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2024年3月17日 (日)

最高裁の裁判官は過労死寸前?

P1000461_20240317211201  貧乏性なのか、日々配達されてくる日本経済新聞の朝夕刊を、真っ直ぐに回収袋に放り込むことが、私はできない。

 今年1月15日付けの夕刊の、「人間発見」のコーナー、「元最高裁判事 日本カメラ財団理事長 桜井龍子さん」の第1回を読んだ。
 見出しは「少数意見ためらわず」「職責の重さは格別■「寿命が縮んでも仕方ない」」。
 こんな部分がある。

 最高裁には長官と判事が計15人いて5人で小法廷を構成します。

 15人全員で構成するのを大法廷という。小法廷、大法廷は、単に法廷の大きさのことではないのだ。

 

 各小法廷が年に扱う上告事件は約2000件。民事に刑事、労働裁判に土地の境界争いなど多様ですが、一つ一つが原判決に判例違反か憲法違反があるとして終審判断を求める重い訴えです。

 15人で年に2000件! 単純に割り算すれば1人当たり約133件だ。
 たったそれっぽちか、と地裁、高裁の裁判官は言うかもしれないが。

 

 ただ2000件のうち95%は、あらかじめ調査官が意見を付けた書類をまとめ、5人が順に審査する「持ち回り事件」になります。書類を熟読し、明らかに棄却相当などと判断できた場合、判を押し、次の判事に回して最高裁の決定とするのです。

 最高裁の調査官はだいぶエリートだと聞く。東京地裁の裁判官に、その調査官の経験者がしばしばいる。
 調査官は数十人らしい。ネットで検索すると「私がいたときには調査官は37人で…」なんてのがあったりする。

 2000件の95%=1900件は、実質は調査官が審理し、裁判官はチェック、追認する、そんな感じで回してるのかな。
 調査官が判事にどんな「書類」を渡しているのか、気になるっす~。

 

 判事の稼働日数は年約200日。持ち回り事件の判断は1日10~20もあった。

 ここは紙面では太字になってる。桜井元最高裁判事の語りの部分に対して、いわばドラマのナレーションの部分だね。

 てかさ、1日10~20件って、なんだそれ!
 「重い訴え」の書類を、多いと1日20件も「熟読」するって、まじっすか?
 で、語りの部分がこう続く。

 

 机に書類が山積みで、家に帰っても考え続けることが日常的。“労働状況”は大学教員と比べものにならないほど過酷です。「健康管理は自分で」と他の判事に言われましたが、寿命が縮んでも仕方がないと腹をくくりました。

 おい~! と私なんかは思う。
 日々のすべてを事件処理に捧げ、おそらくは人としての余裕がなく、過労死寸前みたいな状態って、だいぶんにまずいんじゃないでしょうか。
 司法のてっぺんというべき最高裁が、じつはそんな状態だと、当たり前のように語る、大丈夫なのか。

 いや、桜井龍子さんが最高裁判事だったのは2008年からで、2017年退官だという。
 今は“働き方改革”だ。最高裁判事は30人になってるかもしれないじゃないか。 ←そんな話は聞かないぞっ。

 てかそもそも今回の記事は第1回だ。第2回、第3回へどう続くんだろ。

 そんなふうにキャーキャー言いながら(笑)、“古新聞”を少しずつ読んだりなんかしておる次第です。

 ←3日17日21時00分現在、週間INが40で2位。

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