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2024年4月の14件の記事

2024年4月29日 (月)

ぴょんぴょん飛び跳ねて去った!

 かつて丸13年間続けたメルマガでは、珍しい事件、珍しいシーンを中心にレポートしたもんだ。

2301061  2013年10月21日発行の第1171号「前屈みでぴょんぴょん飛び跳ねて去った!」を、先日たまたま読み返した。珍しいというか何というか、ここに再掲しよう。若干、加除訂正等して。

 午後一(いち)はどうしようか若干迷ってたら、いつもお世話になってるマニア氏が教えてくれた。
 あの事件の被告人は女性で、前刑の裁判のとき、だいぶ暴れて退廷させられたり、大変だったよと。へぇ~。

 

 つーことで13時30分~14時30分、東京地裁816号法廷(20席)、その女性被告人の「公務執行妨害、傷害」の新件を傍聴した。

 13時20分、バー(傍聴席の前の柵)の中で、書記官と事務官が長机を準備し始めた。
 ははあ、被告人席(弁護人席の前のベンチ)に被告人が座ったら、その前に長机を置き、被告人の動きを封じるのだな?

 13時24分、奥のドアから身柄(拘置所)の被告人が入ってきた。
 同行の刑務官が、なんと6人もっ! よっぽど暴れそうなんだぁ! ※刑務官は通常2人。

 被告人は、背骨が湾曲したお年寄りのように前屈みで歩き…。
 両手首に手錠をかけられ、その手錠は、腰に回された腰縄につながれてる。手はへその前からあまり動かせない。
 その状態で、顔の左側に多くかかった髪(脱色と黒とまだら)の先を、両手の指でしきりにいじっているのだった。

 被告人席のベンチに被告人が座り、その裁判官側に2人、傍聴席側に1人の刑務官が座り、合計4人の前が長机でふさがれた。
 残る刑務官3人と、傍聴席側のドアから来た刑務官1人が、法廷内に適宜立つ、そんな陣容で裁判は始まった。

 

 被告人は、手錠と腰縄を解かれてからも終始ひどく前屈みで、顔の左側に多くかかった髪の先を両手の指でいじり続けた。
 髪の間からときおり見える容貌は、なんと! 鼻すじが通って目はぱっちり、ちょっとアイドルタレントのように可愛かった。

 人定事項について、可愛い小声で、断片的につぶやいた。生年月日から計算するに、27歳だ。
 北関東の生まれで中卒、2008年から2012年にかけて前科3犯。うち2犯は「公務執行妨害」。



 今年8月13日(火)23時20分頃、警察官が職務質問。被告人が持っていた健康保険証が、遺失物の疑いがあるとして四谷署へ任意同行…。
 こういう場合の「任意」は、逮捕してないという意味にすぎない。世間がイメージする「任意」では決してない。

 翌14日(水)1時31分頃、住所を明らかにせず、保険証の還付を受けずに立ち去ろうとしたので、警察官(女性かな)が被告人の腕をつかんで職務質問を継続しようとしたところ…。
 「うるせーんだよ!」と警察官の頭頂部をゲンコツで殴り、髪を引っ張り、顔面をひっかき、ひざ蹴りし、他の警察官から制止されるまで暴行を続けたという。
 私がメモできた時刻に間違いがなければ、職質から2時間以上も経過してる。被告人が頭にくるのもわかる気が…。

 被告人質問を、ほぼ全部書き出そう。

弁護人 「平成19年から、公務執行妨害を5回くらい、くり返してるね」

 被告人は、両手で髪をいじりながら、かすかにうなづく。

弁護人 「どうして警察官に暴力をふるってしまうんですか?」
被告人 「………(髪をいじりながら、かすかに首をひねり、可愛い小声で)イライラするから」
弁護人 「でもそれで刑務所に入るのはバカらしいと思いませんか」

 被告人は無言、というか無反応。前屈みの姿勢で髪を両手の指でいじり続ける。視線は常に下。その状態を以下、単に無言という。

弁護人 「年少のとき、義理の父親から虐待された…」

 被告人の可愛さからして十中八九、性的虐待か、と傍聴マニアは直ちに想像する。

被告人 「………(無言のままかすかに首をひねり、可愛い小声で)わかぁんなぃ」
弁護人 「(前刑の)判決に、統合失調症、境界性人格障害…うつ病で、入退院をくり返してると…」
被告人 「………わかぁんなぃ」

 薄く微笑んだように聞こえた。

弁護人 「虐待…統合失調症…関係あると思いますか?」
被告人 「………(薄く微笑み)わかぁんなぃ」
弁護人 「今後、(公務執行妨害を)しないようにしようと考えてますか?」

 無言のまま、かすかに肯いた、ように見えた。

弁護人 「お母さんは何か言ってますか?」

 無言。

弁護人 「今後の仕事や生活については、どうしていこうと?」

 無言のまま、かすかに首をひねった。

弁護人 「今後、お母さんと住んでいきますか?」

 無言。

弁護人 「今後どうしたらこういうこと、しないで済むようになると思いますか?」

 無言。

弁護人 「これで終わります」

 次は検察官から。

検察官 「あなた、どうしてこんなことしちゃったのか、イライラしたから、それでいいの?」
被告人 「………(髪の先をいじりながらかすかに)はぃ」
検察官 「こういうことしちゃダメと分かった?」
被告人 「………(髪の先をいじりながらかすかに)分かんなぃ」
検察官 「じゃ、今後もイライラしたら、やっちゃうかな?」

 無言のまま、かすかに肯いた。

検察官 「終わります」

 次は裁判官から。

裁判官 「基本的にはお母さんと住んでるんですかね」
被告人 「………(髪の先をいじりながらかすかに)はぃ」
裁判官 「事件のときは?」
被告人 「………(髪の先をいじりながらかすかに)帰ってなかった…」
裁判官 「どんな風に暴力ふるったか、覚えているんですか?」

 無言。

裁判官 「答えないということで、いいですか?」

 無言。

裁判官 「じゃこれで終わりますね」

 13時44分、論告。検察官は「粗暴な性格がうかがえる…規範意識は極めて乏しい」と、いつもの調子で責め、懲役2年を求刑。
 弁護人の最終弁論は、虐待や病気のことを簡単に挙げ、なにとぞ寛大な判決を…。
 被告人の最終陳述も、被告人を座らせたまま行われた。

被告人 「………(うつむいて髪の先をいじりながらかすかに)大丈夫です」

 こういう受け答えができてれば、刑事責任能力は完全にあり、とされるのだ。実刑は間違いない。

 13時48分閉廷。18分間のスピード裁判である。
 再び手錠と腰縄を付けられた被告人は、老婆のように前屈みになり、髪の先をいじりながら奥のドアへ去った、帰りはなんと、ぴょんぴょん飛び跳ねるように!

