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2023年11月 3日 (金)

進む少子化の本当の理由は!

Img_1796  電車内で、昔はほぼ全員の手にスマホがあったもんだ、が、最近は読書派が増えている。

 前にも言ったが、電車の座席に座って本を読む私の、ふと気づけば、両側の女性が読書派だったことがある。
 あんときゃ仰天、たまげたねえ。何かの罠か!?みたいな。

 

 1000円程度の新書を次々買って読むに当たり、私は新しい技を編み出した。
 物理や医学や経済学等々で、何言ってんだかよくわかんない、ひっかかりひっかかり、時間を食ってしょーがない、というとき、そういう箇所は斜めに読み飛ばしてしまうのだ。
 ま、どのぐらい読み飛ばすかはケースバーケースだが、この読み方で、次々に新書を読む。楽しい。

 

 裁判所への往復の電車内と、法廷前で開廷を待つ時間に、『「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義』(大西弘著、講談社+α新書、税別900円)を読み終えた。

 資本論なんて古い? なかなかに新鮮で、なかなかに読ませる本だった。満足である。
 それでだ、私の理解では、ぶっちゃけ要するに、、、

 労働者の賃金は2つの部分から成る。
 A:労働者本人の労働力の再生産(要するに今日の米代)
 B:次世代の労働力の再生産(出産子育て費用+労働力の質を高める教育費)

 資本家は自らの利益の最大化を追求する。
 労働者にはAの賃金しか払わない。

 ならば国家(政治家)が「富の再分配」を行うべき。
 すなわち、資本家から十分な税金をとり、出産子育て費用や教育費を無償とすべき。

 ところが、政治家は資本家と一体になりやすい。資本家が政治家になったりする。
 かくして、Bの再生産は弱まり、少子化が進む。

 そこを補うために、移民の受け入れ、共働き(女性の労働)がある。
 しかし、それらは、安い賃金を固定化または悪化させるだけ。
 出産子育ての時間を女性から奪うことにも功を奏する。

 結果、少子化はどんどん進む。
 いずれ「人口ゼロ」が目前に迫るだろう。

 それじゃ資本家自身も困るんじゃないか?
 いんや、『資本論』にはこうあるんだそうだ。

 いつかは雷が落ちるにちがいないということは、だれでも知っているのであるが、しかし、だれもが望んでいるのは、自分が黄金の雨を受けとめて安全な所に運んでから雷が隣人の頭に落ちるということである。われ亡きあとに洪水はきたれ! これがすべての資本家、すべての資本家国家の標語なのである。だから、資本は、労働者の健康や寿命には、社会によって顧慮を強制されないかぎり、顧慮を払わないのである。

 すっごいことを言うねえ、マルクスどんは。
 でもそれゆえに、環境破壊とか起こってるわけでしょ。

 

 じゃあ、どうすりゃいいのか、明らかだ。
 資本主義をつづけるなら、社会が顧慮を強制しなければならない。

 国会議員のせめて半分程度は、資本家でも資本家のお友達でもない者になってもらう。
 中央省庁の、退官後の幹部官僚のめんどうを、資本家がみてやる、その構造をぶっ壊す。

 でもそれは資本家もお友達の現職議員も幹部官僚も徹底抵抗し、記者クラブメディア(=大手のテレビ新聞)は逆らえないはず。
 若い方々は、少なくとも英語の読み書き会話を習得し、「人口ゼロ」に備えるべし、この本の終わりのほうに書いてあったっけ、忘れた。

 


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 いまこれを読み始めてる。読み飛ばすところがない。おっもしろい! 新書は良いねぇ。

 ←11月3日12時30分現在、週間INが90で2位。

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