SDGs、持続可能な飲酒
昨年の5月の中頃からか、私の晩酌(=夕食)のお供は、アルコール9%の、つまりストロング系の格安缶チューハイ(500cc)だった。
1本108円だったかな。
あれをまずは1本、ぐびぐびと飲み、芋焼酎か赤ワイン少々でしめる、そんな感じ。
前立腺肥大の関係でお世話になってる女医さんから、ストロング系は止め(やめ)なさいと言われた。
えっ? 私は抵抗した。赤ワインは15%ぐらいだし、25%の芋焼酎を5対5で割れば12.5%。ストロング系のほうが軽いじゃないですか。
酎ハイは喉越しよくぐびぐび飲めてしまうからダメなのですと女医さん。うーん。
老いては子に従え。病んでは医師に従え。信頼できそうな女医さんだ。たまには若い女の言うことをきいてやろうかい。
私はストロング系をきっぱり止めた。
冷蔵庫に残る数本をどうする。捨てるのも、もったいない。元自衛隊の若者君にあげた。
以後は、芋焼酎の水割りと、赤ワインと、純米吟醸酒にした。
その頃から、なんだか急に、半額のお惣菜(もっぱら揚げ物)があんまり欲しくなくなった。
女医さんに報告すると、そういうものなのですと言われた。
喉越しの良い、冷えた炭酸系は、揚げ物に合う。酒が酒肴を選ぶってことか。ほ~。
そうして今年1月26日、「アサヒ、酎ハイの度数抑制へ 新商品、アルコール8%未満」と東京新聞が報じた。
記事中にこうある。
「アサヒは健全で持続可能な飲酒文化を目指し、高アルコール商品の展開を控えることにした」
酒飲みの健康を考え、SDGs(Sustainable Drinker Goals)、持続可能な飲酒を。アサヒ、やるじゃないか。
アサヒが退けば、そのぶん同業他社のストロング系の売り上げが増える。何も変わらない、との批判もあろう。
しかし、他人は関係ない、自分が退くべしと判断したら、すぱっと退く、格好いい。
ストロング系をきっぱり止めた私も、相当に格好いいね、うふふ。
ま、アサヒスーパードライは海外でもだいぶ人気らしい。
世界を股にかける企業としては、という事情もあるのだろう。
なんであれ、SDGs(Sustainable Drinker Goals)、持続可能な飲酒を、いいね。
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