 俺は傍聴席で、呆然と思った。
 こんなの、有罪判決を言い渡して、刑務所へ送って、いったい何になるんだぁっ!

 

 約2週間後の判決も傍聴した。懲役1年6月、未決10日算入、訴訟費用は不負担。
 私は強く思った。司法もまた、だいぶ精神を病んでるんじゃないか!

 


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 『メガトン級「大失敗」の世界史』(トム・フィリップス著、禰宜田亜希訳、河出文庫)を読み終えた。
 すごく変わった(個性の強い)、凄く面白い本だ。
 日本の司法の病みなんて、ちっともおかしくない。普通じゃん。

 でもね、後世の人が「そんなの普通じゃん」と失笑するはしょーがないとして、現在を生きる者がそれではまずい。
 ゆえに、日本国憲法は第12条でこう定めているんだろうと。

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

 

 間もなく憲法記念日。
 国民の義務として、納税、勤労、教育の義務がよく言われる。
 加えて、愛国や忠誠を義務にすべく自民党(その有力母体と思われる日本会議とか)は狙っているようだ。

 第12条、「不断の努力」義務、これを言う記者クラブメディアは今年もまた、、、なくても嘆かないように。
 第12条を、国家の側が宣伝するはずがないじゃないか。これは国民自身がつかみとらねばならないのだ。頑張っていきまっしょい。

 ←4日29日22時10分現在、週間INが30で2位。

2024年4月27日 (土)

「死のうと思って?」「そうです」

23021553  3月14日に東京地裁で「麻薬及び向精神薬取締法違反」の第1回公判を傍聴。
 翌15日、当ブログに「だいぶ有名歌手の薬物裁判、傍聴人は15人」と書いた。

 第2回公判を4月25日、傍聴した。
 この期日は、どういうルートでか一部に伝わったようで、ファンと思しき若い女性たちがだいぶ並んだ。

 

 被告人は非身柄。スリムで長身で小顔。黒スーツ、インナーは暗色Tシャツか。胸に筋肉がちらり見えた。頭髪はちょい長めで、私の表現では「まだら金髪」。じつに格好いい若者(※)だ。 ※私からすれば。

 高嶋諒裁判官から鈴木悠裁判官に交代したので更新の手続きをして、被告人質問。
 一部拾う。

 

弁護人 「歌手…逮捕…コンサート、中止…」
被告人 「20公演近く…中止…」
弁護人 「損害賠償の請求は…」
被告人 「あります、およそ1億円ぐらい…」

 自己破産はしないという。なぜ。

被告人 「みんなに迷惑かけて、逃げるだけになってしまうんで…」

 

 薬物で逮捕され公演が中止になったとは、事務所は発表していない。
 私がどかんと出せば注目を浴びるのだろうが、まだやめとこう。私はYouTuberじゃないし。

 

検察官 「共同経営…(がストレスになったというのは)」
被告人 「僕…経営の経験がなく…金回り…経済面…任せていたんですが…初めてのことで…経費のかけ方、利益の出し方が…コミュニケーションとれず、すべて悪いほうへいってしまった…」

検察官 「クスリ…逮捕…活動に影響が出る…それなのに手を出してしまったのは…」
被告人 「やっぱり、××障害…感情のコントロールができなかった…」

 ××は発達障害ではない。ショックなことが重なったときなどに出やすい、不安定な状態といえるか。身内の不幸があったりもしたそうだ。

 薬物を1度目につかったときは「メリット」がなかったという。

裁判官 「メリットがないのに(また)使ったのは」
被告人 「人生に限界を感じて…」
裁判官 「それが薬物に結びつくのですか」
被告人 「いちばん痛くない死に方を…」
裁判官 「死のうと思って?」
被告人 「そうです」

 うそとは聞こえなかった。

 求刑は懲役1年6月、押収領置してあるコカイン1袋、ケタミン1袋を没収。
 前科なし、判決は鉄板で執行猶予だ。

 

 判決期日をメモって14時28分、私はさっと席を立ち、出口ドアへ。
 同じフロアの別の法廷で14時30分から「傷害」の新件あり。ぎりぎり間に合う。

 ところが、裁判官により足止めを食らった。席に着くよう命令されたのだ。

 

 有名人の被告人にファン等が群がらないよう=裁判所の秩序・風紀を紊乱(びんらん)しないよう、被告人を先に法廷から出し、エレベータに乗って去るの待ち、それから傍聴人を出す…。
 そういうことは普通にある。
 有名人でなくても、事件の被害者の家族や関係者が多く、いっしょに廊下へ出せば被告人を取り囲み…なんてことがちらっとでも想像できる場合、同様にすることがある。

 しょーがない、と私は席に戻った。
 被告人と弁護人が出た。出てから、1分、2分、3分…「傷害」はもう間に合わない!

 

 期日として指定された時刻を過ぎても傍聴人を法廷に拘束できるのか。
 久しぶりにまた損害賠償請求訴訟をやろうか!

