1人あたりの年間砂糖消費量! 環境破壊と健康破壊は同根
紙の新聞だと、いろんなことをつい読んでしまう。そこが良さだよね。
日本経済新聞、5月6日付けの「砂糖消費にみる景気回復 土産・飲食店の需要上向く」中に、こんな部分を見つけた。
日本の砂糖供給量は年間176万トンで100万トンは輸入です。1人あたり消費量は年間15キログラムで欧米の33キログラムの半分以下、世界平均の25キログラムに比べても少ないのです。
年間15kgって、私の計算に間違いがなければ、1日約41gだぞぃ!
私は料理にほぼ全く砂糖を使わない。最後に使ったのはいつか、今ちょと思い出せない。
いや、でも、黒糖のかりんとうはときどき食べる。旨いのだよ。粒あんの大福餅も好きだ。ヤキトリのたれには砂糖が入ってるはず。
そんなふうに、じつはけっこう砂糖を摂取してる、けど、1日41gには遠く届かないんじゃないか。
記事はこう続く。
一方、菓子や飲料の需要が増える中国は11キログラム、インドは20キログラムで伸びる余地は大きくあります。
毒々しく甘いドーナツや炭酸飲料等々を大量生産、大量販売する余地が、まだまだあるわけだ。
みんな太って、糖尿病や各種成人病が増える?
それはダイエット市場、医療市場の需要を生むわけで、資本家にとってはぜんぜん悪いことじゃない。
環境破壊、そして健康破壊、まったく同じ構造か!
資本論についてこんなことが書かれている。
いつかは雷が落ちるにちがいないということは、だれでも知っているのであるが、しかし、だれもが望んでいるのは、自分が黄金の雨を受けとめて安全な所に運んでから雷が隣人の頭に落ちるということである。われ亡きあとに洪水はきたれ! これがすべての資本家、すべての資本家国家の標語なのである。だから、資本は、労働者の健康や寿命には、社会によって顧慮を強制されないかぎり、顧慮を払わないのである。
今年の夏はメッチャ暑くなるんだとか? 「観測史上初」という語はもう意味をなさなくなるだろう。
« 言論の自由か、選挙妨害か、その線引きは | トップページ | 日本は末期がんの緩和ケアに超冷淡、苦しんで死ね? »
「報道にコメント」カテゴリの記事
- 韓国の「高身長神話」!(2024.11.07)
- 依願退官12人って!(2024.11.03)
- 昼間の訪問者は皆トクリュウがらみか(2024.10.18)
- 嘘の情報を垂れ流す工場を止める必要がある(2024.10.14)
- 東京都の残骨灰、私企業が…?(2024.10.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント