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2024年1月の15件の記事

2024年1月29日 (月)

SDGs、持続可能な飲酒

Screenshot-20240129-at-061450-tokyo-web

 昨年の5月の中頃からか、私の晩酌(=夕食)のお供は、アルコール9%の、つまりストロング系の格安缶チューハイ(500cc)だった。
 1本108円だったかな。
 あれをまずは1本、ぐびぐびと飲み、芋焼酎か赤ワイン少々でしめる、そんな感じ。

 

 前立腺肥大の関係でお世話になってる女医さんから、ストロング系は止め(やめ)なさいと言われた。

 えっ? 私は抵抗した。赤ワインは15%ぐらいだし、25%の芋焼酎を5対5で割れば12.5%。ストロング系のほうが軽いじゃないですか。

 酎ハイは喉越しよくぐびぐび飲めてしまうからダメなのですと女医さん。うーん。
 老いては子に従え。病んでは医師に従え。信頼できそうな女医さんだ。たまには若い女の言うことをきいてやろうかい。
 私はストロング系をきっぱり止めた。
 冷蔵庫に残る数本をどうする。捨てるのも、もったいない。元自衛隊の若者君にあげた。

 

 以後は、芋焼酎の水割りと、赤ワインと、純米吟醸酒にした。
 その頃から、なんだか急に、半額のお惣菜(もっぱら揚げ物)があんまり欲しくなくなった。
 女医さんに報告すると、そういうものなのですと言われた。
 喉越しの良い、冷えた炭酸系は、揚げ物に合う。酒が酒肴を選ぶってことか。ほ~。

 

 そうして今年1月26日、「アサヒ、酎ハイの度数抑制へ 新商品、アルコール8%未満」と東京新聞が報じた。上掲はそのスクリーンショットだ。
 記事中にこうある。

「アサヒは健全で持続可能な飲酒文化を目指し、高アルコール商品の展開を控えることにした」

 酒飲みの健康を考え、SDGs(Sustainable Drinker Goals)、持続可能な飲酒を。アサヒ、やるじゃないか。

 

1804248-2  アサヒが退けば、そのぶん同業他社のストロング系の売り上げが増える。何も変わらない、との批判もあろう。
 しかし、他人は関係ない、自分が退くべしと判断したら、すぱっと退く、格好いい。
 ストロング系をきっぱり止めた私も、相当に格好いいね、うふふ。

 ま、アサヒスーパードライは海外でもだいぶ人気らしい。
 世界を股にかける企業としては、という事情もあるのだろう。
 なんであれ、SDGs(Sustainable Drinker Goals)、持続可能な飲酒を、いいね。

 右上の画像は、前橋地裁・太田支部へ行く途中、浅草付近で撮影した。
 アサヒビール本社の上のあのオブジェは、ゴールデン雲古ではなく「聖火台の炎」だそうだ。よっくもあんなのをつくったね、ぶっ飛んでる、いや良い意味で、ね。

 ←1月29日7時30分現在、週間INが30で3位。

2024年1月27日 (土)

山上徹也被告人の裁判、傍聴席は空席だらけ!?

Img_0437  奈良地裁へ私は、2015年に高速バスで何度か通った。警察官による“オービスもみ消し事件”を傍聴するために!

 あれは凄い事件だった。報道されるはずのない(実際報道されなかった)とんでもない話が出てきた。
 私はメルマガ(当時)で速報し、雑誌等でも書いた。

 

 記者クラブの記者氏も多数傍聴したが、そこはスルーだった。警察の暗部を警察の発表なしに書くのはタブーなのだ。仕方がない。
 だから、私が奈良へ通って書かなければ、あの凄い話は表へ――極めて小規模にとはいえ――出なかったわけだ。
 どのジャンルにおいても、世の中そんなもんだと思う。

 

 奈良地裁のその法廷(101号)は、裁判員裁判用で、傍聴席は70席だった。
 安倍晋三元首相銃撃殺人の山上徹也被告人、の裁判員裁判も、70席のその法廷でやるんじゃないか。

 

 記者クラブが10数席を予めとり、記者クラブ以外の報道機関にも少し割り当てられるかもしれない。
 山上被告人の家族に、また被害者(安倍元首相)の遺族に、少し割り当てられるだろう。

 残りが傍聴券抽選となる。さあ、たいへんだ!

 東京なら、各テレビ番組、各週刊誌が、それぞれ多数(数十人から数百人)の“並び屋さん”を動員するはず。
 テレビニュースで「裁判を傍聴しようと大勢が列をつくりました!」とか報じられるが、あれはほとんど並び屋さんだと、一般の方はご存じないでしょ。

 バラエティ番組のスタジオ観覧者(の常連さんや希望者)を集めて割り振る、そういう業者が複数あり、1人2千円を払ったり、現金は払わないけどスタジオ観覧の優先権を与えるとか、そんな感じなんだと漏れ聞いた。

 しかし今回は奈良だ。
 大勢の並び屋さんを供給できる業者が、奈良にどれだけある?
 大阪のおばちゃんたち、その日は空いてる芸人さんを動員して派遣する、そういうことになるのかな。

 

 そうしてだ、山上被告人の裁判は、公訴事実に争いはなく、情状(量刑を左右する要素)の争いになるはず。

・被告人と統一教会との関係
・被害者と統一教会との関係

 ここを弁護人側は徹底的に立証するに違いない。
 統一教会にとって、また自民政権にとって、世間に知られたくないことががんがん出てくるに違いない。
 公判前整理手続きは、そこんとこの攻防、検察官の徹底抵抗で長引くだろう。

 検察官は、自民に貸しを作りたいとかを超え、被告人の刑を軽くする要素が出てくることに抵抗しなければならない。それは検察官の職務だ。
 けれど、弁護人の立証を完全に封じるまではできないはず。

 

 弁護人請求の証人が、統一教会との関係について、まだ世間に知られていないディープな裏側を証言しても、記者クラブメディア(大手のテレビ、新聞)は、突っ込んだことは報じない(報じられない)だろう。
 全社ほぼ横並び、「ここまでなら良かろう」という表面的なことのみ報じるだろう。
 記者クラブの加盟社である以上、そこは仕方がない。そういうもんなのだ。

 

 なのに、10何席か傍聴席を取る、ある意味、ディープなことも報じられる者の傍聴を妨害していることになる。

 妨害といえば、統一教会と、自民政権と、ほかに元首相を神とあがめたがる方面、彼らは、積極的に妨害したいだろう。
 鈴木エイトさんや有田芳生さんの傍聴を、なんとか阻止したいだろう。

 もしそうだとして、妨害のためにできる合法的な手段はあるか。
 ある! 信者等に大動員をかけるのだ。

 だが、傍聴券抽選に当たった信者等が、傍聴席に座ってディープな裏側を聞いてしまうのは、これはまずい。
 よって、動員をかける側は言う。

「抽選に当たったら、当たり券を持って集合してください」

 そうして、教団等の幹部が監視のため傍聴するのみとし、残りの当たり券は捨てる…。

 

 メディアや警察などが、たとえば1人を確実に傍聴させるため100人を動員し、抽選で3枚当たり、残り2枚は捨てる。
 そのため傍聴席に2席、空席ができる。
 裁判所は、空席があっても、当たり券を持った者以外には傍聴させない、空席は放置、ということは普通にある。

 山上被告人の裁判では、傍聴券抽選に軽く千人を超えて並んだのに、傍聴席は空席だらけ!

 

 そうなる可能性を、熟練の傍聴マニアは今から妄想して震撼するのである。ワイルドだろぅ? ←あほんだら(笑)

 ←1月27日10時30分現在、週間INが30で3位。

2024年1月25日 (木)

安倍元総理銃撃殺人、公判前整理手続きとは!

Screenshot-20240125-at-104159-tbs-news-d  「安倍元総理銃撃 山上徹也被告が初めて公判前整理手続きに出席 奈良地裁」と1月23日、TBS NEWS DIGが報じた。右はそのスクリーンショット。
 刑事事件なので「被告」ではなく被告人ね。

 

 山上徹也被告人の裁判は、裁判員裁判の対象事件だ。

 法務省と最高裁が推進した「司法改革」、あのときの目玉である裁判員制度、といっしょに「公判前整理手続き」は登場した。
 「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」(以下裁判員法)の第49条がこう定めている。

(公判前整理手続)
第四十九条 裁判所は、対象事件については、第一回の公判期日前に、これを公判前整理手続に付さなければならない。

Screenshot-20240125-at-110523-egov

 手続きの詳細は刑事訴訟法の「第二節 争点及び証拠の整理手続」の「第一款」が定めている。「かん」と読むのだろう。
 第一款は「第一目」から「第三目」まである。

 法律に「款」とか「目」とか私は初めて見る。大きなNew手続き(第317条から第317条の27まで27ヵ条)を従来の法律の途中に割り込ませるに当たり、そのようにしたんだね。

 

 それでだ、公判前整理手続きは、長くかかることが多い。2年以上かかることもある。
 なぜ?
 裁判員法を見てほしい。

(趣旨)
第一条 この法律は、国民の中から選任された裁判員が裁判官と共に刑事訴訟手続に関与することが司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上に資することにかんがみ、裁判員の参加する刑事裁判に関し、裁判所法(昭和二十二年法律第五十九号)及び刑事訴訟法(昭和二十三年法律第百三十一号)の特則その他の必要な事項を定めるものとする。

(裁判員の負担に対する配慮)
第五十一条 裁判官、検察官及び弁護人は、裁判員の負担が過重なものとならないようにしつつ、裁判員がその職責を十分に果たすことができるよう、審理を迅速で分かりやすいものとすることに努めなければならない。

 

 裁判員制度は何のためにあるのか。刑事司法に対する国民の理解の増進と信頼の向上、そこなのである。
 裁判員の多くは、傍聴席に座ったことさえない、いわば素人さんだ。
 素人さんに負担をかけないよう、検察官、弁護人(被告人)双方の主張・立証を、公判(公開の法廷での刑事裁判)の前に、密室で、削り整えてしまう、それを裁判員裁判は必ずやるのである。

 

 「司法改革」以前は、「殺人」の裁判でも、特別に何かなければ、犯行から2カ月ぐらいで第1回公判だった。
 自白事件だと、2時間ほどで証拠調べを終え、第2回で論告・弁論、第3回で判決だったりした。

 否認事件は大変だ。
 検察官と弁護人が、互いに取調べ請求した書証の何点かを、ときに多くを不同意(裁判官の判断材料にするな)とし、ま、要するに、丁々発止の攻防が展開される。
 そこが裁判傍聴の醍醐味だった。
 当然、公判は回数を重ねることになる。
 長引くけれども、なぜ長引いたのか、どっちがくだらん抵抗をしたのか、公開の法廷で傍聴人が知ることができる。醍醐味でしょ。

 

 ところが裁判員裁判では、そこんとこが密室で削り整えられてしまう。
 整えられたものが法廷へ出てきて、素人さんに対するアピール合戦みたいになる。

 裁判員裁判が始まる前、検察は劇団の人から発声法とか教わった、なんて報道された。
 裁判員裁判が始まった頃、開廷が細かく分刻みのことがあった。分の下1桁が「5」でも「0」でもないことがあった。
 整えられた演目を、予め決められた時間内に演ずる、なんだそれ、と私みたいなのは思う。
 もちろん、私とは異なることを思う方もおいででしょう。私は、自分が絶対正義で偉い、と思い込めるタイプの人間ではない。

 

 それでだ、山上被告人の裁判(刑事裁判)の、気になるのは、傍聴券抽選なんである。
 その話、長くなる。もうだいぶ書いたんだが、切り取って保存し、次回にまわします。

 


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 ←1月25日20時30分現在、週間INが30で3位。

2024年1月23日 (火)

野党を分断せよ、群雄割拠を煽れ!

Screenshot-20240122-at-033934-62024121  「令和6年(2024年)1月21日執行 八王子市長選挙 投票・開票結果」から、右の画像はその一部だ。

 1、滝田やすひこ  5万7193票
 2、両角みのる   4万4913票
 3、しけや和夫   6万3838票 当選
 4、はっとり貴之  1万0292.369票
 5、かまたたかゆき   2276.630票

 

 4番と5番は、「タカユキ」とだけ書いたとか、そんな票を按分したせいか。

 滝田やすひこ氏は、立憲民主、共産、社民、八王子・生活者ネットワークが支持。
 両角みのる氏は、都民ファーストの会の創設メンバーの1人。
 しけや和夫氏は、自民、公明が推薦、維新が支持、だそうだ。

 

 さまざまな人が立ち、競い合って、結果、しけや和夫氏が勝った、とは自民の側は見てないでしょ、と私は思う。
 じゃあ、どう見てるか。

自民 「今回は、自民vs非自民、裏金vs反裏金の争いだった。自民は絶対負けると思ったよ、なあ、みんなそうだろ。ところが、非自民、反裏金が分裂してくれた。こんな幸運があるかい、なあ」

自民 「ですよ、両角みのるが頑張ってくれた。ありがたいです」

自民 「滝田やすひこと、4番手のはっとり貴之の票を合計すると、6万7485票、うちらの負けですよ。危ねえあぶねえ(笑)」

自民 「都ファの小池百合子は、両角みのるが万が一勝てば儲けもの。負けても滝田やすひこの票をだいぶ奪って自民に恩を売れると考えたんでしょ。そうに決まってますよあの女は(笑)」

 なーんて美酒(びしゅ)、味酒(うまざけ)に酔いしれてるんじゃないかと、私は独自に妄想するのです。

 

17040719_20240123184601  自民はなぜそんなに巨額の金を必要とするのか。
 政治活動に金がかかるんだという。
 政治活動って何?
 いろいろあるなかで、やっぱり自民の先生方は、地元に多数の秘書と事務所をかまえ、冠婚葬祭、盆踊りや地元神社の祭り、忘新年会等々に顔を出す、地元の地方議員に対し陣中見舞いだ何だの名目で20万円 or more の現金をばらまくのが大事と拝察される。

 

 今回、政治資金集めパーティが難しくなったらしい。
 統一協会信者による誠心誠意の選挙協力も得にくいはず。
 どうする?