 とムカついたがしかし、あとで気づいた、この期日は14時30分までじゃなく14時45分までなのだった。
 うーん、これで訴訟をやっても、ちょっとみっともないかも。

 そして、2分ほどか遅れて行った「傷害」は、なんと被告人が遅刻した。
 小廊下の奥の一般待合室で待っていたんだという。んもぉ、損害もなくなってしまった。

 

 その「傷害」は、秋葉原の路上での事件だった。
 被告人は、何かアンケートを求められ、無視したところ、何かひどい言葉をかけられ、アンケートの男(34歳)の顔面を殴り、互いにつかみ合いになり、被告人は男の髪をつかんで膝蹴り。顔面付近に全治まで約1年を要する重傷を負わせた…。
 論告で検察官がこう述べた。

検察官 「被害者の発言内容がきっかけとなったことは否定できません…」

 そうとうひどいことを言ったらしい。が、具体的な文言は最後までちらっとも出なかった。

 最初は300万円の被害弁償を求められ、間もなく1千万円に引き上げられたという。
 男(被害者)の代理人弁護士が途中で辞めたふうな話が出てきた。
 そもそも何のアンケートだったのか、それも最後までちらっとも出なかった。

 求刑は懲役2年6月。次回判決。

 ←4日27日22時00分現在、週間INが40で2位。

2024年4月24日 (水)

今日のパンティ何色? 今まで彼氏何人いる?

Img_1090  東京地裁で先日、原告が「公明党外」、被告が「株式会社新潮社外」の「損害賠償請求事件」の弁論(証人尋問)を少し傍聴した。 ※外=ほか

 15分ほど遅れて行くと、証人尋問の最中だった。
 証言台のところに黒スーツ(上位の袖は肘下まで)の、スリムで小顔な感じの女性がいて、被告代理人からの質問にハキハキパキパキと答えていた。

 公明党の国会議員から深夜に電話があり…。

証人 「今日のパンティ何色? 今まで彼氏何人いる? いちばんセックスが良かった人の名前を言え。精子を顔にかけたい。自分のを舐めてねと連呼しながら電話を切りました。とてもとても気持ちが悪くて、その夜は眠れませんでした」

 

 「熊野氏を巡るセクハラ報道 公明党、文藝春秋と新潮社を提訴 党幹部「口封じ」は虚偽 損害賠償、謝罪広告求める」と2022年9月11日付けで公明党のwebサイトに。
 「公明、文芸春秋と新潮社を提訴 セクハラ疑惑隠し報道は「名誉毀損」」と、これは2022年9月9日付け毎日新聞。

 事件番号は、令和4年(ワ)第22915号、第32965号だ。これがその「セクハラ」事件の裁判なのだろう。 ※令和4年=2022年

 

 途中、意外な話が出てきた。
 アメリカでは男女が(とは限らないか)交際するにあたり、性病検査のチェックシートを互いに見せ合い、それからセックスをする?
 一般的なことなのか、先進的な人たちに限ってのことなのか。

 

証人 「私は今日とても怖い思いをして…(公明党の)山口代表…も堂々とこうして話してほしい…」

 被告代理人は証人を、氏名の氏で読んだ。途中、氏名の名がちらっと出た。
 私は帰宅後、聴き取れた氏名でネット検索してみた。ノーヒットだった。

 

 有名人、有名団体が当事者の民事訴訟が、東京地裁へはよく出てくる。

 ちらっと司法統計を見てみた。
 民事の通常訴訟の新受は、全国で12万6664件。うち東京地裁は3万7043件。多いねえ。
 大阪は? 大阪は1万3470件。東京のほうが3倍近く多いとは、東京一極集中ぶりがこんなデータにも見えるってことか。

 ←4日24日6時30分現在、週間INが50で2位。

2024年4月21日 (日)

助けてと叫ぶ内妻の頭部に灯油をかけ放火

 東京地裁の刑事法廷へ出てくる「過失運転致傷」「過失運転致死」、そのほとんどは青信号の横断歩道上で起こっている

 交通事故の多くは軽傷事故であり、そういうのはだいたい不起訴で終わる。
 起訴の多くは略式の起訴、罰金刑で終わる。
 正式な起訴(公判請求)をされたものが公判廷へ出てくる。出てくる事件のほとんどは青信号の横断歩道上で、ということだ。

 

240311-2  東京地裁の刑事法廷へ出てくる「傷害」は、何割かは居酒屋や路上で酔っ払っての事件で、何割かは妻や内妻、交際女性に対するDV(domestic violence)だ。

 

 いろんなDV事件を私は傍聴してきた。殺人に至らずいちばんひどいと思えるのは…。

 被告人は身柄(拘置所)、43歳、トラック運転手。
 深夜、カラオケスナックへ行こうと内妻を誘い、断わられて激昂。自己中心的で粗暴な性格が顕れた。
 助けてと叫ぶ内妻を追いかけ、頭部、背部(はいぶ)に灯油をかけ、火を放ち…。
 内妻は全身の皮膚の47%を失い、外耳の一部、鼻の軟骨、唇の一部が失われ、回復不能。現在(犯行から約11カ月後)も歩行できず、耐えがたい痛みに苦しんでいる。

裁判長 「しかるに被告人は治療費さえ支払っておらず…服役前科はない…残虐性…検察官の求刑を超えて主文の刑とするのが相当であると…裁判所は十分に時間をかけて、検討して、この判決しかないと考えました」

 求刑は不明。判決は懲役14年、未決120日算入。
 被告人は、ちょっと首をかしげて立ち、言渡しは終わった。
 傍聴席に、内妻の家族や友人と思しき女性たちがいた。被告人は再び手錠、腰縄を付けられ、そっちには知らん顔で奧のドアへ去った。

 報道によれば、内妻は被告人の暴力が嫌になり、子どもを連れて家を出たが、すぐに見つかり、連れ戻されたという。

 

 そうして今、「離婚後の共同親権・共同監護を実現する民法の一部改正法案 」なるものが国会で可決成立しようとしている。

 いろんな面があるのだろうが、DV男から逃げ、あるいは離婚した妻子に対する、DV男の支配権、偉ぶり権、を勝ち取らせる、その面が見逃せないように、傍聴席からは思える。

