元裁判官氏にばったりお会いしたとき、元裁判官氏はこう言うのだった。

 「刑事の被告人を『被告』とやるのは、あれはどうにかならんもんですかね(笑)」

 ほんとそうですよねえ(困)。

 

 なぜ被告人を被告と報じるのか。
 「ひこくにん」だと「ひこくみん(非国民)」に聞こえるから、という説がある。

 刑事の公判で裁判官が「では開廷します。被告人、前へ出なさい」と言った。
 聞いた被告人が激怒、「俺を非国民扱いするのかあ!」。

 戦後間もない頃、そんなことがあったんですかね。
 だけど、今どき非国民なんて語が頭にあるのは、一部の大日本帝国好きな方々と…って感じでは。

 ま、なんであっても、被告人を被告とする誤用、誤報は、永遠に改まらないだろうと私は予想する。
 そんなことはいくらでもあるでしょ。

 世間がどうであろうと、私は被告人を被告人と、被告を被告と書く。
 未決勾留日数の算入も、把握できれば書く。
 可搬式(オービス)を正しく可搬式と書く。
 マイナー街道まっしぐらだ、あはは。

 ←9月22日11時10分現在、週間INが402位。

2023年9月21日 (木)

本気で懲りた、猛烈に反省している

1905171-2  東京高裁で「道路交通法違反」の判決を傍聴した。

 検察官は、私が勝手に「セクシーおばさん」と呼んでる女性。おばさんというよりお姉様、かな。

 

 弁護人は非常に特徴的な中年男性だ。私は傍聴ノートに「こんな男、見たことないよ」と書いた。
 いっぺん見たら忘れられないような特徴的な容姿の弁護人を、初めてみかける、ということが近年よくある。
 昔は、いつも見る弁護人か、ときどき見る弁護人か、見たような気がする弁護人がほとんどだったのに。

 国選弁護人を受ける弁護士が増えたのか。
 どぎつく(昔に比べれば、ですよ)特徴的な人が弁護士になることが増えたのか。

 

 被告人は不出頭。控訴審は被告人の出頭を要しない。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。くり返します、本件…」

 無免許運転だった。

 2014年に「無免許過失運転致傷等」で懲役10月、執行猶予3年。 ※「等」の部分は救護義務違反(いわゆるひき逃げ)か、分かりません。

 

 2021年11月、「道路交通法違反」(無免許運転)で懲役7月、執行猶予3年。 ※無免許だけでその量刑は重い。他に何かあったはず。

 

 そして2023年2月、1週間をおいて2回にわたり、準中型貨物を無免許運転。
 原判決は懲役5月
 再度の執行猶予を付すべき、と控訴したのだった。

 弁護人の主張について裁判長が述べた。その中にこんな部分があった。

裁判長 「深刻に受け止め、猛烈に反省している…」

 この部分に私は、ペンを持ち替えて赤色の波線を引いた。

 そうなのである。無免許の被告人のなかに、捕まって罰金刑を何度受けても、執行猶予付き懲役刑の判決を受けても、ぜんぜん懲りずにくり返す、そういう者が少なからずいる。

 いっくらなんでも、もう実刑だよね(笑)、という形で実刑判決を受けてから、控訴して、控訴審で、要するにこう主張する。

被告人 「今度こそ本気の本気で懲りた、反省した。本気で心を入れ替え、二度と再び無免許運転をしないことを天に誓ってお誓い申し上げます」

 本気度がすごく伝わってくることが多い。
 そんな控訴審を、私はさんざん傍聴してきた。

 

 話は飛ぶが、人間による環境破壊、地球破壊は、ある一線を越えると、もう後戻りが効かない。滅びの坂道をまっしぐらに下るしかない、という話を聞く。
 ある一線を越えてから、人間は「本気で懲りた、猛烈に反省している。どうかお慈悲を」と言うのかな。
 傍聴席でそんなことも思う私なのである。

 

 昔、『ソフィーの世界』というぶ厚い本があった。読んだ。
 『ソフィーの裁判傍聴記』とかあったらいいのに。

 ←9月21日20時50分現在、週間INが402位。

 弁護人と弁護士が混在したのは誤記ではない。
 弁護士が弁護人を務めるのだ、検事や副検事が検察官を、判事が裁判官を務めるように。当然に、傍聴人にもいろんな人がいる。

2023年9月19日 (火)

あのミュージシャンが薬物で捕まってた?

23032254  ある日、ある薬物事件(刑事裁判)を傍聴した。初犯で普通に執行猶予判決だった。

 帰宅後、被告人氏名でネット検索してみた。珍しめの氏名だ。

 ヒットした、あるプロミュージシャンが! うわあ、スキャンダルじゃん。

 画像があり、見てみた。
 べっ、別人じゃーん。
 もうね、年齢がね、少なくとも2倍、一方からすれば2分の1も違うんだもん、もちろん見た目も。

 今回の被告人本人のヒットはないのか。探してみた。
 あった、あの匿名の実名晒し魔の、匿名投稿がヒットした。

 

 プロミュージシャン氏に仕事を頼むに当たり、ネット検索した人は、驚くだろう。

「うわ、こいつ、薬物で捕まってたのか! ネットに名前が晒されてるんじゃ、使えねーよ」

 

 

 「匿名の実名晒し魔、復活!」とのタイトルの9月7日付けの記事で、私はこう書いた。

 自分は匿名のそんな実名晒しを、いったい誰がやっているのか。
 たぶん、“あの数人”のうちの1人なんだろうな、と私は推測している。

 「あの数人」とは誰か、もう書いてしまおう、と思ったんだけど…とりあえず今夜は寝ます、もう疲れちゃったので。

 実名晒しで被害を受けた方の代理人弁護士から依頼があれば、私のほうで知ってることを全部話します、面談で。金は取りません。警察にも話します。

 ←9月19日21時20分現在、週間INが302位。

2023年9月17日 (日)

好奇心に負け、詐欺バナーをクリックしてみたら

Screenshot-20230814-at-092310-2  Ads by Google としていろんな広告がある。右のようなやつが目立つ。

 使用前・使用後に見えないどころか、見せかけてさえいない。だって、シミと称するらしい部分以外、完全に同一画像風だから。

「どこの阿呆が、ナニを売ろうしてるんだ(笑)」

 そんな興味から、クリックしてみる方もおいでだろう。
 いやいや100万人にお1人ぐらい、「こんなにきれいにシミが消えるなら…」とクリックする方もおいでかも。

 

230916  私は、「一瞬で顔シミ消える」などの文言でネット検索した。
 フィッシング詐欺への誘導バナーだという。
 一見して同一グループのだろうAds by Google のバナーが、んもぉしょっちゅう出る。

 クリックしたらどんな画面が出るんだろ。
 その好奇心に、とうとう、ま、け、た、負けた負けたの一本杉だ、意味わかんねーよ(笑)。

 流行語「水で薄めて海洋放出」のあれがあってから、それを連想させるバナーがどっと現れた。
 福島県の地方局のWebサイトにもあって、びっくりしたよ。

23091614-2_20230917171201  その1つを今回私はクリックしたのである、カメラを構えて。

  ナニが出るかな、ナニが出るかな。

 

 クリック一発、直ちに出ましたフィッシング詐欺の欺罔(ぎもう)画面が!
 右の画像がそれだ。
 でも音声はナシ。静かだ。迫力に欠ける。

23091617-2  「×」をクリックして無反応だったかな。「ノー」か「よし」か両方かクリックしたんだっけ、左の画像の青いのが出た。

 

 結局要するに、「(050)5532 2359」、ここへ電話させたいのだね。
 電話すると、コンビニへ行って電子金券みたいなのを購入せよと指示されるんだろ、きっと。
 1回払うと、カモ認定され、「通常よりウイルス感染が重傷と判明しました」とか「あなたがよけいな操作をしたので復元が複雑になりました」とか言われ、何度もコンビニへ通わされるんだろ、きっと。

 阿呆なカモ(善良で無防備、無警戒な人)が引っかかったら、徹底的にむしり取る、特殊詐欺の基本のキだ。

 私は電話しなかった。
 カモの電話番号と認定され、全世界へ売られる可能性があるので。

 電話して詐欺グループとのやり取りを、どこかのYouTuber氏が暴露してるでしょ、きっと。

 

 あそうそう、どれをクリックしても詐欺画面は消えない。
 タブの「×」印をクリックしたら、普通にスッと消えた。

 

 それにしても、である。
 Googleはこの詐欺バナーでどれぐらい収益をあげてるんだろ。
 それによって、このタイプの詐欺がどれぐらい儲かるのか、推測できそう。

 ←9月17日12時20分現在、週間INが302位。

2023年9月15日 (金)

気が弱い、もっと触れると思い、さらに女児の胸を触った

2303224_20230915050501  東京地裁で「邸宅侵入、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」。

 略して「迷惑条例違反」の部分は、盗撮とか、恋愛感情ではなく悪意の感情によるつきまといとか、いろいろあるけど、「邸宅侵入」との組み合わせでいちばん多いのは、あれかな。
 傍聴してみた。やっぱりそれだった。

 

 被告人は30歳代、髪が濃い。犯行時は会社員。
 午後から夜遅くまでの勤務で、19時頃に1時間の休憩あり。
 日常に何か刺激がほしい…。
 前の道路を、塾帰りの女児が2人、通りかかった。
 途中で2人は別れた。1人のほうを被告人は尾行。早く触りたいと興奮しつつ。

 女児はマンションへ。
 オートロックを2つクリアして被告人は尾行。
 女児はエレベータに乗った。タワーマンションかと思われ。

 女児に続いて被告人も乗った。
 被告人は、女児がボタンを押した階より上の階のボタンを押した。
 女児は、先に下りるため、エレベータのドアの近くに立った。
 後ろから被告人は、女児の「お尻の割れ目のところ」を触った。
 女児は振り向いて「やめてください」と言った。
 被告人は「すみません、寂しくて」と言い、寂しそうな顔をした。
 女児の声が小さかったことから、気が弱い、もっと触れる、と被告人は思い、さらに女児の胸を触った。

 そのとき女児の背後でエレベータのドアが開いた。
 女児は走って逃げ、自宅へ。
 迎えた母親によれば、女児は涙を浮かべ、見たこともないおびえた顔をしていたという。

 追起訴があり続行。

 

「信じられない、とんでもないクソ野郎がいたもんだ!」

 と世間の方は驚かれるだろうか。
 しかし裁判傍聴マニアからすれば、脳に性欲の寄生虫がわき、相手の気持ちはもちろん、自分が捕まってどうなるかも、全く思いつかない、考えられない、そんな男はうようよいる。
 夜間に女性(女児)を尾行し、マンションのエレベータ内で体を触る、それはあるあるだ。

 そういうものだとは女性たちは知らず、今夜も同様の被害、似たような被害が起こる、起こり続ける。
 裁判所は、淡々と、相場どおりの有罪判決を言い渡し続ける、飽きることなく。
 世の中どうなってんだ、という思いを深く味わえるのが、裁判傍聴の醍醐味か。


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2023年9月13日 (水)

自分自身を特定の民族や国の一部であるとみなし

 日経新聞の夕刊の、日替わりエッセイというのか、9月6日の書き手はロシア文学者の奈倉有里さん、タイトルは「非戦、トルストイ」。こんな部分がある。「杜翁」には「とおう」とルビが。

 トルストイが最晩年(1910年)に書いたが当時は検閲で出版できず、死後1917年の革命に紛れてようやく出版された「国家の迷信」には、杜翁の円熟した思想が率直な言葉で綴られている。
 冒頭はこうだ――「国家にかんする誤った教えは、自分自身を特定の民族や国の一部であるとみなし、他の民族や国の人々とは別の存在であると認識することにある。この恐ろしい誤った教えのせいで、人は互いを拷問し、殺し、奪い合い、ついには自分自身をも破滅させる。人は、すべての人に共通する人生の精神的な原理を自分自身の中に認識したときにのみ、そこから解放される」

 

 なるほど。とはいえしかし、ま、私の現在の立ち位置からの、漠然とした私見だが…。

 「すべての人に共通する人生の精神的な原理」って何さ。
 わかるような気もするけどよくわかんない。

 一方、なんというか、特に、孤独な人、自分に自信を持てない(けど激しく持ちたい)人は、

  神に連なる誇り高き民族
  偉大な祖国

 そういうのと自分を一体化して、他民族や他国を攻撃する、たしなめる自国民を徹底攻撃する、そうしたところにどうしてもすがり、生き甲斐、達成感、自己顕示をがっちり得てしまう、のではないか。

 

 私は丹波哲郎さんを思い出す。
 丹波さんは、「明るく、素直に、あたたかく」、この3つがいちばん大事と言っていた(私の理解によれば)。
 そういう心でいると、悪い霊は去り、良い守護霊が見守ってくれるんだそうだ。
 霊がどうこうはともかく、言わんとすることは真実だろうと私は感じる。

 

 あと、この時期、雲が素晴らしい! 見上げて飽きることがない。
 海に、また山々に、夕陽が沈んでいくのを、雲の色が絶妙に変わっていくのを、露天風呂から眺め、暗くなったら酒(米の醸造酒)を飲む、生きてるうちにまた味わいたい。えと、何の話だっけ(笑)。

 そうそう、先日古書店でトルストイ氏の『イワン・イリイチの死』を見つけ、買った。200円。
 瀬木比呂志さんの著書に何度か出てきて、へえ、読んでみたいと思っていたのだ。

 ←9月13日20時10分現在、週間INが402位。

2023年9月11日 (月)

もうすぐ私は神だ、間違いない!