 自民vs反自民の構図とし、反自民を分裂させる、これだよね。
 選挙勝利に特化した特種団体たる自民は、各小選挙区に1人しか立候補させない(推薦しない)。自民票を食い合うことがない。
 連立を組む公明とも上手に票を分け合ってる。

 ところが反自民は、「主義主張的にここは譲れない」とか「あの党のここが嫌い」とか言っていがみあい、乱立し、票を食い合う。
 小選挙区で勝てるはずがない。ま、たまに勝つけど、ほとんど勝てない。
 ハリー・ポッター氏直伝の(?)呪文、「ヤトーニマカセラレルカーナム」は強力だし。

 なわけで、今後は、テレビで偉そうなことを言う、あの人、あの人たちが、野党の分断または群雄割拠を図る方向への扇動色を強める、その方向へ動いていくんだろうと。

 

 私の場合、交通違反・取り締まりにこだわり続けて40年余。
 こだわるほどに、役所の体質、背骨的なこと、利権構造なんかが見えてくる。
 警察官諸氏とも、新聞の人、テレビの人とも酒を飲んだ。たくさん飲んで痛風発作を得た。
 今はだいぶ偉くなってる複数の国会議員と、それぞれ議員会館の事務所で話した。

 そんなことを重ねた末、上述のようなことを、気負いなく、特に怒りとかなく、普通にほのぼの思うようになったのです。ほのぼのはおかしいか(笑)。 

 ←1月23日19時00分現在、週間INが30で3位。

2024年1月21日 (日)

傍聴マニアから見た冤罪の理由

21090714  私の場合、初めて裁判を傍聴したのは28歳ぐらいのときだった。あれから軽く40年を超えた。
 傍聴マニア(を自称できる立場)になったのは2003年3月頃。今年で22年目に突入する。

 

 傍聴マニアなっていろんな裁判(主に刑事裁判。以下同)を傍聴し始めた頃、こう感じた。

「裁判官って、1つひとつの事件に、真摯に対応してるなあ。偉いなあ」

 だが、傍聴を重ねるうち、だんだんと別のものが見えてくる。たとえば…。

「裁判って、すべてを紙の上に整えようとするんだあ」
「裁判の真髄は法律手続きを一片の遺漏もなく整えること、そこに凝り固まってるね、てかそこに快感を覚えてるね、この人」

 なーんて感じることもある。
 中国人女性の被告人をあからさまに見下し、嘲笑の態度を取る裁判官もいたっけ。

「メディアは、裁判官はこれこれのことを酌んでこの判決にした、なんていつも報じるけど、相場どおりの判決を言い渡すにあたり、もっともらしく“これこれのこと”を言ってるだけじゃーん」

 とは、よく感じる。すべてじゃないが。
 ちなみに覚醒剤の一般的な初犯は懲役1年6月、執行猶予3年で決まり、ヤクザ方面には「イチロクサンネン」という名詞があると、裁判所内で私は知った。

 

 検察官と弁護人(被告人)、双方が言う事実関係が真っ向から違うことがある。
 そういう場合、裁判官は、

・検察官の主張については、肯定できる理由を探す
・弁護人の主張については、否定できる理由を探す

 という印象を受けることがある。

 被害者の証言について「信用できる」と認め、対する被告人の供述については「信用できる被害者証言に反するから信用できない」とする論法はよく出てくる。
 聞いてて「うお~」と思う。

 

 なぜそうなるか。
 無罪と有罪、ちょうど真ん中に線をひくことはできない。

A、無罪は必ず無罪になる。有罪が無罪になることも少しある。
B、有罪は必ず有罪になる。無罪が有罪になることも少しある。

 Aを選べば、世論がうるさい。司法の威信にケチがつく。
 Bを選んで冤罪が生まれても、国民の大多数は気にしない。「冤罪冤罪と左巻きの連中が騒ぐけど、どうせほんとは殺ってるんだろ」てなもんだ。司法の威信は護られる。

 

 江口大和さんの事件は、あれはまたちょっと違うと思う。
 一審の横浜地裁、二審の東京高裁、どっちも、おいおい、そんなんで有罪にしちゃうってありかよっ、だった。

 あれは結局、あの事件に関わった者たちの別の裁判を「江口が入れ知恵した」説で有罪とし、確定しちゃったもんだから、後戻りできなくなった、そうとしか考えられない。

 

 最高裁はこう言明したらどうかと私は思う。

「司法の威信、ひいては国家の秩序を守るため、無辜(むこ。罪のない人)を処罰することもあります。死刑にすることもあります。それは仕方がないのです。無実の罪で刑罰(死刑を含む)に処された方々は、国家のため尊い犠牲、人柱(ひとばしら)になったのだと、胸を張ってあきらめてください」

 じつは最高裁の裏庭に「人柱神社」があったりして。

 

 でもね、私はべつに粗探しをしてるわけじゃない。
 粗探しで20年以上も裁判所へ通えないでしょ普通。

「うわお、裁判官、すごいことやってのけたね。良いものを見せてもらった。ありがとう!」

 ということもある。都度、雑誌やメルマガでレポートを書かせてもらった。

・定年間近で高裁の部総括判事、つまり“上がりポスト”の人
・高裁の部総括を65歳で定年退官し、定年70歳の簡裁判事になった人

 特にこういう人たちの裁判は、味がある、場合がある。

 さて、以上のようなことを思いつつ傍聴してるマニアは、まさか私だけじゃないですよね~💦

 ←1月21日18時30分現在、週間INが30で3位。

2024年1月19日 (金)

私は盗みをするような人間じゃありません

17040724_20240119070201  1月18日に東京地裁で傍聴した裁判、の一部を。

 

 10時~11時、「不同意わいせつ」、新件。

 終わる頃に私は法廷に入った。
 被告人は身柄(拘置所)。メタボで頭部を前へ突き出し、明らかに様子がおかしい。
 「未来から来たロボットです」とか言っており、コミュニケーションが取りづらいんだそうだ。
 それでも普通に相場どおりの刑に処するのが裁判所の仕事といえる。決まりのテンプレートに嵌めて次々送り出すというか。

 

 11時30分~12時、「常習累犯窃盗」、判決。

 被告人が不出頭、言い渡せない。
 前回期日のあと、母親が起床したときには被告人(保釈中)は姿を消しており、行方不明だそうな。

 常累盗はどう転んでも懲役の実刑のはず。常累盗で保釈って、かなり珍しいのでは。
 いや、なんか最近、保釈を緩くし、そのかわり“逃亡罪”みたいなのを新設したんだっけ?