 この法案を強く推進する議員は、LGBTQとか選択的夫婦別姓とか大嫌い、教育勅語なんかが大好き、そっち方面の団体の支援を受けてるんじゃないかな。

 

 DV男の罪名は「傷害」ばかりじゃない。「監護者性交等」もある。
 しつけと称する暴力と、娘に対するレイプ(幼い頃から精液を飲ませたり、も含む)とは、DV男の中では両立するのだ。

 

 「名誉毀損」もあった。
 「共同親権」推進、「子ども連れ去り」反対の活動家が、某区議選に立候補してポスター99枚を貼り、DVから逃げた妻子の個人情報をさらし、という事件だった。

 

「悪いのは女だ! 馬鹿な女のせいで苦労をさせられる、自分は被害者だ!」

 というふうに脳内の認知が歪んで固まってしまってもうどうにもならない、そんな印象を受ける。

 


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 ←4日21日12時30分現在、週間INが50で2位。

2024年4月20日 (土)

謎の豪華給食と刑務所飯(めし)

240420  農林水産省のTweet(現X)が話題だ。

 なんだその豪華給食は!
 そんなの見たことない!
 うそにしてもひどすぎる!

 本当の令和の給食はこうだと、貧相きわまる「給食」がたくさん投稿されている。

 刑務所飯(めし)かょ、旨の反応もあった。

 

070603-15  刑務所飯、あ、そういえば、とPC内を探してみた。
 2009年の法務省の「赤れんがまつり」(※)で、刑務所飯が展示されており、私は撮影した。
 ※ 近年はおしゃれに「フェスタin赤れんが」とかいうんだそうだ

 刑務所飯の、朝昼夕食をまとめての画像と、朝、昼、夕それぞれの画像を載せよう。
 ついでに、同様に展示されていた布団等の画像も。
 いずれの画像も、カーソルを当ててクリックすると、大きな画像が出ますぞ。

070603-2

 食器の感じは、貧相な給食と共通だね。

 刑務所の朝食は、多くの方が投稿している「本当の令和の給食」より、劣ると思う。

070603-1
 昼食、夕食については、刑務所飯は、なんつーか、人間に食べさせようと人間がつくった、みたいな感じがある。
 「本当の令和の給食」は、ほれ、食え、と放り投げる感じがある。
 人間扱いしてるかどうか、みたいな。

 

070603-33  刑務所のご飯は、よく見ると胚芽押し麦か何かそんなのが混じっている。
 そのぶん、刑務所飯のポイントは、わたし的にはぐんと高い。

 

230917
 ところで、うそにしてもひどすぎる令和の給食、あれって、誰が載せたのか。

 農林水産省のwebサイトに、もとの画像が載っている。

 「写真提供/(独)日本スポーツ振興センター」とある。提供者を明示するとは、偉いね。

 「(独)」とあるが、ドイツは関係ないだろう。独立行政法人ってことだろう。

 でも、スポーツ振興の独立行政法人が、なんで給食の写真を撮る(つくる)んだ?
 日本スポーツ振興センターのwebサイトを見てみた。
 「目的・沿革」のところにこうあった。文字色と太字は私。

その目的は、「スポーツの振興と児童生徒等の健康の保持増進を図るため、その設置するスポーツ施設の適切かつ効率的な運営、スポーツの振興のために必要な援助、学校の管理下における児童生徒等の災害に関する必要な給付その他スポーツ及び児童生徒等の健康の保持増進に関する調査研究並びに資料の収集及び提供等を行い、もって国民の心身の健全な発達に寄与すること」とされています。

240420_20240420015201
 
 ははあ、農林水産省が日本の給食を誇るにあたり、でも給食は日本スポーツ振興センターの縄張りなので、そっちの画像を使いましたってことかしら。

 

 それにしても、おかしい。日本スポーツ振興センターは、少なからぬ子どもさんが食べきれないような豪華給食の画像を、どうやって撮ったのか。
 存在しない給食をデッチ上げたとすれば、あまりにひどすぎる。

 誰かぶっ飛んだ奴がデッチ上げたとして、日本スポーツ振興センターも農林水産省も、だーれも疑問を持たなかった?
 絶対おかしいでしょ。

 2つの仮説が立てられると思う。

1)本来こういう給食を出すはずだったのに、なんちゃら行政法人とか天下り方面が吸い取ってしまった。

2)自民党本部の地下深くにあるといわれる財界立(りつ)利権大学の附属小学校では、現実にこんな給食が出ている。

 

 謎の豪華給食、ほんとうに謎だ。いろんな謎をちりばめ、日本国は坂道を下る、なんちゃって~💦

 ←4日20日2時10分現在、週間INが40で2位。 

2024年4月19日 (金)

こんなとこに車止めて邪魔だろ!

05102114  東京地裁で「過失運転致死」の第1回公判を傍聴。

 信号無し交差点の手前、左角の駐車場に貨物車が駐車して見通しがなく、左から右へ自転車が出てきて、衝突、自転車の男性(41歳)はヘルメット不装着だったようで頭部を強打、頭蓋内損傷により死亡。

 

 私の、自転車によるお買い物圏内にも、同様に駐車車両で見通しが悪い交差点がある。危ない。
 でも日本では、交差点の見通しをさえぎることに抵抗感はないようだ。運転者に注意義務を課し、事故ったら相場どおりの刑に処する…。

 この国は、交通事故防止を、感情や理念ではめっちゃ言うけれども、現実に具体的に防ぐ気はないんだなあ、そういう国なんだなあ、とは裁判傍聴を続けてきてわかったことである。

 

 

 東京地裁で「過失運転致死」の第1回公判を傍聴。

 信号も横断歩道もない変則6叉路(差路)を右折時、杖をついて横断中の女性(74歳)に気づかず、衝突したことも気づかず、倒れた女性を前後輪で礫過して死亡させた…。
 捜査段階の調書にこうあるという。

