無免許死亡事故、そこに隠されたまさかの冤罪!
10月14日から、当ブログのアクセス数が、どっかん増えた。なんでっ?
わかった、共同通信が同日、以下のように報じてたんだね。
取り調べでやゆ、映像確認 検事「お子ちゃま」発言も
横浜地検の独自捜査により犯人隠避教唆罪で起訴され有罪が確定した元弁護士江口大和氏(37)が、取り調べで検事に侮辱されたなどとして国に損害賠償を求めた訴訟で、検事が「お子ちゃま」などと江口氏を再三やゆする様子が取り調べの録音・録画映像に残っていたことが14日、分かった。東京地裁の勧告を受けた国側が証拠提出し、共同通信記者が訴訟記録を閲覧して確認した。
江口氏は2018年10月に逮捕され56時間の取り調べに黙秘。訴訟ではうち約2時間20分の映像が地裁に提出された。2画面に分かれ、一方に江口氏、もう一方に検事らを含め部屋全体が写る。検事は江口氏が刑事弁護に力を入れていたことに触れ「僕ちゃん質問上手だから刑事弁護で名を上げるんだ」などと発言していた。
「お子ちゃま発想」「ガキだよね」と述べたほか、江口氏の中学時代の成績を確認したとして「数学とか理科とか、あんまりよくなかったみたいですね。論理性がさ、なんかずれてんだよな」と語る場面もあった。
江口大和氏を被告人とする「犯人隠避教唆」の一審・横浜地裁と、二審・東京高裁を私は傍聴した。なんと、“江口教唆説”を確定させた事件「道路交通法違反、犯人隠避、犯人隠避教唆」の一審・横浜地裁の判決も、偶然にも私は傍聴していた。
江口大和氏を原告とする国賠訴訟の弁論も傍聴した。
そうして、当ブログでは以下を書いてきた。
誰、刑弁教官、調べりゃわかる、法廷に立ってもらおうか 2023年4月29日
江口大和弁護士を被告人とする「犯人隠避教唆」 2023年4月15日
「考えられないとまでは必ずしも言えない」で有罪 2022年9月13日
江口大和弁護士、普通に考えて無罪では 2022年3月17日
江口大和弁護士はハメられたか? 2020年2月4日
えーっ、よくわかんねーよ、という方は、以下のWeb記事をお読みいただければ。
無免許死亡事故、そこに隠されたまさかの冤罪! 2023年9月19日
自分で言うのもなんだが、わかりやすくて衝撃的な記事ですよ。
そんなこともありつつ、いったいどうしたことか、最近、レアな、または激レアな刑事裁判によく当たる。
1、オービス裁判の検察立証、甲号証の4点セット、のうち法的に重要な1つを若い女性検察官が省いた!
2、罰金2万9千円。9千円は信号無視。2万円はなんと…!
3、運転免許の条件違反が公判廷へ出てきた!
4、オービス裁判。被告人は測定値を認めているのに、弁護人が甲1号証、速度違反認知カードを不同意とし、メーカー社員を尋問って!
1と2は、今月下旬に発売のマニア雑誌『ラジオライフ』に書かせてもらった。
3と4も、いずれ、雑誌かWeb記事のほうに。
もったいぶらずにちらっと漏らせよ、ケチくせえな?
いやあ、それなりの交通費をかけて裁判所へ通ったり、金に糸目を(あんまり)つけずに行政文書の開示請求をしたり、読みたい本を買ったり、眠くなったら寝たり、そんな日々を送れるのは、原稿料のおかげなのである。
スクープ的なネタは、原稿料が出る媒体にがしっと書く、じゃなきゃ道義的にも仁義的にも許されない、と思うので💦
おっと、言い忘れるとこだった。
上掲記事に「共同通信記者が訴訟記録を閲覧して確認した」「…と語る場面もあった」などとあるでしょ。
訴訟記録に録画媒体があり、民事記録の閲覧室で録画を再生した? どうもそう読める。
共同通信の記者氏は、あの事件の記録をようく閲覧に行きましたね。やるねえ、頼もしいねえ、私はうれしくなったです。
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