 弁護人と被告人の連絡状況を検察官は求め、弁護人は守秘義務の関係で出せない、令状による捜索差押えなら、利益考慮により任意の開示に応じられることはある…。

弁護人 「不出頭罪を立件するのとは別に、検察が被告人の所在を捜査することは…」
検察官 「当然、保釈の取消しもありますので、所在確認は…」
弁護人 「わかりました」

 おお~。以下は刑事訴訟法だ。

第九十五条の三 裁判所の許可を受けないで指定された期間を超えて制限された住居を離れてはならない旨の条件を付されて保釈又は勾留の執行停止をされた被告人が、当該条件に係る住居を離れ、当該許可を受けないで、正当な理由がなく、当該期間を超えて当該住居に帰着しないときは、二年以下の拘禁刑に処する。
 前項の被告人が、裁判所の許可を受けて同項の住居を離れ、正当な理由がなく、当該住居を離れることができる期間として指定された期間を超えて当該住居に帰着しないときも、同項と同様とする。

 親が払ったんだろう保釈保証金、100万円かもっとか、それがパーになるのに逃げたとは。
 不出頭罪がどうなるのか分かれば、こう言っちゃなんだがマニア的には収穫だ。これは追っかけよう。

 

 この日13時30分から、地裁民事の421号法廷で、江口大和氏を原告とする国賠訴訟の、本人尋問がある!
 横浜地裁での刑事の一審から傍聴して「無免許死亡事故、そこに隠されたまさかの冤罪!」を書いた私として、絶対どうしても傍聴したい!

 しかし13時20分、地裁刑事の828号法廷で「道路交通法、有印私文書偽造・同行使」の判決がある。
 これはテレビの有名プロデューサー氏が被告人の事件だ。ずっと追っかけて傍聴してきた。判決を見届けたい。
 421号法廷は、前回の様子からして、満席には至らないだろう。
 なので有名プロデューサー氏の判決をまず見届けた。懲役2年、執行猶予4年。

 

 執行猶予の説明の途中で出て、私は非常階段を8階から4階へ駆け下りた。
 421号法廷、がーん、とっくに満席。空き待ちが2人いた。
 横浜地裁から傍聴してきて、ここでこんなことになるとは、なんてこった!

 なわけで時間が空き、傍聴予定じゃないのをいくつか傍聴した。

 

 13時45分、「住居侵入、窃盗」の控訴審判決(東京高裁)。

 被告人は身柄(拘置所)、坊主刈りの23歳。ヤンキー風には見えない。
 傍聴席に1人ぽつんと、まともそうな若い女性がいる。交際相手か。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。当審における未決勾留日数中50日を原判決の刑に算入する」

 2020年12月に「住居侵入、窃盗」で懲役2年、執行猶予4年の判決(未決算入不明)を受け、その猶予期間中に、アパートに侵入して現金約千円在中の貯金箱1個を窃取、本件の原判決は懲役1年(未決算入不明)。
 20万円を支払って示談、宥恕(寛大な心での許し)を得たけれども…。

 婚約者が妊娠中だという。前刑の執行猶予は取り消される。出所して子どもに会えるとして、子どもは2歳ぐらいか…。

 

 13時30分~14時30分、「窃盗」、新件。
 終わる頃、ちらっと傍聴した。

 被告人はチュニジア人男性。通訳付き。短期滞在90日間の期間を過ぎ、「お酒2本」を万引きした…。

弁護人 「国に帰ったら迫害を受けて生活できない事情はありますか?」
被告人 「そういうふうなことはありません。だから早く(チュニジアへ)帰りたいです」

 求刑は罰金20万円。どうせ払えないので勾留しておいて「満つるまで算入」で処理する事件なのだ。
 最終陳述で被告人は述べた。

被告人 「私は盗みをするような人間じゃありません。このようなことになって驚いています。私はそのような人間ではないので、一刻も早く出て、チュニジアへ戻りたいと思っています」

 

 その途中で傍聴人がぞろぞろ入ってきて満席となった。
 同じ法廷で14時30分~15時30分、「ストーカー行為等の規制等に関する法律違反」、新件。

 被告人は若い女性で、マスク装着だが、おっそろしく素敵な美女と見えた。
 これがまあ、なかなかになかなかな事件で、被告人が最終陳述でものすごく意外なことを、可愛い声でゆっくり述べた。うわお!

 

 ちなみに…。
 精神的に不安定なところのある女性は、名作『ブラックジャック』の「ピノコ」ちゃんをイメージさせる、そんな仕草、動作を見せることが、わりとよくあるように思われ。あれは何なのだろう。

 ←1月19日7時00分現在、週間INが40で2位。

2024年1月17日 (水)

特殊詐欺の前科持ちが今度は異種の犯罪を

23032256  特殊詐欺、特殊強盗などの、使い捨ての末端者である受け子、出し子等々が、もう続々と刑務所へ堕ちていく。

 ということは、末端者として服役を終えた者、あるいはかろうじて執行猶予で済んだ者が、たくさんいるってことだ。

 今日、特殊詐欺の前科ありぃの事件を2件、傍聴した。

 

 「道路交通法違反」、新件。
 被告人は32歳。前科3犯、交通違反歴2件。

 2018年3月1日宣告、「詐欺」で懲役2年、服役。
 2018年3月12日から2019年7月24日まで服役(仮出所)、刑の終了は2019年12月31日。
 てことは、否認したか、追起訴がたくさんあったか、未決算入がだいぶ付いたんだね。

 本件は、2022年11月19日深夜、普通自動二輪での酒酔い運転。
 蛇行等した挙げ句、派手な自損事故をやらかし、目撃者が110番通報。
 被告人は重傷を負い、ICUへ。命が危ういと言われたそうだ。

 情状証人は母親。事故を知ってどう思ったか弁護人から問われ…。

母親 「うーん、今の言葉でいうと、なんてこったい(笑)」

弁護人「息子さんとどんな話をしましたか」
母親 「まずは事実関係…先ほどの(検察)立証のとおりで…」

 この母親、ただもんじゃないね!

