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2024年5月14日 (火)

言論の自由か、選挙妨害か、その線引きは

Screenshot-20240513-at-200023-15-tokyo-w  「「つばさの党」事務所などを家宅捜索 衆院東京15区補選で選挙妨害疑い」と5月13日付け東京新聞。画像はそこからのスクリーンショットだ。


「つばさの党の選挙活動の弾圧だ! 言論の自由の侵害だ!」
「自民の裏金候補者に対するヤジで逮捕されるようになるぞ!」

 そんな主張でネットは盛り上がりそうだ。
 いちおう、公職選挙法を見ておこう。以下はその第225条だ。

 

(選挙の自由妨害罪)
第二百二十五条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者若しくは当選人又はその関係のある社寺、学校、会社、組合、市町村等に対する用水、小作、債権、寄附その他特殊の利害関係を利用して選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人を威迫したとき。

 

 上掲報道に「黒川氏や根本氏らは補選の期間中、他陣営の街頭演説の会場で、演説が聞こえなくなるほどの大音量で批判や主張を繰り返したほか、別の陣営の街宣車を車で追いかけ回して交通を妨げた疑いが」とある。
 その部分は第2号(漢数字の2)の違反に当たりそう。

 法の解釈については、「逐条解説公職選挙法」とか「執務資料公職選挙法解説」とか「公職選挙法取締り実務の手引き」とか、そういうのがさまざまあると思われ。

 

 さあ、それでだ、選挙妨害か、言論の自由か、検挙・処罰をするかしないか、ぴたりの線引きは難しい。
 ぴたりの線引きができないことは、世の中にいくらでもある。
 そういう場合、ふたつのやり方がある。

1、選挙妨害は絶対に許さない。ぎりぎり言論の自由の範囲かと思えても、検挙・処罰してしまえ。
2、言論の自由は大事だ。自由を踏み越えて選挙妨害に少し入ってるかな、という程度は見逃そう。

 2番が適当と、これは私が言うまでもなかろう。

 そこにおいて、「つばさの党」の被疑者らは、少し踏み越えたどころか完全に犯罪の領域へイッちゃってるんで、さすがにもう、ということかと私は思う、今回のことは。

 ただし、である。自民政権は、これを足がかりに、裏金候補者に対する市民のヤジを弾圧する、そっちへ向かいたがることが十分に予想される。
 よくよく警戒しなければならない。

 

 何事も、あっちとこっち、ぴたりの線引きを求めるのは馬鹿だ。
 あっちとこっちの中間、それが人間であり、人生なのだ。
 中間には、いろんな色合いがある。「中間スペクトラム」である。

 それでは歌っていただきましょう、ピーターさん、「夜と朝のあいだに」。

 17歳のピーターさん、こりゃすごい、一世を風靡するわけだわ!

 ←5日14日3時40分現在、週間INが70で2位。

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