調書  「いったん一時停止…5キロぐらいの速度で進行…ががんという車の感覚…ぐにゅんとサスが動くような感覚…最初のががん、ぐにゅんがたぶん前輪で…次のががん、ぐにゅんがたぶん後輪が被害者に乗り上げた…」

 右のサイドミラーに、人が倒れているのが見えて、すぐ停車、かけよって「大丈夫ですか」と声をかけたが反応がなく、119番、110番通報…。
 わーっと人が集まってきて、誰かから「こんなとこに車止めて邪魔だろ!」と、すごいけんまくで言われたそうだ。

 

 交通事故の裁判だけで1150件ぐらいか私は傍聴してきた。
 次のような構図が否応なく見える。

1、人間に「ついうっかり不注意は付きもの」とは、国はもちろん国民も絶対に認めない。
2、ついうっかり不注意などあり得ないことを前提に、歩行者は道路を横断する。
3、どうしても事故は起こる。
4、起こったら運転者を処罰する。厳罰化する。

 

 私でさえ気づくんだから、頭の良い裁判官らは当然にとっくに気づいてるはず。しかし沈黙。そして同じような事故が起こり続ける。なんと申し上げていいのか。

「ついうっかり不注意を今井は容認するのか!」
「被害者のほうが間抜けだと今井は言うのか!」

 との攻撃を浴びそうだ。
 との趣旨を言い続けてもう20年になるか。最近も記事を書かせてもらった

 ←4日19日4時30分現在、週間INが40で2位。

2024年4月17日 (水)

元検察事務官の女性は特殊詐欺の罠に落ち、検察威信の罠に落ち

Dsc_0155  「16歳未満の者に対する面会、不同意性交等、不同意わいせつ、大阪府青少年健全育成条例違反、児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反、新潟県青少年健全育成条例違反、性的姿態等撮影、福井県青少年愛護条例違反」の第2回公判。東京地裁。

 追起訴2件。被害女性は16歳と12歳。16歳のほうの事件の認否で被告人は言ったね。

被告人 「相手との関係なんですが、当時お互い結婚を前提として付き合ってる間柄だったんで」

 その被害女性の調書にこうあるそうだ。

調書  「××君(被告人)、29歳と…実際は43歳と聞いて…薄々気づいてたけど、やっぱり騙された…43歳と聞いていたら、気持ち悪い…付き合わなかった…××君と真剣に付き合っているつもりだった…刑事さんから…(12歳との性交等々)…聞いて、会うたびに体を求めてくる…体を食い物にする女の子たちの(自分も)1人だった…絶対許さない…」

 逮捕時、被告人のキャリーバッグにはセーラー服、性具、ローション、拘束具などが入っていたそうだ。
 「〇〇(女性の下の名)JK1(16)」「12歳」とのフォルダに動画等を多数保存していたそうだ。

 まだまだ追起訴があるという。続行。
 被告人は強姦致傷で懲役16年の服役前科あり。また10年以上の刑務所暮らしを覚悟してか、捨て去って枯れきったような雰囲気だった。

 

 「過失運転致死」、新件。東京地裁。

 被告人は20代前半。見た目、少年のよう。
 自車左前部を63歳女性に衝突させ、車底部に巻き込み、左後輪で礫過(れきか)。
 まったく気づかなかった、それは本当と認められる事情があり、罪名に「道路交通法違反」はない。
 しかし大型貨物でひき逃げと大きく報じられており、“リンチサイト”にまんま転載され。こういうのは、あるあるだ。

 被害女性は「全身への甚大な外力」による「胸腹部損傷」で死亡。直後、「腹部から臓器が飛び出して」いたという。

 

 「詐欺」の控訴審判決。東京高裁。

 被告人は身柄(拘置所)。30代、地味な感じのマジメそうな女性だ。
 以下は2023年12月26日付け毎日新聞、の一部。この事件だ。

「検事の右腕」落ちたわな 「機密書類運搬バイト」実は「受け子」
 「【日当3万円】研修期間あり」――。司法試験を目指して勉強にいそしんでいた元検察事務官はある日、インターネットの掲示板「ジモティー」で、配送スタッフのアルバイト募集を見つけた。軽い気持ちで応募したが、それが「転落」の始まりだったことに、その時は気がつかなかった。

 ジモティーが公開で募集しているし、念のためその探偵業者をネットで調べたところ実在した、なので全く疑うことなく、機密書類を受け取りに行ってたんだという。
 原審は東京地裁、懲役3年(未決算入不明)。控訴審の判決は…。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。当審における未決勾留日数中120日を原判決の刑に算入する」

 少なくとも未必的な認識…未必の故意…おいおい、決めつけがひどすぎでしょ、と思えた。

 しかし、いったん逮捕報道があったからには、不起訴にしたら示しがつかん。
 検察の威信、肥大しきった自己尊大感とでもいうか、そのメンツを揺るがす事件、なんとしても刑務所へぶち込むぞ、となった場合において、裁判所は逆らわない、すべての証拠を有罪方向に解釈する、有罪方向の理屈だけを立てる、というものを私は感じたね。

 特殊詐欺の罠に墜ち、検察威信の罠に落ち…。

 

 なぜ犯行に至ったのかしっかり分析し、再犯しないために今後は具体的に何をどうするか、監督できる人物はいるか、その人物は具体的にどう監督するか、被告人に対して検察官、裁判官は問い詰める、定番だ。
 だがっ! 冤罪が発覚したとき、検察、裁判所は、それらをしない。平然と、しない。
 ゆえに、冤罪という権力犯罪は再犯され続ける。論理則、経験則等に照らし、極めて合理的といわなければならない。

 

 帰り、警視庁へ寄った。恥ずかしい失敗をやらかしてしまった💦

 ←4日17日7時30分現在、週間INが40で2位。

2024年4月15日 (月)

日本の子どもたちの脳はどこまで壊れるか

Screenshot-20240412-at-134604-rkb-1  「高校生のネット利用時間が初の6時間超え 10歳の65%が自分専用のスマホを持つ時代へ」と4月2日付けRKBオンライン。