 求刑は懲役8月。酒酔い運転は前科とは異種だってことで執行猶予が付くか、懲役5月程度の実刑か。見届けよう。

 

 「傷害、暴力行為等処罰に関する法律違反」、判決。
 被告人は40歳ぐらいか。ヤンキー系か。

裁判官「主文。被告人を懲役10月に処する。未決勾留日数中10日をその刑に算入する」

 2018年に「傷害」で罰金30万円。
 その後、「詐欺」(特殊詐欺)で懲役3年、執行猶予5年。
 執行猶予は懲役3年以下でないと付けられない。猶予の期間は5年が最長。だからこれは実刑ぎりぎりってことだ。

 2021年に「器物損壊」で罰金20万円。
 そして、まだ執行猶予中の昨年9月、路上で「俺はヤクザだぞ、ナメるな」と、団体を仮装して34歳男性を殴った。
 猶予が満了直後の10月、21歳男性を公衆便所の個室へ連れ込んで殴り、加療約2カ月の「しがはせつ」(と聞こえた)の傷害を負わせた。

 合計215万円を支払って示談し、宥恕を得ているという。
 「詐欺」の服役前科がなければ執行猶予だった可能性がある。

 言渡しの間、何度もちらちら、被告人は弁護人を見た。
 「先生、執行猶予のはずじゃないんですか?」とでも言いたげに。
 弁護人はむっつり俯いて何かメモっていた。

 

 さあ今夜は早寝しよう。ってもう22時半頃じゃん、大人は寝る時間だよ~。

 ←1月17日22時30分現在、週間INが50で2位。

2024年1月15日 (月)

2chもXもビジネス

0908151  12月3日の紙の日経新聞に「チャートは語る 「箱庭化」進むSNS 他サイト流出2~4割減 知る機会失う懸念」という大きな記事がある。読んだ。

 日経新聞が国内主要100サイトを調べたところ、FacebookやX(旧Twitter)からのアクセスが「足元で3年前に比べ2~4割減っていた」という。
 「足元で」というのが私には意味不明だが、それは措き、なぜそんなにも減ったのか。

 それぞれ他サイトへのリンク付き投稿の表示順位を下げるなど、自社の箱庭にユーザーがとどまるようにした結果だ。

 えっ、そんな“いじり”を勝手にやっちゃうの?

 SNSは利用者が長く滞在すれば、その分だけ広告価値が高まる。プラットフォーマー企業の戦略に詳しいアタラの杉原剛・最高責任者(CEO)は「一時期収益が悪化したメタなどSNS事業者にとって、外部流出を抑えて広告収入を増やそうとするのは合理的な判断」と話す。
 Xは起業家のイーロンマスク氏が買収した22年後半から、外部サイトへの流出数が2割ほど減っている。マスク氏はユーザーを囲い込む姿勢を鮮明にしている。

 

 2000年の少し前だっけ、ひろゆき氏が匿名掲示板2ちゃんねる(以下、2ch)を始めた。
 あれは結局、匿名の誹謗中傷祭りをヤリ放題やらせ、PV(page view)を増やして広告費を稼ぐ、というビジネスモデルだったような。

 当然、事実無根の中傷被害等を受けた人や企業が訴訟を起こし、次々に勝った。つまりひろゆき氏に損害賠償を命じる判決が次々に確定した。
 総額何億円か10何億円か、億の単位だった。
 しかしひろゆき氏はシカト。海外へ移住して逃げ切った。
 大ざっぱにそんなふうに私は受けとめている。

 X(旧Twitter)も同じビジネスなんだなあ、というものを感じる。ビジネス、なのだ。

 


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 それでだ、X(旧Twitter)の誹謗中傷攻撃者、食いつき族、偉ぶり族、見下し族等には、一部例外を除いて、明らかな特徴が見出せるように思えてきた。
 その話はまた今度。原稿を書かねばっ💦

※ 画像は2009年8月15日撮影。千里浜なぎさドライブウェイはどうなったろう…。

 ←1月15日21時00分現在、週間INが40で2位。

2024年1月13日 (土)

仏語を話す精神科医がいないからと拒絶された

Screenshot-20240113-at-032455-10keijijik  1月10日(水)、東京高裁で「逃亡犯罪人引渡審査請求」の審問期日を傍聴した。これは非常に珍しい。

 事件番号は「令和5年(て)第344号」。最高裁の「刑事事件記録符号規程」(右の画像はその一部)によれば「て」は高裁の雑事件だ。

 

 「逃亡犯罪人引渡審査請求」の審問期日を私は過去に2件傍聴した。

 1件は、2006年1月12日。カリフォルニア州のアナハイムの、殺人事件らしかった。

 もう1件は、2018年1月12日。
 容疑とされる事件自体は不明だが、非常に印象深かった。メルマガ第2041号「韓国からの逃亡犯罪人、日本で夢みた5年間」でレポートした。
 もしも単行本を出せるなら収録したい。

 

 1月12日、1月12日ときて、今回は1月10日。単に偶然なんだろうか。

 被請求人(身柄、同行は普通に刑務官)は58歳。ナショナリテ(※)は、フランスとイスラエルの二重国籍。生まれたときから二重国籍だという。 ※誤記じゃない。そう聴き取れた。
 スリムな、ちょっとフランス映画の俳優のようなおじさんだった。

 通訳人は、よくお見かけするご婦人だ。いつもは英語通訳だが、今回はフランス語。いつもそうするように、1語ずつゆっくり丁寧に通訳した。
 私は高校時代、フランス映画好きが高じてフランス語を勉強した。なのでよく聴き取れた。ただし知ってる単語が極めて少ないんで、話の中身はわかんなーい。💦

 

 補佐人弁護士(地味にお洒落な衣服の若め女性)が、被告人質問に相当することをおこなった。
 以下、被請求人のセリフ部分は、日本語に通訳したあとのものだ。

補佐人 「フランス共和国からの…(引渡請求に)…異議はありますか?」
被請求人「私は、一切まったく異議はございません」

補佐人 「奥様、今日はわざわざ日本へ来てくれましたね」

 傍聴席に、ちょとエキゾチックで長身で素敵な女性がいる。フランスの南部の顔立ちか、なんて訳知り風にほざいてすみません。

 ほかに、フランス人か外国人男女がいた。ほか、官かその方面らしき男女が4人。
 一般傍聴人はぱらぱら程度だ。こういうのは人気がないのだ。

 

補佐人 「仕事の経歴を、簡単に…」
被請求人「1989年、フランスのビジネススクールを卒業…経営の学位をとっている…1992年、香港の大学のMBA…取得…1992年から2002年、香港の企業で仕事…自分の会社を香港に持った…2002年から2014年、健康、医療に関して、世界的な企業と仕事をしてきた…」