2018102  国語辞典編纂者、飯間浩明さんの、「役に立つ文語文」という書き物が、9月1日付け日経新聞の夕刊にあった。

 古典とは「古今和歌集」や「源氏物語」など昔の作品である。
 文語文とは、「昔のことばで書かれた文章の大半」だそうだ。
 古典は現代語訳もできるが、文語文を知らねば、古典を読めないどころか昔の文献を読めない、研究できない…。
 なるほど。

 

 そうして、こう続くのだ。

 コロナ禍が拡大した時期、アマビエという妖怪が話題になりました。幕末の肥後国(今の熊本県)に出現し、こう言ったそうです。
 <私ハ海中ニ住アマビヱト申者也。当年ヨリ六ヶ年之間、諸国豊作也。併病流行。早々私ヲ写シ、人々ニ見セ候得>
(京都大学付属図書館所蔵の幕末の資料による)

 フリガナ(ルビ)が打たれている。住=すむ、併=しかし、候得=そうらえ、などと。

 これから豊作が続くけれども、浮かれてると病気が流行るぞよ。怖い妖怪の絵を見てびびれ、日々の暮らしを戒めよ、そういうことなんだろうねえ。
 じつに理に叶っているではないか。昔の人は大したもんだ。

 

「今の苦しみは先祖の怨念ゆえだ。偉い教祖様に献金すれば、怨念は解けるぞよ。献金の額は先祖1代につき×百万円ぢゃ。なぬ、解けない。もっと遡らねばならぬ。場合によってはデニソワ人まで」

 これも、騙す者はめっちゃ儲かり、騙される者は偉大な教祖様にすがり金策に集中することで、苦しみを少し忘れられる、一石二鳥、理に叶っている。
 このようにして、人間社会のことはすべて合理的に説明がつく、難しいことは何もない、との境地に私は至り始めている。もうすぐ神だ、間違いない(笑)。

 ←9月11日5時30分現在、週間INが402位。

2023年9月 9日 (土)

性加害の伏魔殿、大規模な黙認、のイメージなので

Screenshot-20230909-at-183510  偉大な芸能興行師であると同時に希代の性加害者でもあった。
 前者のパワーが大きかったため、メディアは性加害を黙認した、ゆえに性加害は止むことがなかった。
 そんな構造のもとでは、同種の性加害者が寄ってきたのではないか。

 「ジャニーズ事務所」は私の語力では「ジャニーの事務所」だ。
 希代の性加害者の名を冠して今後も進むって、ちょとあり得ない。黙認の姿勢を崩さないつもりか。

 とまあ、芸能方面は全く疎い私の、現時点での認識だ。
 それってあなたの感想ですよね? おっしゃるとおり。

 

 9月9日の日経新聞にこんな記事が。

ジャニーズ起用、見直し拡大 アサヒGHDやキリンHD、広告展開せず 人権侵害巡る海外の目厳しく
 ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、スポンサー企業で所属タレントの起用を見直す動きが広がっている。アサヒグループホールディングス(GHD)やキリンホールディングス(HD)は8日、広告や販促に起用しない方針を決めた。人権侵害を巡る対応には海外を中心に厳しい視線が注がれている。
 アサヒGHDは8日、ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告や販促を展開しない方針を発表した。…

 私は紙の新聞で読んだ。

 酒方面の4社について書かれている。まずはアサヒから。

 アサヒGHDは8日、ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告や販促を展開しない方針を発表した。「ステークスホルダーによる人権侵害を助長しないよう努めると定めたグループ人権方針に相反する」。

 「グループ人権方針」、そんなのがあるんやねえ。

 てかステークホルダー? なんだそれ。
 ATOKの変換候補に stakeholder とある。stakeとは、この場合は利害関係のことらしい。利害関係を持つ者か。ふうん。

 キリンはこうだ。

 キリンHDは家庭用ビールサーバー「ホームタップ」のテレビCMに重岡大毅さん、飲料「午後の紅茶」に目黒蓮さんを起用するが、契約満了をもって解除する方針。同事務所のタレントの起用は今後見送る。同社は「事務所が具体的な行動を起こすことが問題解決のために不可欠だが、それには一定の時間を要すると判断した」という。

 サントリーは、

 サントリーホールディングスは「被害者への救済や再発防止策を精査し、これからの対応を検討する」。

 様子見、ですかね。
 サッポロは、

 サッポロビールは「今回の件で契約終了はないが、マーケティング上の検討の中で変更の可能性はある」と含みを持たせた。

 

 私にとって「ジャニーズ事務所」は、性加害の伏魔殿、大規模な黙認、のイメージなので、ビールや酎ハイを飲むとき、やっぱ…。
 ちょと待て、私はテレビを卒業しちゃったから、どのCMにどのタレントさんが出てるか、知らない。

 外飲みのとき、店頭にアサヒのポスターが貼ってあったら「おっ、ここにしよう」とかそういうことはありそう。

 ←9月9日18時30分現在、週間INが402位。

2023年9月 7日 (木)

匿名の実名晒し魔、復活!

230217-1  「実名さらしは別スレッドで継続!」

 との記事を2021年1月29日、私は当ブログに書いた。

 主に東京地裁の、1階ロビーにある開廷表、あれを徹底的にメモし、匿名掲示板5ちゃんねる(以下、5ch)に、執拗に晒す(さらす)匿名者(以下、実名晒し魔)がいたのだ。

 

 実名報道のない刑事事件(要するに犯罪)は多い。
 というか、テレビ新聞だけご覧の方はものすごく意外に思うようだが、実名報道されるのは、ほんの一部、ごく一部にすぎない。

 被告人氏名でネット検索すると、5chのその匿名掲示板にしかヒットがない、ということがよくあった。
 被告人氏名でネット検索すると、SNSや会社のWebサイト等々いろいろヒットし、そしてぽつんと、5chのその匿名掲示板がヒットする、ということもよくあった。

 実名晒し魔は、民事の離婚訴訟の当事者名、つまり夫婦双方のフルネームも晒した。
 いろんな氏名がある。珍しめの氏名でネット検索すると、医師がよくヒットした。

 

 その後、2022年の途中からだったか、実名晒し魔は、5chへの晒し投稿が、どうもできなくなったようだ。
 ある弁護士が、5ちゃんに対してある申し入れを行い、5chのほうで何らかの手を打った、のかもしれない。

 

 そうして9月6日、ある被告人氏名でネット検索していて、とんでもないものを発見した。
 実名晒し魔は、なんと、別の掲示板で、被告人の実名晒しを復活させていたんだね!

 

2206241_20230907205501  「道路交通法違反」の、特に超過速度が高い速度違反、の被告人は比較的お金持ちが多い印象だ
 「大麻取締法違反」の被告人は、「えっ、あの人が!」ということがわりとある。

 速度違反も大麻も、よっぽど特殊なことがない限り、実名報道などされない。
 実名晒し魔による、匿名掲示板への晒し投稿により、刑事裁判の被告人とされたことが広く世間に知られる…。

 

 自分は匿名のそんな実名晒しを、いったい誰がやっているのか。
 たぶん、“あの数人”のうちの1人なんだろうな、と私は推測している。
 どの1人か、ずばり特定する方法はあるが、私独りではできない。
 今回はここまで。もう長くなってしまったので。

 ←9月7日21時00分現在、週間INが402位。

2023年9月 5日 (火)

京アニ放火殺人事件、傍聴券抽選は

Screenshot-20230905-at-052651  「迎える初公判...青葉真司被告の半生 京都アニメーション放火殺人事件前の『もう一つの事件の捜査資料』を独自入手 そこで見える社会への不満と『小説』というキーワード」と9月4日付けMBSNEWS。

 そこかよ話(ばなし)で恐縮だが。

 

 いちばん大きい法廷を使うのだろう。
 本来の傍聴席は何席で、傍聴券抽選に付される傍聴席は何席か、つまり抽選の当たり券は何枚か。

 傍聴券抽選に何人が並ぶか。
 リストバンド方式かどうか。
 メディアが雇った“並び屋さん”はおおむね何百人で、日当はいくらか。

 あんなに大勢が並んだのに、傍聴席には空席がいくつかある。なんで?
 ははあ、ひとつの番組、週刊誌等が、当て過ぎちゃったんだな、ということもある。
 今回も空席はあるか。それは何席か…。

 世間的にはどうでもいいことが気になる者がいるみたい、ということで。

 

Dsc_0020_20230905054601  左の画像は京都地裁。

 2021年に、京都、大阪、スキャンレーザー式オービス探しの旅の、終わりの1日を今日地裁での裁判傍聴にあてたのだ。
 京都地裁にも当然、傍聴マニア諸氏がおいでだった。

  ←9月5日5時40分現在、週間INが402位。

 

追記:  「京都地方裁判所/検定/公式ガイドブック」によれば、京都地裁でいちばん広いのは101号法廷、傍聴席は88席だという。
 この法廷を今回は使うのだろう。

 「「被告の謝罪の言葉気になる」 京アニ事件、一般傍聴席の35人決定」と9月5日10時00分付け朝日新聞。
 これによると、当たり券は35枚。

 つまり、88-35=53席が、遺族・被害者と主に記者クラブ記者、そしてもしかしたら被告人の身内のための特別傍聴席、取置席と考えられるわけだ。
 遺族・被害者およびその代理人弁護士が、検察官席と、その後ろにも何人も座るだろう。

Screenshot-20230905-at-104629  「速報中14分前に更新 「被告の謝罪の言葉気になる」 京アニ事件まもなく初公判」では、こうなっている。

「傍聴整理券」と書かれたリストバンドの配布が午前9時15分で終了した。400人以上が受け取った。午前9時半の当選発表まで、木陰で待つ人たちの姿が目立った。
 (そして)
 地裁近くの京都御苑富小路広場では午前9時40分ごろ、一般傍聴席の抽選結果が発表された。400人以上が整理券を受け取っており、当選者35人の番号が掲示された。

 当選者はリストバンド型の傍聴券を受け取り、地裁の中へと入っていった。

 整理券としてのリストバンドを手首に取り付け、そののち、傍聴券としてのリストバンドを手首に取り付けたわけだ。
 二度手間かと思えるが、うむぅ…。

 というか、「リストバンド型の傍聴券を受け取り 」てことは、手首に取り付けず、配布したのか?
 それだと、「傍聴券あるよ、5万円、どうだ!」と売る者が現れそう。
 裁判所はタテマエとしては娯楽のための施設ではない、けれども、「京都府迷惑行為等防止条例」第8条第2項の「転売する目的で得た入場券等 に該当するとして、検挙するかどうか、警察の一存では到底決められないと思う。

2023年9月 2日 (土)

違反する前に警察官が注意しないワケ

23082210-2  過去にどんな記事を書いたか、どんどん遠くなってしまう。
 とりあえず、車雑誌『ドライバー』のWebサイトに書かせてもらったぶんのみ、記事のタイトルと日付を、ときどき当ブログに載せている。

 

 2019年12月分から2023年2月の途中まで → 2023年2月14日に
 2023年2月の途中から3月の途中まで → 2023年4月2日に。
 2023年3月末から5月始めまで → 2023年5月15日に
 2023年5月の途中から同月末まで → 2023年6月11日に
 2023年6月の途中から8月の途中まで → 2023年8月8日に。

 今回は、8月の途中から9月の初めまでを。

2023/08/08 日本の交通事故死亡者の少なさは世界トップレベル! そのひとつの要因は女性免許保有者の増加にあり?

2023/08/17 奈良県警が案山子(カカシ)オービスを考案していた!

2023/08/23 宮城県はゼブラゾーンを走ったら違反なの!? 「ゼブラゾーン車輪かけ違反」とは

2023/08/30 「スピード違反50キロ以上」が増加中…しかも「富裕層」が多い!? 捕まったらどうなるのか

2023/08/30 駐車違反の「放置違反金」を滞納していると…「防刃チョッキと特殊警棒で差押え」!?

2023/09/01 福山雅治さん、交通取り締まりに「異議」…違反する前に警察官が注意しないワケ 

 

 1カ月弱に6本、私としては異例の多さだ。
 今年の8月は、裁判所へあんまり行かなかったのだ。

「夏休みの裁判傍聴は、夏休みの親子連れ、学生・生徒さんにお任せしよう。私は引っ込んでよう」

 という気になる日が多くて。

 

 ところで、上掲Web記事の9月1日付けのやつ、Yahoo!JAPANニュースに配信された記事に、現時点でなんと1002件のコメントが。
 普通、せいぜい数10件なのに、千件を超えるって!
 こんなこともあるんだねえ、びっくりしました、ありがとうございます。

 ←9月2日14時40分現在、週間INが402位。

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