 思い出すのは、昨年6月24日に当ブログ記事「スマホはどこまで脳を壊すか」で言及した、あの新書である。


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スマホはどこまで脳を壊すか (朝日新書897) [ 榊浩平 ]
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 ブログ記事に私はこう書いた。

 

 スマホに熱中する生徒は成績が落ちる、睡眠時間が削られるからだ、なんて言われるでしょ。
 意外なことが実験から分かったという。

 スマホを全く使用しない生徒群と、使用1時間未満(1日に。以下同)の生徒群とでは、どっちの成績が良いと思う?
 これ、前者かと思いきや、断然後者なんだね。
 後者は自分を律することができるから、の可能性が考えられるという。

 1時間以上スマホを使用すると、全体に成績は下がっていく。

 スマホを3時間以上使用する生徒は、どんだけ眠っても、3時間以上勉強しても、テストの成績が平均に届かない!

 筋肉は鍛えれば強くなる。脳も同じ、使えば良くなる。
 筋肉は、使わなければ衰える。脳も同じ、使わなければ衰える。
 スマホ使用は、次々と刺激を受けているように見えて、じつは脳はあんまり働いてないんだという!

 そういうことが、日本だけじゃなく世界の学者、研究者の各種実験により明らかになりつつあるらしい。

 

 4月1日付けの日経新聞に、「ネットの平均利用時間(平日1日当たり、こども家庭庁調査)」が載っている。2023年度のデータはこうだ。

 小学生(6~9歳)  2時間17分
 小学生(10歳以上) 3時間46分
 中学生       4時間42分
 高校生       6時間14分

 なんだそれーっ、ではある、が、これは止まらないだろうとも思う。
 あらゆる商業活動がスマホにつながり、紐付けられ、一部の偏屈なお年寄り等をのぞけば、スマホなしに生活も人生もないといえるほどにスマホ社会だから。
 その巨大な流れは、自民に政治献金とパー券を、官僚に天下りポストを、ふんだんに与えるだろうから。

 

 思い出すのは、昔のSF小説『緑の石』だ。

 なぜか私は読んだことがある。

 人間社会の電子機器をすべて使用不能にしてしまう、そんな超強力電磁波か何かをどばどば放出する巨大隕石が、どんどん地球に接近してきて、最初は小さな混乱を、そして大混乱を、大々大混乱をもたらし、、、そんな話だったような遠い記憶だ。
 山深くで電子機器なしに暮らす人が活躍するんだっけ、もうすっかり忘れたよぅ。

 ←4日15日3時00分現在、週間INが60で2位。

2024年4月13日 (土)

ニュースサイトの「続ける→」をクリックしたら

Screenshot-20240413-at-095059-ol-4  「声を放つ 当事者の証言 東電OL殺人事件の真犯人はどこに? ネパール人男性は「警察からマークしている4人のリストを見せられた」と証言」と4月12日付け日刊ゲンダイ。

 なにその「4人のリスト」って。「続ける→」をクリック。

 

 すると、あららん、出ましたよ、例の馬鹿な詐欺のあれが。

 どうしよう。何かいじってみよう。
 黒い小画面、その右上の×ボタンをクリック。

 すると、詐欺の画面がモニター全体にどーんと拡がり、アラーム音と警告音声が出て、カーソルが消えた。手も足も出ない。

2404134  しかし私はあわてず騒がず、キーボードのEscキーを押した。 

 すると、なんちゅうか元の詐欺画面に戻った。
 その画面で×ボタンを押すと、日刊ゲンダイの記事ごと消えた。

 

 日刊ゲンダイのその記事を、もう一度開いてみた。

 あれ、「続ける→」のボタンがない。ふうん。
 画面を更新してみた。
 するとっ、出ましたよ、「続ける→」ボタンが。

 確認のため、「続ける→」ボタンをクリック。
 同じように詐欺の画面が出た。よし。

 

2403237  「続ける→」のボタンでそうなったのは、私は日刊ゲンダイのこれが初めてじゃない。
 前は、どこだっけ、やっぱりニュースサイトでそうなった。

 この詐欺は全世界であり、日本だけでも億円の単位の稼ぎになってるんだろうねえ。

 

 1万人か10万人に1人が引っかかれば稼ぎになる。
 それを狙って兆の単位のメールを発信する、罠のボタン等を仕掛ける。
 発信と仕掛けが増えれば、引っかかる者も増える。

 鰯(いわし)の群(むれ)の何%かは捕食される、それと同じなのか。

 いやいや、ネットは犯罪者だらけ、24時間いつでも電話相談サービスのあるセキュリティソフトを入れとかなきゃいけない。
 そうしないのは、猛獣が多く棲むジャングルへ裸でるんるんバカンスに出かけるようなものですよと、あらゆるところで警告し続けるしかない、引っかかる人を5分の1にでも10分の1にでもしていくしかない、しかしそんな警告を熱心にする者はあんまりいない、おおむねそんな感じですか。

 

 突然“何か怖い画面”が出たら、すぐ閉じる、閉じる操作ができないときは、キーボード左上のEscキーを押す、Escキー、今日はこれだけおぼえてってくださいね~。

 ←4日13日11時20分現在、週間INが70で2位。

2024年4月12日 (金)

ガザのがれきから、人々の激しい怒りを養分にして

Screenshot-20240412-at-104039-202447  「イスラエルで抗議デモ広がる」と4月7日付けテレ東BIZ。
 紙の日本経済新聞では4月8日付けで「イスラエル全土でデモ ネタニヤフ首相に内外から批判 ガザ衝突半年、孤立深まる」(ドバイ=岐部秀光氏)と。

 紙の記事は7段組で、こんな部分がある。

 ネタニヤフ氏はユダヤ教超正統派や極右勢力の支持を頼みに強硬路線をひた走る。

 1人でやらかすはずもなく、国民の総意でやらかすはずもない。勇まし好きな偉ぶり罵り男が、同類と、よくいわれる“エコーチェンバー”内で盛り上がってやらかす、そういう面が否定できないんだろうなと私は、いろんな意味で遠く想像する。

 

 記事の終わりのほうにこうもある。

 ハマス壊滅の作戦がたとえ成功したとしても、ガザのがれきから一般住民の激しい怒りを養分にした新たな過激派勢力がうまれるのは確実だ。

 うわお、と思う。記者クラブメディアの記事は、記者の意見を加えてはならず、加えたと疑われることも許されないはず。
 よく書きましたね。よく削りませんでしたね。
 これはもう、「今までずっと太陽は東からのぼってきた。明日も東からのぼるのは確実だ」という類いである、そう判断したってことか。

 ←4日12日12時40分現在、週間INが60で2位。

2024年4月10日 (水)

オーストラリアは強制投票制度って!