補佐人 「2018年、フランスで有罪判決を受けましたね」
被請求人「そうです」

補佐人 「2020年に確定…その後、当局に出頭しなかったのはなぜですか?」
被請求人「裁判の間、非常に重い病気で…メランコリック性のうつ病…2016年から2022年…6度も入院しました…」

補佐人 「2023年9月に来日して、仮拘禁されましたね」
被請求人「10月4日からです」
補佐人 「そこから約3カ月、拘禁…感じたことは」
被請求人「3カ月半です…非常に厳しいものです…1人で、孤立して、11日、12日、連続で(孤立状態で?)いたりします…うつ病という、とても難しい病気…どんどん状態が悪く、深刻になってきています…(診察、治療を頼んだが)フランス語がしゃべれる精神科医がいないと拒絶されました。とにかく早くフランスに帰りたい。どうかお願いします。早く医療につないでほしい…とにかく手続きを迅速に整えてください」

補佐人 「フランスでは当局の指示に従いますね」
被請求人「もちろんです」

 手続きは10分で終わった。
 フランスで、何の罪で有罪判決を受けたのか。量刑は? 最後まで明かされなかった。

 ←1月13日4時40分現在、週間INが40で2位。

2024年1月11日 (木)

柱と梁の“離れ”が余震のたびに拡がり

Dsc_0531  昨年8月15日の「届いたのは戦死の報せだった」でも書いたとおり、私の母方の実家は能登半島の山奥にある。ま、そんなに奥深いわけじゃないと思うが。
 行政区画としては輪島市だ。 ※画像は石川県の穴水湾か。

 

 その実家に住む親戚と電話で少し話した。

 発災時、戸は動かず窓から外へ出た…。
 家は、崩れてはいないが、柱と梁があちこち離れ、その離れが余震のたびに拡がる。屋内で寝る気には到底なれない…。
 電気も水道も止まった。都市ガスはもともとない。

 大丈夫そうな車庫やビニールハウスに近隣の人たちが集まっている…。
 村の代表者が車で輪島市役所かどこかへ行き、支援物資を積んで村へ運ぶ…。

 

 発災から数日、見えてきたのは、政府(自民政権。以下同)は、のんびりお正月、平常運転というか。直ちに全力をあげて救援、支援を、という本気度みたいなものは、どうも感じられなかった。

 馳浩・石川県知事が、自民を裏切って維新へ寝返り、かつオリンピック招致に関してトンでも暴露発言をしたことで、ああいうことをするとどうなるか、全国の地方議員らを震え上がらせた、、、そんな印象さえ受けた。

 

 一方で、政府を批判する者、政府をさしおいて独自に動く者に対する、Twitter(現X)上での攻撃はすさまじかった。
 新たな段階に入った、ようなものを強く感じた。
 Dappiの成功を踏まえ、新たな段階へ踏み出し始めた、またはとっくに踏み込んでいるのか。

 

Screenshot-20240111-at-040552-tbs-news-d  「自民「政治刷新本部」きょう初会合 派閥のあり方等議論へ 政治資金パーティーめぐる裏金事件受け」と1月11日付けTBS NEWS DIG。
 こういうので「刷新」されると思う人はどうかしている。

 刷新したかに見せて“焼け太り”、ならそんなのは普通だ。まだいいほうだ。
 根本的に政治を刷新するには、やはり憲法改正が必要だ、とか言いだすんじゃないかな。
 自民党を馬鹿にしてはいけない。彼らは非常に有能だと私は思う。

 

 秦野章(はたの・あきら)さんは1911年生まれ。日大夜間部を卒業して高等文官試験に合格、内務省へ。1967年に警視総監となり、1974年、自民党から立候補、参議院議員に。のち法務大臣に。
 こういう人の言うことは面白い。
 1984年初版の『何が権力か』、仕事場の書棚に見つけた。また読んでみようかと。

 本は面白い。ケータイをいじってる暇ないですよ。

 ←1月11日4時40分現在、週間INが30で2位。

 

2024年1月 9日 (火)

情報戦、心理戦、認知戦、そしてTwitter(現X)大爆発!

P1020198  ほぅ、これは毛糸を使った刺繍か、パステル調の格子柄と、縦に4本棒のやつ、どっちも捨てがたく良いね。

 さっきのTweetに返信しようとTwitterの画面を開いた。
 retweetもいいねも、私なんかのTwitterよりだいぶ多いが、地味な、趣味のTwitterである。

 開いて驚愕! まさか!
 なんと返信が1万千数百も! どんどん増えてる! あり得ないっ!!!

 

 いったいどんな返信が? 見てみた。
 20文字弱の、短いけれども、偉ぶってケチをつけて嘲笑する、そんな返信投稿が続々と!
 政治的なこととは全く関係ないし、芸能人でも有名人でもないTwitterなのに、なんで?

 あっ!
 この年末年始辺りから本格的にか試験的にかスタートし始めたらしい短文自動攻撃、あれがターゲットを間違えたんだな!
 でもって、過作動してるんだな!

 うわあ、このままだとすぐに100万を超える、1億を超える、兆を超える。
 Twitter(現X)、爆発するぞ!!!

 

 そんな夢をみた。
 まだすごく眠かったんで、忘れないよう、そこらの紙にボールペンで走り書き。いま、それを見てこう書いているわけ。
 私は裁判傍聴で鍛えられてる。走り書きメモは的確で速いね(笑)。

 

 起きて開いた日経新聞の、1面下の書籍広告欄に、なんという偶然、この本の広告を見つけた。


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 そっち方面へ、本格的に舵を切り始めたな? という感じがする。
 数十どころじゃない数のアカウントを作成、生成AIを使ってそれぞれに、微妙に異なるキャラを与え、20文字足らずの攻撃投稿を集中させる、そこへ向かっているのだな、という気が私はしている。

 

追伸: 2日夜からの体調不良、本日9日、ようやくすっかり脱したと思われ。初動をミスった、すなわち胃腸を休ませればいいのに玄米を食べ酒を飲んだ、あれがまずかったかと思う。諸君も気をつけたまえ😠

 ←1月9日20時50分現在、週間INが30で2位。

2024年1月 7日 (日)

アパートを借りバイトを雇い送信先メルアドを買い、2年足らずで約22億通

1108163  年明けだっけ、以下のタイプの馬鹿馬鹿しい詐欺メールが大量に届いた。

 

モノ好きなあなたへ

こんにちは。さっそく本題に入ります。
私があなたを知ってから、実はしばらくの月日が経っています。
私のことは、ビッグブラザーや、全能の目とでも呼んでください。
私はハッカーです。数カ月前、ブラウザ履歴やウェブカメラなど、あなたが持つデバイスに対するアクセス権を入手しました。
そこで、かなり物議を醸しそうな「アダルト」ビデオでマスかくあなたの動画を録画しました。
ご家族や同僚、あなたのメールの連絡先(r-chang@fb3.so-net.ne.jp)に、気持ち良さに浸っているあなたの動画を見られたくはないでしょう。しかも、あなたのお気に入りの「ジャンル」が、あんなにもエッチなものなら、特に嫌なはず。
この自作動画を私がAVサイトに投稿して一般の目に触れてしまえば、デジタルタトゥーは一生残ることになるでしょう。

どうやってこれらを行ったのか?
ネットの安全性をあなたが軽視したため、私はあなたのデバイスのハードディスクにトロイの木馬を楽にインストールできました。
そのお陰で、デバイス上のすべてのデータにアクセスでき、しかも遠隔操作までできます。
1つのデバイスに感染させたことで、私はお持ちの全てのデバイスにもアクセスできます。

私のスパイウェアはドライバベースなため、数時間毎に署名を書き換えます。だから、ウイルス対策ソフトやファイアウォールは、絶対に異変を検知することはできません。
私と取引をしましょう。今後一生不安抱えて生きる人生と引き換えに、少額を私に支払ってください。

$1700を私のビットコインウォレットに送金してください。: 1JhnACfjoMiCXXQ3xWJXLaHK9LKEzv1wuu

送金が確認できたらすぐに、あなたに害を与えるすべての動画を削除し、お持ちの全てのデバイスからウイルスを消去します。それっきり、私からあなたに連絡をすることは一切ありません。

メッセンジャーのメッセージを見た限り、あなたはまともな人間だと思われているようですが、周りの評判を落とさない代償として、これはかなり少額です。私は、既に持っているもので満足できるようにする、ライフコーチだとでも思ってください。

48時間の猶予を与えます。このメールを開封した瞬間、私には通知が送られ、カウントダウンは開封時から始まります。
今まで仮想通貨を使ったことがなくても簡単です。検索エンジンで「仮想通貨取引」と書けば、全て調べられます。

下記は、してはいけないことです。
このメールに返信しないでください。一時的なアカウントから送信しています。
警察を呼ばないでください。あなたが所有する全てのデバイスへのアクセス権があるので、警察を呼ぼうとしたことが分かるとすぐに、自動的に全ての動画を公開します。
システムをインストールし直したり、デバイスのリセットをしたりしないでください。まず、既に私は例の動画を持っています。次に、さっきもお伝えした通り、全デバイスを遠隔操作できるので、何か不自然なことを少しでもすれば、どうなるかはお分かりでしょう。

仮想通貨のアドレスは匿名性です。だから、私のウォレットを追跡することもできません。

とにかく、お互いが得するように、この状況を解決しましょう。相手が罠を仕掛けようとしない限り、いつでも私は約束を守ります。

最後に、今後のために助言させてください。もっとオンライン上の安全性に気を付けた方が良いですよ。どのアカウントでも、パスワードを頻繁に変更したり、多要素認証を設定したりしてください。

よろしくお願いします。

 

 私は今は、中野信子さんとデーブ・スペクターさんと対談形式の『ニッポンの闇』(新潮新書)を読んでる。
 話題は多岐にわたり、こんな話が出てくる

中野 詐欺メールの場合、引っかかる人が0.6%を超えればペイするそうですよ。

 

 

 詐欺メールといっても様々、でも平均的には0.6%、つーことかな。へえ、である。

 しかし、0.6%ってことは、私の計算に間違いがなければ(自信なし💦)1000通を送信して6人が引っかかるってことでしょ。
 たとえば上掲のような馬鹿馬鹿しい詐欺メールに、1000人中6人、約167人に1人も引っかかる? 引っかかるのかもねえ。

 

 以前傍聴した「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律違反」の被告人(真っ直ぐな若者君)は、競馬や出会い系の宣伝メールの送りつけを請け負い、2年足らずで約22億通を送信したという。
 捜査段階の調書を検察官はこう読んだ。

検察官 「〇〇荘を賃借し…パソコンを購入…送信先メールアドレスを購入…累計6人のアルバイトを雇って…プロバイダ契約を強制解約されるまで…」

 約167人に1人が引っかかるとすれば、経費を払っても、詐欺メールはだいぶんにおいしい“仕事”といえたりして。
 そうだとすれば、なんというか、栄えるわ。

 

 ただ、いつからだっけ、上掲詐欺メールがぱたりと止まってしまった。
 もしや、送信元のパソコンが能登半島に、、、?

 ←1月7日21時30分現在、週間INが40で2位。

2024年1月 6日 (土)

岸田政権の能登地震対応が遅いように見える理由

Kc3n0017  1月3日に書いた体調不良の件である。
 5日も、どうもよろしくない。

 思い立って近所のクリニックへ。
 こういうときは、やっぱり専門家の意見を参考にしようと。

 問診と触診を経て、ウイルス性の胃腸炎だろうと言われた。
 ウイルスが上気道(じょうきどう)につくと普通の風邪、ウイルスが胃腸に炎症を起こすこともあるんだという。へえ。

 4日の昼間、玄米を食べた。夜は酒を飲んだ。いずれも良くなかったそうだ。
 痛い注射とかなく、普通に胃腸薬と、どうにも困ったとき用に止瀉(ししゃ)薬を処方された。

 

 夕方、消火の良いものを少し食べ、軽く風呂に入り、原稿。
 なんか吐き気を覚え、20時半頃に寝た。
 この吐き気は、昼間YouTubeで能登地震のニュース映像を見たとき、画面がやたら揺れて吐き気が、あの名残りだろう。

 2時間半ほどで起き、このブログ、1日おきをできれば守りたいと、これを書いてる次第。

 

 ところで能登地震。
 画像は能登半島の輪島市の山間部で10年ほど前に撮影したものだ。

 発災(はっさい)から第1回の緊急だか非常だかの災害対策本部の会議、までの時間が、過去の大震災時に比べて異様に長いと、強く批判があるようだ。
 岸田政権は無能だと非難する向きもある。

 しかし私は思う、単に無能ならいいんだけど、と。

 

 2022年9月13日、「維新顧問就任の馳浩・石川知事「軸足は変えない」自民党籍もそのまま」と毎日新聞が報じた。
 記事中にこんな部分がある。

 馳氏は自民党の元国会議員だが、初当選した3月の知事選では維新から政党では唯一となる推薦を受けている。……「知事選で維新と政策協定を結び、推薦を受けた。(維新の)馬場(伸幸)代表と会った際、『何か協力できることはないか』とうかがい、就任することになった」と経緯を説明した。

 しかも馳知事は昨年、オリンピックに関して、ほら、爆弾正直発言をしている。
 自民党のお偉い方々は「馳の小僧め!」と怒り心頭なはず。
 見せしめ的な、故意の遅らせという要素も、もしかしたらあるのかもしれない。
 「自民を裏切るとこうなるぞ」「検察に対し裏金のことで正直供述なんかしたらどうなるか、わかるな」と、全首長、全国会議員、全地方議員に対し、国民を犠牲にしてまで、本気ぶりを見せつけた、みたいな。



 加えて自民政権は今、パー券、裏金の問題で、検察をどこまで食い止められるか、パー券による「政治資金」(文脈からすると選挙活動費、地方議員買収費?)を今後はどう調達するか、統一教会の洗脳信者による献身的な選挙協力を得にくくなった今、その穴をどう埋めるか、重大極まる危機の局面にあるといえる。

 そんなこんなで、末端国民の救出、支援が後手になるのは、これは致し方ないのではないか。

 

 また、何事にも良い面と悪い面がある。

 「政府の対応が遅れたのは、憲法に緊急事態条項がないからだ!」「バカサヨが憲法改正を妨害したせいだ!」とわめく者がいて、少なからぬ国民が「憲法改正、やっぱり必要かあ」となりそうではないか。

 というわけで、私は思うのである、単に無能ならいいんだけど、と。

 

 さあ原稿を書かねば! ウイルス性の胃腸炎で3日ほど徒過(とか。いたずらに過ぎること)してしまった。もうほんとにヤバイのだ!

 ←1月5日23時20分現在、週間INが40で2位。

2024年1月 3日 (水)

共通するのはアイヌ民族への尊敬の念

220818-3  12月25日の日本経済新聞、夕刊の一面コラム「あすへの話題」に、セコマ会長の丸谷智保氏が「明治時代のベンチャー」としてこんなことを書いてる。

 明治15年(1882年)に原生林生い茂る北海道十勝野を開拓した男がいる。依田弁三。彼は「晩成社」を立ち上げ、勇躍開墾に分け入った。…(中略)…想像を絶する開墾の努力と苦難。やっと作物が実り始めた時、トヨサマバッタが襲来し食べ尽くされてしまう。
 しかしその凄まじい災禍にも耐え残ったものがあった。小豆である。2度3度と繰り返される数百万羽の蝗害(こうがい)を生き延びた小豆畑を見たときの喜びと希望は如何ばかりだったか。

 

 そうして丸谷氏はこう書いている。

 弁三のように北海道を愛し、可能性を見出した人々に共通するのはアイヌ民族への尊敬の念。彼らは必要以上の食料は採らず、全てのものに神が宿るかのごとく畏敬と崇拝の念をもって自然と共に生きる。獲れた肉は新人と分かち合い、助け合う。そうした生き方に深く感銘を受けたのだろう。

 

 アイヌについて書くと、昨今はどうも、女性がクソナマイキにも人権がどうとか言うのが絶対に許せない、偉ぶり症候群、見下し病みたいな人たちがピコーンと反応する、らしい、、、

 

 そんなことより!
 1月2日の東京は、ひどく寒かった。
 その夜からか、右側の背中とか、腕とか、妙な感じで痛いというか。
 経験上これは発熱のときの痛みだ。
 でも熱っぽさはぜんぜんない。

 ひどい下痢になった。水のよう。
 だんだんと腹も痛くなった。

 なんかヤバイ病気?
 気のせいか、よろよろするので、暖かくして寝た。
 いったいどうしたんだか、やたら眠れる。すぐまた眠くなり、また眠れる。おかしいでしょ。

 3日の夕方、家人に体温計を探してもらい、計った。
 37.7℃。熱、しっかりあるじゃーん。

 

 …にしても、だ。
 熱っぽさを感じず、喉の痛みは全くなし、咳もでず、鼻水は普段どおり、下痢と腹痛があり、24時間ほど経過して37.7℃。
 なんなのだろうね。
 とりあえずまた眠ろう。

 

1月4日6:40頃追記: 3日、さすがに酒を抜き、19時頃から22時頃まで眠った。さらに24時頃から6時頃まで眠った。下痢と腹痛はもうない。体の節々の痛みは、まだ少し、かな。今日は原稿をがんがん書かねば! 裁判傍聴の予定がないので助かる!

1月4日19:10頃追記: 4日、昼間、また少し腹痛、ひどい下痢。夕方、念のため体温を測ったら37.6℃。ふり返るに、2日の午後、寒い中を有酸素散歩で遠出し、1080円がなんと300円のおせちセットと、半額の鯖味醂干し(だいぶ生っぽくて柔らかい)を買い、夜いずれも半分ずつ食べた。家人は嫌がって食べなかった。あれがまずかったのかも。わかんないけど、この状態で残り半分を食べる勇気はない。泣く泣く廃棄することに。諸君も気をつけたまえっ😠

 ←1月3日23時20分現在、週間INが50で2位。

2024年1月 1日 (月)

今年必ず達成できそうなこと!

09040222  謹賀深淵、この打ち損じが気に入っちゃってさ(笑)、失礼しました、謹賀新年。

 

 今年中に――現時点の状況からすると――達成できそうなこと、それは、ずばり、自己の年齢がなんと70歳になることだ!

 70歳。いちおうひとつの大台とはいえる。若い頃には想像もできなかった。
 60代で、あるいはもっと前に亡くなった方もおいでなのに(合掌)。

 

 現在、まあまあ健康だ。
 いずれ手術が必要かもと整形外科で言われた変形性膝関節症は、カイロプラクティックで治った
 1時間の早歩き(有酸素散歩)が楽々できる。
 裁判所の非常階段を、楽々昇降できる、足がもつれて転ばぬよう注意しながら。
 ありがたいこととまじ思う。

 ただ、未来は永遠ではなくなった。
 うまくいって、残り10年、どうかすれば15年、そんなとこか。

 

 死んだらどうなる。

 肉体が滅するとともに、きれいさっぱり消えてなくなる。
 あの世も来世もじつは存在しない、その確信を揺るがす事情は何らない。
 天国、地獄はこの世にこそあり、との認定、判断は論理則、経験則等に照らして合理的といわなければならない。
 祈る暇があったらしっかり生きろ、である。
 きれいさっぱり消えてなくなる、清々しいではないか。

 祈りに伴う敬虔(けいけん)な気持ち、心の安定、不安の解消、そうしたものを否定するわけじゃないと付言しておきたい。

 

 自力で今年やりたいことがある。
 そのためには裁判傍聴を、ちっと減らさねば。できるかな?

 ←1月1日13時00分現在、週間INが40で2位。

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