240410  日経新聞の、最近の、朝刊だったと記憶する。日付を気にせず、手近にあるのを読んでいるのだ。

 OPINIONのページだったか、選挙に関する4つの記事のうち1つ、「平等もたらす強制投票」という記事。
 ほ~! と思って切り抜いた。

 「豪ラ・トロープ大名誉教授 ジュディス・ブレット氏」(Judith Brett)の、コメントをまとめた記事なのかな、「聞き手はシドニー=今橋瑠璃華」。
 びっくりしたね。
 オーストラリアは「18歳に達したら投票登録を行う義務」があり、投票しなければ「罰金」(20豪ドル=約2000円)が科されるんだという。ひ~。

 罰金は「投票の主な動機づけではない」という。

 投票所ではソーセージやコーヒーが販売され、お祭りのような楽しい雰囲気だ。

 うわお。日本だと、投票所へ向かって盆踊りみたいに提灯がだーっとぶら下がり、たこ焼きや人形焼き、ソース煎餅やリンゴ飴の屋台がならぶんだろうか。
 時代小説に出てくる、だんごなど食わせる茶店、そゆのがあってもいいね。

 

 強制投票制度下では、よく考えずに投票する人が増えるとの懸念もあろう。豪州では投票用紙の候補者選択欄を白紙で出すこともできる。だが興味深いことに、それを選択する人はごくわずかだ。

 そうなんだ~。

 強制投票制度がない国では、社会的立場が良い人ほど投票に行かない傾向がある。そして候補者は弱者を気にかけなくなる。

 日本人として、ぎくっ。

 豪州の場合、移民も市民権を獲得すれば投票義務が生じる。たとえ英語がうまく話せなくても投票を通じて意思表示できる。全ての国民にとって平等な結果が出ることにつながる。

 日本のネトウヨ諸氏が聞いたらひっくり返って悶死しそうなことを、さらっと述べてくれっちゃっちゃってもう!

 

 記者クラブメディアは、基本的には官庁および自民政権の広報担当のくびきから逃れられないが、人にも新聞にもいろんな面がある。
 池波正太郎さんの小説では、凶賊が貧困者のお助け飯屋をやったりもする。
 新聞を頭から馬鹿にしてはいけない、と思う。私のことも、ね、きゃっ💕 ←こっ、こいつ!

 

 こうして私がつれづれなるままに専門外の記事を読めるのは、一重に、テレビを卒業したからだと思う。
 「断捨離(だんしゃり)」といって、思い切っていろいろ捨てちゃうのが良いらしい。
 テレビを断捨離、これである。

 最近、やたら本を買ってる。
 あの『菊と刀』のルース・ベネディクト氏が、『レイシズム』(RACE AND RACISM)を、なんと第二次大戦中に書いてたんだそうだ。知らなかった。読みたくなるでしょぉ、ねぇ。

 ←4日10日22時40分現在、週間INが60で2位。

2024年4月 6日 (土)

下々の県民どもと違って我々は頭脳、知性が高いのだ

Screenshot-20240405-at-102852-6digital  「“逆ギレ”辞意表明の静岡県・川勝知事「6月辞職」の狡猾…敵対自民に「後継」渡さない魂胆」と4月4日付け日刊ゲンダイ。
 こうある。

 1日の新入職員への訓示で飛び出した「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりとかと違って、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち」との発言も辞職の理由に挙げ、「不十分な言葉遣いによって人の心に傷をつけた」と陳謝。ただ、発言が「不適切だとは思っていなかった」との持論を繰り返し、撤回はしなかった。

 

 「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりとかと違って、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち」とはまた、よっくもそんなこと口走ったもんだ。

 でもまあ、こんな考え方の人は、いくらでもいる。
 性犯罪でよく出てくる「認知の歪み」、あれだろうかな、と感じる。

 

 んなことより私が気になるのは、この知事発言を聞いた「新入職員」がどう感じたか、である。
 大きくふたつに分かれるでしょ。

A、あっりゃりゃ、知事さん、とんでもないこと言ったよ。
B、そのとおり。下々の県民どもと違って我々は頭脳、知性が高いのだ、うむ。

 

 どっちの割合がどれぐらい多いのか、私はそこにこそ興味を覚える。知りたい。
 だから私は少数派、マイナー路線、裏街道流れ旅、、、おお、なんか格好いいぞ(笑)。

 

 ←4日6日23時40分現在、週間INが50で2位。

2024年4月 4日 (木)

極悪女子アナブーム到来!?

211113-2_20240405165601  ちょと捜し物をしていて、2004年に書いた「うそぴょんニュース」のネタをパソコン内に発見した。
 誰か編集者に見せようとしたらしい。実際見せたかどうか不明だ。
 ネタは多数ある。以下その一部をちらっと。

 

■交通取締りで領土割譲?■

 小泉首相の三位一体改革の一貫として、駐車取締りの民営化が進んでいる。
 このたび開かれた全国知事会で、北海道は降雪のため冬季の稼ぎが減ることから、九州地方の領土の一部を割譲するよう求めた。
 これに呼応して人口の少ない鳥取県も、東京23区の一部を鳥取領とするよう求めた。
 石原都知事は「駐車違反の取締りをしたいなら、駐車場を減らすなり、交通の安全・円滑の観点から無用な駐車禁止規制を敷くなり、各自治体が自力で努力すべし。わが東京都の領土を侵犯することは許さない。多摩川は領土侵犯者の血で赤く染まるだろう」と反発した。

 

■パチンコキャラ戦争大フィーバー■

 有名芸能人へのギャラは1億円ともいわれるパチキャラ戦争。ついに交通違反台が出た。
 不起訴で小当たり。検察官が不起訴を押しのけて起訴(公判請求)したのち、無罪が出ると15連チャン。

 

■極悪女子アナブーム到来!?■

 「官庁発表垂れ流しの腰抜けマスコミの徒花」といわれてきた女子アナブームだが、ついに、良家の高学歴お嬢さん女子アナではなく、母親は薬物中毒、早くに別れた父親は刑務所で不審死、自らも少女時代から前歴・前科多数の女子アナが登場した。
 新潟県の官製談合のニュースを読んで「ざけんなよ!!」と一喝、スタジオ内が凍り付いたという。
 脱いだ諸肌に鮮やかな緋牡丹の入れ墨があり、女子アナオタクらは絶句したのち歓喜。さっそく秋葉原でフィギュアが発売された。極悪女子アナブーム到来か。

 

■最新刊情報■

 『天下りの危機管理術』(ぎょうせい 総務省行政管理局編)
  マスコミに叩かれずに効率よく渡り鳥で報酬・退職金を稼ぐには。成功秘話多数。

 『現場警察官 実績で絶対負けない本』(警察時報社)
  成績主義、点数主義の組織で、働かずに実績を伸ばす方法を伝授。

 『日本官僚 考えない力 押し通す力』(ダイヤモンド社)
  考えてはダメ。考えさせてもダメ。根回しで押し通せ。のらりくらりで押し通せ。

 『違反のバカ』(草思社)
  ベストセラーを狙いたい今井亮一が「バカの壁」と「イワンの馬鹿」を掛けた。ばかである。

 ほんとばかですねえ(笑)。

 ←4日4日23時30分現在、週間INが50で2位。

2024年4月 2日 (火)

腕時計盗、9944万6千円も1700万円も同じ懲役6年6月って

Screenshot-20240402-at-053506-1700-66  「「闇バイト」募集 貴金属店で1700万円相当窃盗の罪 男に懲役6年6カ月の判決 釧路地裁帯広支部」と3月25日付け北海道テレビ放送(HTB)。
 こうだ。

去年、SNS上で「高額バイト」などとうたったいわゆる闇バイトを募集し、少年らと札幌の貴金属店で窃盗をした主犯格の男に、懲役6年6カ月の判決が言い渡されました。

旭川市の建設業・高橋一風被告(28)は去年2月、少年3人と共謀して札幌市の貴金属店に侵入し、およそ1700万円分の腕時計を盗むなどの罪に問われています。これまでの捜査で、高橋被告はSNSで集めた少年たちを実行役にして指示する立場だったことが分かっています。

25日の判決公判で、釧路地裁帯広支部は「闇バイトの動員までして自動車を盗み犯行に及んでいて、組織的で計画的である上、札幌市内の中心部でなされた大胆なもので悪質」「被害額は相当高額で結果は重大」などとして、懲役6年6カ月の判決を言い渡しました。

 これを一般の視聴者はどう聞くのだろう。
 傍聴マニアな私からすれば、疑問だらけだ。

 

 「窃盗をした」「侵入し」「盗むなどの罪」とある。
 罪名は「窃盗、建造物侵入」か「建造物侵入、窃盗」と思われる。
 腕時計を試着するなり店を飛び出して逃走、か。ずばりそういうのも私は傍聴したことがある。

 「およそ1700万円分」とは、腕時計が複数であることを意味するのだろう。
 試着盗だとして、少年らに合計約1700万円もの腕時計を同時に試着させるって、あるんだろうか。
 「強盗」じゃないのか。けど上掲報道には「強盗」を臭わせるものは何らない。

 犯行場所は「札幌市内の中心部」だという。なぜ札幌地裁ではなく「釧路地裁帯広支部」なのか。
 帯広での犯行で帯広警察署により逮捕され、札幌の事件も発覚したってことか。

 量刑において、被害金額とともに重要なのは前科だ。
 被害額が約1700万円で懲役6年6月(ろくげつ)は重い。同種前科とかあったんじゃないか。
 いやいや帯広の犯行のほうがじつは被害金額が大きく、そこはなぜか報じてないとか?

 疑問だらけだ。

 

 私は東京地裁で、上野の貴金属店での「建造物侵入、強盗」の判決を傍聴したことがある。

 被告人は身柄(拘置所)、スリムで格好いい若者だった。身のこなしがちょっとヤンキー風、ヤクザ風だ。
 被告人は指示役。実行犯は2人で、うち1人を被告人が誘ったという。
 トビ(鳶)の仕事を紹介したつもりが、じつは強盗の実行役とわかり、その者に伝えたが、その者は「金になるならやりたい」と言ってやったのだという。

 2人が貴金属店に入り、客に包丁を突きつけて「しゃべるな、動くな」と脅し、従業員にショーケースを開けろと言い、結局レンチで叩き割った…。
 奪った腕時計は45点、総額9944万6千円相当!
 すべて運搬役(氏名不詳者)に渡したのだろう、被害弁償は一切なし。

 前科なしで、判決は懲役6年6月、未決120日算入。

 

 前科なしで9944万6千円で、懲役6年6月。
 北海道の上掲の事件は、約1700万円で、懲役6年6月。
 おかしくない?

 とはしかし、上掲報道を見て思う人はいないよね普通。
 裁判傍聴マニアは、なんというか、存在する意義はあるんじゃないか、うまく言えませんけど。

 

 ちなみに、高額腕時計は海外で捌くルートがあるのだと、ルフィがらみの事件で出てきたょ。

 ←4日2日6時10分現在、週間INが70で2位。

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